毎月分配型投資信託の国際債券型について、リターンを比較してみました。調査の対象は214本で、決算期間は2007年6月末から2008年6月末までを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)年間リターンが最も高いファンドは、大和住銀投信「ユーロ短期債ファンド」
ファンドの特徴では、ヨーロッパを投資対象にしたタイプが上位に多い
2)6ヶ月リターンが最も高いファンドは、三菱UFJ投信「豪ドル毎月分配型ファンド」
ファンドの特徴では、オーストラリアの債券を投資対象にしたタイプが上位に多い
3)3ヶ月リターンが最も高いファンドは、みずほ投信「新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)」
ファンドの特徴では、オーストラリアの債券を投資対象にしたタイプが上位に多い
4)1ヶ月リターンが最も高いファンドは、野村アセット「野村新世界高金利通貨投信」
ファンドの特徴では、ヨーロッパを投資対象にしたタイプが上位に多い
1.年間リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 年間リターン | 年間分配金 | 6月分配金 | ボーナス分配等 |
| 1 | 大和住銀投信 | ユーロ短期債ファンド | 4.7 | 360 | 30 | なし |
| 2 | 大和投資信託 | ダイワ・ヨーロッパ債券ファンド | 4.1 | 420 | 35 | なし |
| 3 | シュローダー投信 | シュローダー月果美人 | 4.0 | 300 | 25 | なし |
| 4 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロボンドファンド(夢満債 ユーロコース) | 3.9 | 556 | 47 | 毎期変動 |
| 4 | ピクテ投信 | ピクテ・ユーロ最高格付国債インカムファンド(ユーロ・セレクト・インカム) | 3.9 | 540 | 45 | なし |
| 4 | ピクテ投信 | ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(ユーロ・セレクト) | 3.9 | 264 | 22 | なし |
| 5 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ債券オープン | 3.8 | 564 | 47 | なし |
| 6 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ国債インカム オープン(ユーロ物語) | 3.7 | 603 | 48 | 毎期変動 |
| 7 | 大和投資信託 | ダイワ高格付ユーロ債オープン | 3.6 | 600 | 50 | なし |
| 7 | 住信アセット | 住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星) | 3.6 | 506 | 38 | 3月、9月 |
年間リターンが最も高いファンドは、大和住銀投信「ユーロ短期債ファンド」です。
ファンドの特徴をみると、ヨーロッパを投資対象にしたタイプが最も多く、10本中9本を占めます。
非ヨーロッパ系のファンドは「シュローダー月果美人」だけであり、投資対象は新興国債券72%、米国債券25%です(本年7月10日現在)。
年間リターンが高いファンドは分配金が多い方ではないです。国際債券型での年間分配金順位でみると、最も高い順位にあるのは「三菱UFJ ユーロ国債インカム オープン(ユーロ物語)」で、37位です。
表にしていませんが、年間リターンが最も低いファンドは、以下の2本です(年間リターンは共に-23.0)。
・AIGインベストメンツ「AIG米国優先証券ファンド(ピュアリゾート) 為替ヘッジなし」
・AIGインベストメンツ「AIG米国優先証券オープン(マイリゾート) Bコース(為替ヘッジなし)」
年間リターンが低いファンドの特徴をみると、高利回り債(ハイイールド。社債等)を投資対象にしたタイプが最も多いです(下位の10本中9本が該当。残り1本もハイイールドを含む)。
2.6ヶ月リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 6ヶ月リターン | 年間分配金 | 6月分配金 | ボーナス分配等 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | 豪ドル毎月分配型ファンド | 5.2 | 650 | 60 | 毎期変動 |
| 2 | UBS | オーストラリア債券オープン | 5.1 | 600 | 50 | なし |
| 3 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム オープン(夢実月) | 4.9 | 736 | 62 | 毎期変動 |
| 4 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 4.8 | 1100 | 100 | なし |
| 4 | 野村アセット | 野村新世界高金利通貨投信 | 4.8 | 330 | 55 | 3月、9月 |
| 5 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ オーストラリアボンドファンド(夢満債)豪ドルコース | 4.6 | 757 | 64 | 毎期変動 |
| 6 | 大和投資信託 | ダイワ高格付豪ドル債オープン | 4.5 | 600 | 50 | なし |
| 7 | レッグメイソン | LM・オーストラリア毎月分配ファンド | 4.3 | 707 | 60 | 毎期変動 |
| 7 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 4.3 | 671 | 58 | 毎期変動 |
| 7 | みずほ投信 | MHAM豪ドル債券ファンド | 4.3 | 600 | 50 | 5月、11月 |
| 7 | みずほ投信 | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 4.3 | 600 | 50 | 5月、11月 |
※野村新世界高金利通貨投信の年間分配金は6期分(設定日の関係)
6ヶ月リターンが最も高いファンドは、三菱UFJ投信「豪ドル毎月分配型ファンド」です。
ファンドの特徴をみると、オーストラリアの債券を投資対象にしたタイプが最も多く、11本中10本を占めます。
