<調査結果の要約>
1)年間リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」(前回も1位)。
ファンドの特徴では、上位は商品型が多い。次に資源株系のファンドが上位
2)6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」(前回も1位)
ファンドの特徴では、上位は商品型が多い。次に環境株系のファンドが上位
3)3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「コモディティ・セレクション(食糧)」。
ファンドの特徴では、上位は商品型が多い。次に環境株系のファンドが上位
4)1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ 地球環境ビジネス株ファンド(フューチャー・ビジョン)」
ベスト2は環境株系ファンド。「グローバル・コモディティ・オープン」は下から2番目 。下位3本は全て資源株系ファンド
1.年間リターン
1)年間リターンの状況
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 年間リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 12 | 33.0 | 1640 | 20 |
| 2 | AIGインベストメンツ | AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) | 商品 | 12 | 10.6 | 360 | 30 |
| 3 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJワールド資源株オープン(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | 4.6 | 2700 | 0 |
| 4 | 新光投信 | 地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II) | 国際株式 | 4 | -8.1 | 0 | 0 |
| 5 | ドイチェアセット | DWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト) | 国際株式 | 4 | -9.0 | 100 | 0 |
| 6 | 大和投資信託 | 地球環境株ファンド(環境くん) | 国際株式 | 4 | -15.6 | 0 | 0 |
今回対象にしたファンドは、過去1年以内に設定されたファンドが多いため、年間リターンが算出できるのは6本です。
年間リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(前回も1位)。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
商品市況の軟化(特に原油相場)により、商品系のリターンが前回調査結果よりやや低くなっています(1位は1.7ポイント減、2位は0.8ポイント減)。
商品系ファンド間で年間リターンの差が大きいのは、投資対象のうち、原油を含むエネルギーの割合が大きく異なることが影響していると思われます。
<エネルギーの割合>
・グローバル・コモディティ・オープン 76.2%(08年8月29日時点)
・AIGコモディティファンド 34.9%(08年9月10日時点)
商品系のファンドでAIGの商品指数に連動したファンドは、AIGショックの影響で、現在、ファンドの購入・解約が停止されています。概況は以下のページを参照ください(一時的に停止していた基準価額の公表は、再開しています)。
・ロイターの記事
・モーニングスターの記事
・グローバル・コモディティ・オープンでの告知
・AIGコモディティファンドでの告知
★追記★
ファンドの購入・解約が停止されていた「AIGの商品指数に連動したファンド」は、9月26日くらいから、購入・解約を再開しています。
・日経ネットでの関連記事
・グローバル・コモディティ・オープンでの再開の告知
・AIGコモディティファンドでの再開の告知
2.6ヶ月リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 6ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 12 | 7.2 | 1640 | 20 |
| 2 | 新光投信 | 地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II) | 国際株式 | 4 | 2.6 | 0 | 0 |
| 3 | ドイチェアセット | DWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト) | 国際株式 | 4 | -2.1 | 100 | 0 |
| 4 | 大和投資信託 | 地球環境株ファンド(環境くん) | 国際株式 | 4 | -4.2 | 0 | 0 |
| 5 | T&Dアセット | 世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士) | 国際株式 | 4 | -6.8 | 0 | 0 |
| 6 | HSBC投信 | HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -7.0 | 120 | 40 |
| 7 | AIGインベストメンツ | AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) | 商品 | 12 | -7.2 | 360 | 30 |
| 8 | 岡三アセット | コモディティ・セレクション(食糧) | 商品 | 4 | -12.7 | 230 | 200 |
| 9 | ブラックロック | ブラックロック天然資源株ファンド | 国際株式 | 4 | -14.8 | 700 | 0 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -16.1 | 2700 | 0 |
6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(前回も1位)。
ファンドの特徴をみると、2位〜5位は環境株系のファンドです(3位は資源株も含む)。
年間リターンでは資源株系のファンドの方が上位にありましたが、商品市況の軟化の影響を受け、資源株系ファンドの運用が悪化しています。特に、「三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)」は年間4.6%が6ヶ月では-16.1%まで低下しています(約20ポイント減)。
