毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、分配金、リターン、基準価格等の投資信託ランキング等を紹介


9月下旬分:分配型ファンドの分配金

今回は、今月(9月)下旬分(22日以降)の毎月分配型、年4回分配型、年6回:隔月分配型ファンドの分配金の結果をまとめました。
なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)毎月分配型ファンドの分配金で最も増加したのは、興銀第一ライフ「DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)」(190円。前月より150円増加)
 年4回~年6回:隔月分配型ファンドの分配金では、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」(26円。前期より3円増加)

2)分配金が増加したファンドは、ボーナス分配を実施したファンドが多い

3)毎月分配型ファンドの分配金で最も減少したのは、ブラックロック「ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹)」(20円。前月より130円減少)
 年4回~年6回:隔月分配型ファンドの分配金では、安田投信「安田ジャパン・セレクト(厳選大型)」(0円:無配。前期より500円減少)

4)分配金が減少したファンドは、前回、ボーナス分配を実施したファンドが多い(通常の分配金に戻ったため分配金が減少)

5)初回分配は、年6回:隔月分配型ファンドの大和住銀投信「グローバル資産分散オープン(メインパートナー)」50円


1、分配金が前月(前期)より増加したファンド

 ※増減の単位は円
 ※増減額が多い順に列挙
 ※増配等での()の表記は、目論見書等にボーナス分配の実施時期が明記していない場合
 ※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)

<毎月分配型>
順位運用会社投資信託名投信分類9月増減8月7月6月増配等基準価格
1興銀第一ライフDIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)国際株式190150404011903、6、9、12月10219
2野村アセットグローバルREITオープン国際REIT100505050450(3、6、9、12月)10425


<年4回、年6回:隔月分配型>
順位運用会社投資信託名決算回数投信分類9月増減前期2期前3期前基準価格
1野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)6国際債券26323212110650
2野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6国際債券103210110010110120


毎月分配型ファンドの分配金で、前月に比べ最も増加したファンドは、興銀第一ライフ「DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)」であり、190円(150円増加)の分配金がでました。

年4回、年6回:隔月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ最も増加したファンドは、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」であり、26円(3円増加)の分配金がでました。

毎月分配型ファンドで分配金が増加したファンドは、ボーナス分配を実施したファンドです。ただし、グローバルREITオープンは昨年の同じ時期に実施したボーナス分配に比べ分配金が少なくなっています。今年7月以降の世界的なREITの軟調相場や、8月の世界同時株安の影響といえます。

・グローバルREITオープン
 昨年9月の分配金550円(今年9月の分配金100円。昨年より450円減少)

2.分配金が前月(前期)より減少したファンド

 ※増減の単位は円
 ※増減額が多い順に列挙
 ※増配等での()の表記は、目論見書等にボーナス分配の実施時期が明記していない場合
 ※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)

<毎月分配型>
順位運用会社投資信託名投信分類9月増減8月7月6月増配等基準価格
1ブラックロックブラックロック世界好配当株式オープン (世界の息吹)国際株式20-13015020202月、8月11515
2ゴールドマンサックスゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)国際REIT80-1001808080(2、5、8、11月)12447
3三菱UFJ投信三菱UFJ バランスインカム・グローバルバランス32-43630303毎期変動9361


<年4回、年6回:隔月分配型>
順位運用会社投資信託名決算回数投信分類9月増減前期2期前3期前基準価格
1安田投信安田ジャパン・セレクト(厳選大型)4国内株式0-5005003003009593
2AIG投信AIG-SAIKYO日本株式CSRファンド(すいれん)4国内株式10-390400501009689
3ユナイテッドおきなわ かりゆしファンド4バランス90-1802706019010006


毎月分配型ファンドの分配金で前月に比べ最も減少したファンドは、ブラックロック「ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹)」です。前回決算がボーナス分配月でしたが、今回の決算は、通常の分配金レベルに戻ったため、分配金が減少しました(ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)も同様な状況です)。

年4回、年6回:隔月分配型ファンドの分配金で前月に比べ最も減少したファンドは、安田投信「安田ジャパン・セレクト(厳選大型)」です。基準価格は設定前の募集価格10000円を下回り低迷しています。