非オーストラリア系のファンドは「野村新世界高金利通貨投信」だけであり、金利の高い通貨建て債券に分散投資をしています(通貨は10通貨に分散)。このファンドは純資産が多く集まりすぎたため(約4800億円)、本年6月27日以降、申込を一時停止しています(
参考:運用会社の告知)
6ヶ月リターンが高いファンドは分配金が多い方ではないです。国際債券型での年間分配金順位でみると、最も高い順位にあるのは「短期豪ドル債オープン」で2位です。これ以外で高い順位にあるのは、「三菱UFJ オーストラリアボンドファンド(夢満債) 豪ドルコース」で19位です。
表にしていませんが、6ヶ月リターンが最も低いファンドは、PCAアセット「PCAアジア・ソブリン・オープン」であり、6ヶ月リターンは-10.9です。
6ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、米国の社債を投資対象に含むタイプが最も多いです(下位10本中8本が該当)。
3.3ヶ月リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 3ヶ月リターン | 年間分配金 | 6月分配金 | ボーナス分配等 |
| 1 | みずほ投信 | 新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) | 14.3 | 100 | 100 | 6月、12月 |
| 2 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 13.2 | 1100 | 100 | なし |
| 3 | 三菱UFJ投信 | 豪ドル毎月分配型ファンド | 12.6 | 650 | 60 | 毎期変動 |
| 4 | レッグメイソン | LM・オーストラリア毎月分配ファンド | 12.1 | 707 | 60 | 毎期変動 |
| 5 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 12.0 | 671 | 58 | 毎期変動 |
| 5 | 日興アセット | 日興 豪州 インカム・オープン | 12.0 | 480 | 40 | なし |
| 6 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム オープン(夢実月) | 11.9 | 736 | 62 | 毎期変動 |
| 6 | 野村アセット | オーストラリア債券ファンド(毎コアラ) | 11.9 | 617 | 53 | 毎期変動 |
| 6 | みずほ投信 | MHAM豪ドル債券ファンド | 11.9 | 600 | 50 | 5月、11月 |
| 6 | みずほ投信 | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 11.9 | 600 | 50 | 5月、11月 |
※新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)の年間分配金は1期分(設定日の関係)
3ヶ月リターンの数値が他のリターンよりも高いのは、比較した時期が本年3月での相場急落時の直後のためです。
3ヶ月リターンが最も高いファンドは、みずほ投信「新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)」です。
ファンドの特徴をみると、オーストラリアの債券を投資対象にしたタイプが上位に多く、10本中9本を占めます。
非オーストラリア系のファンドは「新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)」だけです。
3ヶ月リターンが高いファンドは分配金が多い方ではないです。国際債券型での年間分配金順位でみると、最も高い順位にあるのは「短期豪ドル債オープン」で2位です。これ以外で高い順位にあるのは、「三菱UFJ 豪ドル債券インカム オープン(夢実月)」で21位です。
表にしていませんが、3ヶ月リターンが最も低いファンドは、AIGインベストメンツ「AIG米国優先証券ファンド(ラストリゾート)為替ヘッジあり」、であり、3ヶ月リターンは-6.5です。
3ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、為替ヘッジ対応タイプが多いです(下位10本中8本が該当)。債券の格付けは比較的低いタイプが多いです(新興国対象4本)。
4.1ヶ月リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 1ヶ月リターン | 年間分配金 | 6月分配金 | ボーナス分配等 |
| 1 | 野村アセット | 野村新世界高金利通貨投信 | 2.8 | 330 | 55 | 3月、9月 |
| 2 | 大和住銀投信 | ユーロ短期債ファンド | 2.7 | 360 | 30 | なし |
| 3 | レッグメイソン | LM・ユーロ毎月分配ファンド | 2.6 | 587 | 51 | 毎期変動 |
| 4 | 中央三井アセット | 物価連動債組入世界債券ファンド(花かご) | 2.5 | 300 | 25 | (2月、8月) |
| 5 | 野村アセット | 野村世界高金利通貨投信 | 2.4 | 545 | 65 | 3月、9月 |
| 6 | ピクテ投信 | ピクテ・ユーロ最高格付国債インカムファンド(ユーロ・セレクト・インカム) | 2.2 | 540 | 45 | なし |
| 6 | ピクテ投信 | ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(ユーロ・セレクト) | 2.2 | 264 | 22 | なし |
| 7 | UBS | オーストラリア債券オープン | 2.1 | 600 | 50 | なし |
| 7 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロボンドファンド(夢満債 ユーロコース) | 2.1 | 556 | 47 | 毎期変動 |
| 8 | 三菱UFJ投信 | 豪ドル毎月分配型ファンド | 2.0 | 650 | 60 | 毎期変動 |
| 8 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ債券オープン | 2.0 | 564 | 47 | なし |
※野村新世界高金利通貨投信の年間分配金は6期分(設定日の関係)
※野村世界高金利通貨投信の年間分配金は9期分(設定日の関係)