参考:基準価格の推移(QUICK)
3.3ヶ月リターン
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 3ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 岡三アセット | コモディティ・セレクション(食糧) | 商品 | 4 | 5.2 | 230 | 200 |
| 2 | 新光投信 | 地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II) | 国際株式 | 4 | -4.8 | 0 | 0 |
| 3 | AIGインベストメンツ | AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) | 商品 | 12 | -6.0 | 360 | 30 |
| 4 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 12 | -6.3 | 1640 | 20 |
| 5 | 三菱UFJ投信 | 地球温暖化対策株式ファンド(青い地球) | 国際株式 | 4 | -7.3 | 810 | 10 |
| 6 | ドイチェアセット | DWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト) | 国際株式 | 4 | -8.4 | 100 | 0 |
| 7 | 大和投資信託 | 地球環境株ファンド(環境くん) | 国際株式 | 4 | -10.0 | 0 | 0 |
| 8 | T&Dアセット | 世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士) | 国際株式 | 4 | -12.8 | 0 | 0 |
| 9 | HSBC投信 | HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -15.9 | 120 | 40 |
| 10 | ブラックロック | ブラックロック天然資源株ファンド | 国際株式 | 4 | -18.9 | 700 | 0 |
| 11 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -19.8 | 2700 | 0 |
3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「コモディティ・セレクション(食糧)」です(前回調査での3ヶ月リターンでは2位)。
参考:基準価格の推移(QUICK)
資源株系、商品系ファンドは、商品市況の軟化により、6ヶ月リターンよりもリターンが悪化しています。
順位では、6ヶ月リターンに比べ、下位3本は全て資源株系ファンドになっています。商品系ファンドは2本とも、損失になっています。
4.1ヶ月リターン
※分配金の「無」は、設定日の関係で、分配(決算)を実施していないことを示す
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 1ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 地球環境ビジネス株ファンド(フューチャー・ビジョン) | 国際株式 | 4 | 0.9 | 無 | 無 |
| 2 | 新光投信 | 地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II) | 国際株式 | 4 | 0.7 | 0 | 0 |
| 3 | ドイチェアセット | DWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト) | 国際株式 | 4 | 0.4 | 100 | 0 |
| 4 | 三菱UFJ投信 | 地球温暖化対策株式ファンド(青い地球) | 国際株式 | 4 | -0.8 | 810 | 10 |
| 5 | 岡三アセット | コモディティ・セレクション(食糧) | 商品 | 4 | -2.3 | 230 | 200 |
| 6 | 大和投資信託 | 地球環境株ファンド(環境くん) | 国際株式 | 4 | -2.8 | 0 | 0 |
| 7 | T&Dアセット | 世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士) | 国際株式 | 4 | -4.3 | 0 | 0 |
| 8 | ブラックロック | ブラックロック天然資源株ファンド | 国際株式 | 4 | -4.6 | 700 | 0 |
| 9 | HSBC投信 | HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -5.0 | 120 | 40 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ コモディティファンド | 商品 | 4 | -5.3 | 無 | 無 |
| 11 | AIGインベストメンツ | AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) | 商品 | 12 | -6.1 | 360 | 30 |
| 12 | みずほ投信 | グローバル資源株ファンド | 国際株式 | 4 | -6.4 | 無 | 無 |
| 13 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 12 | -6.9 | 1640 | 20 |
| 14 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | -8.8 | 2700 | 0 |
1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ 地球環境ビジネス株ファンド(フューチャー・ビジョン)」です。
参考:基準価格の推移(QUICK)
ベスト4の4本は、環境株系ファンドであり、他のリターンの結果と異なります。
他のリターンでは上位にあった商品系の2本(グローバル・コモディティ・オープン、AIGコモディティファンド)は、下位の方にあります。
環境株に比べ、投資対象の商品市況が悪化した商品系、資源株系のファンドの下げが大きかったためと思われます。
「三菱UFJワールド資源株オープン(3カ月決算型)」は、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月の各リターンで、対象ファンドのうち最もリターンが低いファンドになっており、運用が低迷しています。
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