年4回、年6回:隔月分配型ファンドで分配金が減少したファンドの投信分類では、国内株式型が多いです。8月の世界同時株安の影響といえます。

3.設定後初回分配があったファンド

調査対象期間に、初回分配があったファンドは年6回:隔月分配型ファンドで、以下のファンドだけです。

運用会社投資信託名決算回数投信分類分配金基準価格ボーナス分配
大和住銀投信グローバル資産分散オープン(メインパートナー)6バランス5096965月、11月

投資対象は、国際債券50%(高格付30%、新興国10%、ハイイールド10%)、株式30%(先進国15%、日本10%、新興国5%)、国際REIT15%・コモディティ5%となっています。

毎月分配型ファンドでは、この調査対象期間に初回分配のファンドはありません。

4.来月10月に設定される分配型ファンド

月末に掲載していた「来月の新設定の分配型ファンド(追加型)」は、今回、現時点では該当なしです。
なお、当初、唯一該当した大和住銀投信「ワールド・ベスト・ファンド(3カ月決算型)」は、都合により募集・設定が中止となりました。
 新ファンド「ワールド・ベスト・ファンド(3 ヵ月決算型)」募集・設定の中止について

<参考:上記ファンドの特徴>
 新ファンド設定のお知らせ

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今月ボーナス分配を行った「DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)」は、楽天証券であれば手数料1.05%(上限値3.15%に対し67%オフ)で購入できます。
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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2007/09/30(日) 07:00:00|
  2. 分配金速報(月中分)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

来月(10月)初回分配の毎月分配ファンドの状況

今回は、最近設定された毎月分配型ファンドの状況をみるため、来月(10月)初回の分配が行われる毎月分配型ファンドの状況を調べました。

<調査結果の要約>
1)バランス型が4つ、国際債券型が3つ、国際REIT型が2つ

2)ボーナス分配は5つのファンドで実施(年2回が3つ、年4回が2つ)

3)比較的堅調な「グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)」
 8月中旬の世界同時株安後の設定されたファンドは基準価格が高い(10000円以上)

4)苦戦している「三菱UFJ 欧豪リートファンド」
 8月中旬の世界同時株安前の設定されたファンドは基準価格が低い(10000円以下)

5)最も純資産額が多いのは「野村世界高金利通貨投信」
  最も純資産増加率が高いのは「三菱UFJ 欧豪リートファンド」

6)販売先は4つのファンドで1社のみ。複数の販売先でも2~3社のファンドが3つ。

■今回対象の毎月分配型ファンドの基準価格グラフ(Yahoo ファイナンス 他)
グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)
ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)
ベスタ・世界6資産ファンド(毎月決算型)
三菱UFJ 欧豪リートファンド
グローバル・リート・インカム・ファンド(街角ストーリー)
野村世界高金利通貨投信
世界3資産分散ファンド
世界高金利分散債券ファンド(ボンドクルーズ)
アジア・オセアニア3資産分散ファンド(毎月分配型)

 ※販売手数料、信託報酬、信託留保額の単位は%
 ※販売手数料、信託報酬は上限値
 ※基準価格値上り率、純資産額増加率の単位は%
 ※基準価格の値上り率は、設定前募集価格10000円を基準
 ※純資産額増加率は、設定日の基準価格と9月27日の基準価格を対比
 グローバル・リート・インカム・ファンド(街角ストーリー)は、設定日の純資産は1億円未満(具体的な数値が確認できないため記載不可)

投信名グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)ベスタ・世界6資産ファンド(毎月決算型)三菱UFJ 欧豪リートファンドグローバル・リート・インカム・ファンド(街角ストーリー)
運用会社ゴールドマン・サックス・アセットベアリング投信中央三井アセット三菱UFJ投信大和住銀投信
投信分類バランス国際債券バランス国際REIT国際REIT
商品特徴新成長国の株式20%、債券80%(現地通貨建て債券:60%、米ドル建て債券:20%)新興国の現地通貨建て債券国際債券、国内債券、国際株式、国内株式、国際REIT、国内REITに分散投資(均等)。インデックスファンドを中心に構成欧州、豪州に各50%北米、欧州、アジア・オセアニア(日本含む)に均等投資
設定日9/36/298/316/137/23
決算日毎月5日毎月8日毎月10日毎月12日毎月15日
9/27基準価格1042996341022893559774
基準価格値上り率104.396.3102.393.697.7
最高価格1042910158102281014210000
最低価格97348657962680148616
9/27純資産額176億円20億円23億円628億円2億円
純資産額増加率234.7153.8127.8382.9-
販売手数料(税込)3.153.153.152.13.15
信託報酬1.8381.5120.9871.051.533
信託留保額00000
ボーナス分配3、6、9、12月なしなしなし6月、12月
販売先:店舗三井住友銀行、ゴールドマン・サックス証券 荘内銀行、安藤証券、インヴァスト証券京都銀行、他6行(銀行のみ)三菱UFJ信託銀行SMBCフレンド証券
販売先:インターネット三井住友銀行なしなしなしSMBCフレンド証券