1ヶ月リターンが最も高いファンドは、野村アセット「野村新世界高金利通貨投信」です。
ファンドの特徴をみると、ヨーロッパを投資対象にしたタイプが上位に多く、11本中6本を占めます。
1ヶ月リターンが高いファンドは分配金が多い方ではないです。国際債券型での年間分配金順位でみると、最も高い順位にあるのは「豪ドル毎月分配型ファンド」で28位です。
表にしていませんが、1ヶ月リターンが最も低いファンドは、AIGインベストメンツ「AIG米国優先証券ファンド(ラストリゾート)為替ヘッジあり」、であり、1ヶ月リターンは-7.6です。
1ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、為替ヘッジ対応タイプが多いです(下位10本中8本が該当)。債券の格付けは比較的低いタイプが多いです(米国優先証券4本、ハイイールド6本)。
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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2008/07/17(木) 06:23:00|
- 国際債券型分配金ランキング
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毎月分配型投資信託での国際債券型ファンドの分配金(年間、半期)を調べました。
調査の対象は214本で、決算期間は2007年7月から2008年6月までを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)年間分配金が最も多いファンドは、ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)(前回5位)
2)前回調査結果との違い
・年間分配金の増加8本(短期豪ドル債オープンなど)
ボーナス分配ではなく通常時の分配金が微増した程度が大半
・年間分配金の減少5本(ボーナス分配を実施しなかったファンド4本)
JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンドが最も減少(800円減)
・6月にボーナス分配を実施しなかった、もしくはボーナス分配を減額したファンドがランク外へ
・上位には、ボーナス分配ではない通常時の分配金が多いファンドが大半を占める(ベスト3は全て該当)
3)国際株式型等の他のタイプと比較して、年間分配金は3番目に高い水準(前回調査では4番目の水準)
4)半期分配金が最も多いファンドは、短期豪ドル債オープン(前回2位)
5)半期分配金ランキングで、年間ランキングに比べ順位が上がったファンドは、ボーナス分配ではない通常時の分配金が多いファンド。特に順位が下がったファンドは、エマージング・カレンシー・債券ファンド(ボーナス分配減額の影響)
6)年間ランキングにあって半期ランキングにないファンドは、半期内にボーナス分配を実施しなかったファンド
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「順位の背景色が黄色の所」は、前回ランク外のファンドでの順位(前回調査での最下位は17位)
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※「前回差」は、前回調査結果との年間分配金の差額
※ボ分配金は、ボーナス分配金
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 6月分配金 |
| 1 | 5 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | なし | 1140 | -20 | なし | 80 |
| 2 | 6 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | なし | 1100 | 20 | なし | 100 |
| 3 | 8 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | なし | 1020 | 30 | なし | 95 |
| 4 | 3 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 6月、12月 | 960 | -380 | 360 | 120 |
| 4 | 10 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 4 | 10 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 4 | 10 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 4 | 11 | ニッセイアセット | ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) | なし | 960 | 10 | なし | 80 |
| 5 | 13 | AIGインベストメンツ | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | なし | 915 | 0 | なし | 90 |
| 6 | 15 | 安田投信 | パン・パシフィック外国債券オープン | なし | 910 | 20 | なし | 80 |
| 6 | 9 | 三井住友アセット | 世界高金利債券ファンド(債券万博) | 6月、12月 | 910 | -70 | 140 | 70 |
| 7 | 14 | 大和投資信託 | ダイワ外債ソブリン・ファンド | なし | 900 | 5 | なし | 75 |
| 7 | 14 | 大和投資信託 | ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(杏の実) | なし | 900 | 5 | なし | 75 |
| 8 | 16 | 大和投資信託 | りそな ハイグレード・ソブリン・ファンド | なし | 885 | 5 | なし | 75 |
| 9 | 23 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 2、5、8、11月 | 875 | 85 | 0 | 85 |
| 10 | 18 | 安田投信 | 通貨分散外国債券ファンド(十二航路) | 3月、9月 | 844 | 0 | 437 | 37 |
| 11 | 1 | JPモルガン | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 3、6、9、12月 | 840 | -800 | 0 | 70 |
| 11 | 12 | ゴールドマンサックス | GS新成長国債券ファンド(花ボンド) | (3、6、9、12月) | 840 | -100 | 0 | 70 |
| 11 | 19 | 大和住銀投信 | エマージング債券ファンド | なし | 840 | 0 | なし | 70 |
| 12 | 20 | CAアセット | CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) | なし | 816 | 0 | なし | 68 |
1.概況
国際債券型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)です(前回5位)。ボーナス分配はないですが、高めの定額の分配金を出しています(本年3月まで9期は100円。本年4月から3期は80円)。
次に年間分配金が多いファンドは、短期豪ドル債オープンです(前回6位)。このファンドも、ボーナス分配はないですが、高めの定額の分配金を出しています(昨年7月80円、昨年8月から8期は90円。本年4月から3期は100円)。
なお、上記2本が上位になったのは、前回調査でベスト4のファンドが、6月にボーナス分配がなかった、もしくは減額によって順位が下降したため、順位が繰上がったことによります。
ベスト4は、
毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても分配金が多いファンドです。
<前回調査結果との違い>
●年間分配金が増加したファンド(8本)
8本中7本は、ボーナス分配による増額ではなく、通常の分配金が微増した程度です。
シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)は、今回の決算が通算11回目にあたり、6月分の分配金が年間分配金に加算されました。
●年間分配金が減少したファンド(5本)
5本中4本が、6月にボーナス分配を実施しなかったファンドです。
特に、JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンドは、最も年間分配金が減少しました(800円減)。
●前回ランクインしたが、今回ランク外になったファンド(4本)
6月にボーナス分配を実施しなかった、もしくはボーナス分配を減額したことが影響しました(以下、前回の年間分配金順位にそって列挙)。
・通貨分散ボンドオープン(いろどり)
前回2位(今回65位)
前回1607円(今回年間分配金444円)
年間1163円減少(6月の分配金37円。昨年6月1200円)
※ボーナス分配は年1回(過去1年間でのボーナス分配なし)
・ルーミス米国ハイイールドファンド
前回4位(今回22位)
前回1320円(今回年間分配金720円)
年間600円減少(6月の分配金60円。昨年6月660円)
※ボーナス分配は年2回(過去1年間でのボーナス分配なし)
・DIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー)
前回7位(今回66位)
前回1020円(今回年間分配金420円)
年間600円減少(6月の分配金35円。昨年6月635円)
※ボーナス分配は年2回(過去1年間でのボーナス分配なし)
・シュローダー・アジア公社債ファンド(アジアン円舞曲)
前回17位(今回18位)
前回860円(今回年間分配金760円)
年間100円減少(6月の分配金100円。昨年6月200円)
※ボーナス分配は年1回(昨年に比べボーナス分配は半減)
●今回からランクインしたファンド
前述のランク外になったファンドがあったため、前回調査で次点の順位にあったファンドの順位が繰り上がりました。
特に、通常時の分配金が多め(85円)の「シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)」は、順位が最も上がりました。
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、上位の方は、ボーナス分配ではない通常時の分配金が多いファンドが多いです(ベスト3は全てこのタイプ)。軟調な投資環境の中、ボーナス分配を行うタイプのファンドは、ボーナス分配を実施しない、もしくは減額をした影響によります。
ベスト3のファンドの投資対象地域は先進国であり、上位の大半(ベスト6の11本中8本)は先進国を投資対象にしています。
3.他のタイプと比較した場合
毎月分配型投資信託の他のタイプのベスト10と、年間分配金を比較した場合、国際債券型は3番目の水準になります。
上位の分配金の平均は、前回調査よりも減少しました(約16%減)。
国際債券型は、前回調査では4番目に高い水準でしたが、バランス型の分配金の方が、さらに減少したため(約17%減)、今回順位が上がりました。
※ベスト10は上位10本が目安。同じ順位になるファンドがある場合は、10位より前までが対象。
※以下、ベスト10の平均値が多い順に列挙
国際株式型 1770円〜680円(前回1930円〜1420円)
ベスト10の平均値:1190円(前回1671円)
国際REIT型 1650円〜840円(前回1680円〜1000円)
ベスト10の平均値:1054円(前回1172円)
国際債券型 1140円〜910円(前回1640円〜960円)
ベスト10の平均値:981円(前回1168.1円)
バランス型 2030円〜720円(前回2030円〜900円)
ベスト10の平均値:965円(前回1168.4円)
年間でなく月間(6月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「
毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年6月分)」を参照ください。
4.半期分配金
最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年1月〜6月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。
※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位、「外」はランク外を示す
※「前回差」は、前回調査結果との半期分配金の差額
※ボ分配金は、ボーナス分配金
| 順位 | 順/年 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 6月分配金 |