投信名野村世界高金利通貨投信世界3資産分散ファンド世界高金利分散債券ファンド(ボンドクルーズ)アジア・オセアニア3資産分散ファンド(毎月分配型)
運用会社野村アセット日本投信野村アセット大和住銀投信
投信分類国際債券バランス国際債券バランス
商品特徴新興国を含む世界の国の通貨建ての債券(国債・政府機関債、社債、資産担保証券等)およびコマーシャル・ペーパー等の短期有価証券が主要投資対象国際株式、国際REIT(北米、アジア・オセアニア、欧州)、国際債券(高金利)に3分割①世界先進主要国のうち、信用力が高く、相対的に金利が高い国のソブリン債(50%)、②世界の高利回り事業債(ハイ・イールド債):25%、およびエマージング・カントリーの政府、政府機関、もしくは企業の発行する債券(エマージング・マーケット債)のうち現地通貨建のもの25%。分散投資債券50%、株式35%リート15%
設定日8/295/317/277/27
決算日毎月15日毎月18日毎月22日毎月24日
9/27基準価格1037698391010410272
基準価格値上り率103.898.4101.0102.7
最高価格10382101981015110272
最低価格9795859993789097
9/27純資産額1989億円64億円43億円35億円
純資産額増加率200.3168.4153.6140.0
販売手数料(税込)3.152.12.13.15
信託報酬0.66151.2391.3651.407
信託留保額0.150.300
ボーナス分配3月、9月6月、12月2、5、8、11月2、5、8、11月
販売先:店舗野村證券岡三証券、イーバンク銀行 他5社群馬銀行関西アーバン銀行、大和証券エスエムビーシー
販売先:インターネット野村證券イーバンク銀行群馬銀行(口座開設は店舗で手続き)関西アーバン銀行


1.ファンドの特徴

表にそって、左上のファンドから指摘すると以下のとおり
●新興国を投資対象にしたバランス型(株式、債券)
●新興国を投資対象にした国際債券型(現地通貨建て)
●国内外の株式、債券、REITの6分野を対象にしたバランス型(インデックス運用が中心)
●ヨーロッパ、オーストラリアを投資対象にした国際REIT型(北米は投資対象外)
●日本を含むグローバル分散投資の国際REIT型
●新興国を含む世界の国の通貨建て債券に分散投資した国際債券型
●国際株式、国際REIT(グローバル分散投資)、国際債券(高金利)を投資対象にしたバランス型
●先進国(高金利ソブリン債)、ハイイールド(高利回り)、新興国債券に分散投資した国際債券型
●アジア・オセアニアで、株式、債券、REITを投資対象にしたバランス型

来月(10月)に初回分配を行う毎月分配型ファンドは9つあります。投信分類でみると、バランス型が4つと最も多いです。

各ファンドの特徴をみると、バランス型ではリターンの確保を狙い、新興国を投資対象にしたファンドが目に付きます。
国際債券型ファンドでは、リターンの確保を狙い、高金利債券、新興国債券に投資するファンドが目に付きます。

国際REIT型での特徴をみると、投資地域で特徴があり、最大のREIT市場である北米を除外したファンド、日本を含めたグローバル分散型ファンドとなっています。従来の国際REIT型の場合、日本を投資対象にする場合はあまりなかったです。

●5つのファンドでボーナス分配を実施
ボーナス分配を実施するファンドが多く、5つのファンドでボーナス分配を実施しています。年間の実施回数では、年2回が3つのファンド、年4回が2つのファンドで予定されています。