| 1 | 2 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | なし | 570 | 10 | なし | 100 |
| 1 | 3 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | なし | 570 | 0 | なし | 95 |
| 2 | 1 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | なし | 540 | -20 | なし | 80 |
| 3 | 9 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 2、5、8、11月 | 510 | 0 | 0 | 85 |
| 4 | 外 | 岡三アセット | 新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス) | 1、4、7、10月 | 500 | 0 | 100 | 80 |
| 5 | 4 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 5 | 4 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 5 | 4 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 5 | 4 | ニッセイアセット | ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 5 | 6 | 安田投信 | パン・パシフィック外国債券オープン | なし | 480 | 10 | なし | 80 |
| 6 | 5 | AIGインベストメンツ | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | なし | 460 | 15 | なし | 90 |
| 7 | 7 | 大和投資信託 | ダイワ外債ソブリン・ファンド | なし | 450 | 0 | なし | 75 |
| 7 | 7 | 大和投資信託 | ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(杏の実) | なし | 450 | 0 | なし | 75 |
| 7 | 8 | 大和投資信託 | りそな ハイグレード・ソブリン・ファンド | なし | 450 | 0 | なし | 75 |
| 8 | 4 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 6月、12月 | 420 | -120 | 120 | 120 |
| 8 | 6 | 三井住友アセット | 世界高金利債券ファンド(債券万博) | 6月、12月 | 420 | -70 | 0 | 70 |
| 8 | 11 | JPモルガン | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 3、6、9、12月 | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 8 | 11 | ゴールドマンサックス | GS新成長国債券ファンド(花ボンド) | (3、6、9、12月) | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 8 | 11 | 大和住銀投信 | エマージング債券ファンド | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 9 | 12 | CAアセット | CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) | なし | 408 | 0 | なし | 68 |
<年間分配金ランキングとの違い>
1)順位の特徴
年間ランキングにも含まれたファンドのうち、年間順位よりも半期順位が上昇したファンドで、3位以上のファンドでは、6月分配金が多いファンドが多いです。即ち、通常時の分配金が多いファンドが、年間順位よりも上位になっています。
年間1位のワールドプライムの6月の分配金は80円であり、3位のファンドの分配金(85円)よりも少ないです。
年間順位に比べ、半期順位が特に下がったファンドは、「エマージング債券ファンド」です(年間4位:半期8位)。半期内に実施したボーナス分配が半減となったことが影響しました(昨年12月240円。本年6月120円)。
2)年間順位にあって半期順位にないファンド
半期内でボーナス分配がなく、半期分配金が減少したためです。
・通貨分散外国債券ファンド(十二航路)
年間10位(半期51位 半期分配金222円)
※ボーナス分配は年2回(本年3月のボーナス分配なし)
3)年間順位になく半期順位にあるファンド
半期内でボーナス分配を実施し、かつ通常時の分配金も多い(80円)ためです。
・新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス)
半期4位(年間42位 年間580円。決算回数は通算7期)
※ボーナス分配は年4回(本年1月100円。4月はボーナス分配なし)
4)前回半期順位でランクインしたが、今回ランク外になったファンド
60円に減配した決算期が1期増え、半期分配金が減少したためです。
・フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオA(為替ヘッジなし)
前回11位410円(今回10位400円)
6月分配金60円(昨年12月70円。10円減)
本年4月まで70円、5月から60円
5)前回半期順位でランク外だが、今回ランクインしたファンド
上記のファンドの分配金減少により、順位が繰り上がりました(前回は次点の順位)。
・CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム)
今回9位(前回12位)
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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2008/07/16(水) 07:00:00|
- 国際債券型分配金ランキング
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