2.現状の運用状況

●比較的堅調な「グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)」

最近の基準価格(9月27日)をみると、「グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)」が最も高いです。
このファンドは、8月半ばの世界同時株安以降に設定されたファンドで、軟調相場を回避できた点で幸運だったといえます。
このファンド以外でも、8月半ばの世界同時株安以降に設定されたファンドは、設定前の募集価格10000円を上回っています。

●苦戦している「三菱UFJ 欧豪リートファンド」

最近の基準価格(9月27日)が最も低いのは、三菱UFJ 欧豪リートファンドです。
8月半ばの世界同時株安時(8000円台前半)に比べ基準価格は上昇していますが、サブプライムローン問題で悪影響が出やすい国際REIT型ファンドということもあって、基準価格は低迷しています。
ただし、最もサブプライムローン問題の影響が大きい北米を投資対象にしていないことや、軟調相場から回復しつつあるオーストラリアREIT市場の投資割合(50%)が多いため、今後の基準価格の上昇に期待したいところです。
なお、このファンドを含め、8月半ばの世界同時株安時前に設定したファンドは、設定前の募集価格10000円を下回っているファンドが多いです。
8月半ばの世界同時株安以降に設定されたファンドで9月27日の基準価格が10000円を超えているファンドは、世界高金利分散債券ファンド(ボンドクルーズ)だけです(10104円)。

●純資産が最も多いのは「野村世界高金利通貨投信」

今回対象にしたファンドの純資産をみると「野村世界高金利通貨投信」が最も純資産が多いです。
7月下旬以降の軟調相場の影響で、株式等に比べリスクの低い債券型ファンドであることや、リスクを回避したファンド特性(グローバル分散投資)が投資家に支持されたようです。
また、販売先である野村證券の販売力も影響したと思います。

●純資産増加率が最も高いのは「三菱UFJ 欧豪リートファンド」

今回対象にしたファンドの純資産をみると、「三菱UFJ 欧豪リートファンド」が純資産の増加率が最も高いです。
8月中旬の世界同時株安の影響もあって、8月後半は純資産が減りましたが、9月に入って純資産が持ち直しつつあります。
サブプライムローン問題で悪影響が出やすい国際REIT型ファンドですが、前述したように、北米を除外し、軟調から回復しつつあるオーストラリアの投資比率が高いことから、国際REIT型ファンドの中では、今後の運用が期待できそうな点が投資家から評価されたと思います。

3.販売面の特徴

●販売先が少ないファンドが多い

今回対象にしたファンドでは、販売先が1社のファンドは4つあります。販売先が複数のファンドでも、販売先の数は、2~3社となっているファンドが3つあり、全般的に販売先が少ないファンドが多いです。
販売先が少ないファンドでも、インターネットで購入できるファンドが多く、最寄りに店舗がない場合でも、ファンドの購入が可能になっているファンドもあります。

[追記]今回紹介したファンドの07年10月の分配金(1万口あたり)(10月24日加筆)

・ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) 65円
 決算日(9日)の基準価格:分配落ち 9850円(前日比 +54円)

・三菱UFJ 欧豪リートファンド 50円
 決算日(12日)の基準価格:分配落ち 9710円(前日比 -41円)

・グローバル・リート・インカム・ファンド(街角ストーリー) 25円
 決算日(15日)の基準価格:分配落ち 10163円(前日比 -38円)

・野村世界高金利通貨投信 60円
 決算日(15日)の基準価格:分配落ち 10757円(前日比 -1円)

・世界3資産分散ファンド 40円
 決算日(18日)の基準価格:分配落ち 10063円(前日比 -4円)

・世界高金利分散債券ファンド(ボンドクルーズ) 45円
 決算日(22日)の基準価格:分配落ち 10161円(前日比 -128円)

・アジア・オセアニア3資産分散ファンド(毎月分配型) 35円
 決算日(24日)の基準価格:分配落ち 10526円(前日比 +141円)

※グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)、ベスタ・世界6資産ファンド(毎月決算型)は今月分配を実施していない。

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  1. 2007/09/29(土) 07:00:00|
  2. 最近設定された分配型ファンド
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