なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)毎月分配型ファンドの分配金で最も増加したファンドは「AIG世界国債インカムオープン(スーパーシート)」(50円。前月より10円増加)。
年4回〜年6回;隔月分配型で増加したファンドは、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」(75円。前月より1円増加)。
2)毎月分配型ファンドで分配金が減少したファンドは「フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオA(為替ヘッジなし)」。
前期のボーナス分配から通常の分配金に戻ったため。
年4回〜年6回:隔月分配型ファンドで、分配金が減少したファンドは、安田投信「安田グローバル・ボンド・オープン(ファルコン)Bポートフォリオ/為替ヘッジなし」(60円。前期より10円減少)。
3)ボーナス分配を実施しなかったファンドは5本(対象期間にボーナス分配を行うファンド6本中5本がボーナス分配なし)
4)初回分配のファンドは毎月分配型2本(2本とも国際債券型)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額の単位は円
※増額が多い順に列挙
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 5月 | 増額 | 4月 | 3月 | 2月 | 昨年5月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | AIGインベストメンツ | AIG世界国債インカムオープン(スーパーシート) | 国際債券 | 50 | 10 | 40 | 40 | 40 | 40 | なし | 11421 |
| 2 | 三井住友アセット | グローバル高金利通貨ファンド(プレミアムエイト) | 国際債券 | 55 | 5 | 50 | 50 | 無 | 無 | なし | 9619 |
| 3 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | バランス | 35 | 4 | 31 | 50 | 30 | 179 | 毎期変動 | 8324 |
| 4 | ニッセイアセット | ニッセイ/パトナム・毎月分配インカムオープン | 国際債券 | 36 | 2 | 34 | 34 | 36 | 40 | なし | 7914 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 5月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | 野村アセット | ハイ・イールド ボンド オープンCコース(為替ヘッジあり) | 6 | 国際債券 | 75 | 1 | 74 | 40 | 35 | 21 | 10089 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ最も増加したファンドは、「AIG世界国債インカムオープン(スーパーシート)」で、50円(10円増加)の分配金(ボーナス分配として)がでました。
ボーナス分配による分配金の増額はなく、10円以下の微増程度です。
年6回:隔月分配型のファンドの分配金で、前期に比べ増加したファンドは、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」で、75円(1円増加)の分配金(ボーナス分配として)がでました。
円高の影響だと思いますが、このファンドの特徴である「為替ヘッジ対応タイプ」であったことが影響したと思います。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額の単位は円
※減額が多い順に列挙
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 5月 | 減額 | 4月 | 3月 | 2月 | 昨年5月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオA(為替ヘッジなし) | 国際債券 | 60 | -10 | 70 | 70 | 70 | 55 | なし | 8499 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 5月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | 安田投信 | 安田グローバル・ボンド・オープン(ファルコン)Bポートフォリオ/為替ヘッジなし | 4 | バランス | 60 | -10 | 70 | 80 | 80 | 60 | 10160 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ減少したファンドは、「フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオA(為替ヘッジなし)」で60円(10円減少)の分配金となりました。
昨年11月以降、6期(6ヶ月)連続で70円の分配金が実施されてきましたが、今期減配になりました。
年4回、年6回:隔月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ減少したファンドは、安田投信「安田グローバル・ボンド・オープン(ファルコン)Bポートフォリオ/為替ヘッジなし」で60円(10円減少)の分配金となりました。
当ファンドの投資対象は、日本を含む世界主要国の高格付けの公社債を中心に幅広く分散投資を行っていますが、円高等の影響を受けたようです。
3.ボーナス分配を実施しなかったファンド
以下の毎月分配型ファンド5本で、ボーナス分配が実施されませんでした。対象期間にボーナス分配を実施したファンドは、後述する今月初回分配のファンド1本(コインの未来(毎月分配型))のみです。
※昨年5月の分配金との差額が多い順に列挙
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 5月 | 昨年 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | バランス | 30 | 700 | -670 | 9569 | 2、5、8、11月 |
| ゴールドマン・サックス | ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 国際REIT | 80 | 580 | -500 | 9629 | (2、5、8、11月) |
| ゴールドマン・サックス | ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Aコース(為替ヘッジあり) | 国際REIT | 70 | 370 | -300 | 9583 | (2、5、8、11月) |
| 大和住銀投信 | アジア・オセアニア3資産分散ファンド(毎月分配型) | バランス | 35 | 無 | - | 8618 | 2、5、8、11月 |
| JPモルガンアセット | JPMエマージング株式ファンド(毎月決算型)(成長果実) | 国際株式 | 10 | 無 | - | 9486 | 5月、11月 |
昨年5月の分配金と比べ、分配金が最も減少したファンドは、「UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド」であり、670円減の大幅減となりました。
新興国投資のファンドが3本含まれており、新興国市場の軟化した市況が影響しているようです。
4.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 野村アセット | コインの未来(毎月分配型) | 国際債券 | 105 | 10630 | 2、5、8、11月 |
| ゴールドマン・サックス | GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型) | 国際債券 | 70 | 10255 | 3、6、9、12月 |
決算日の基準価格をみると2本とも、設定時の10000円を超えており、比較的運用が健闘しています。
特に、コインの未来(毎月分配型)は、100円を超えていることから恐らくボーナス分配を実施したものと思います。本年1月以降、毎月分配型投信で初回分配からボーナス分配を行うファンドは皆無でしたが、やっとボーナス分配を初回分配から行うファンドが出てきたようです。
このファンドの基準価格をみると、4月以降10000円を超えています(比較的健闘している方だと思います)。推移としては横ばいという感じです。
・基準価格の推移(QUICK)
GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型)の基準価格をみると、コインの未来(毎月分配型)と同様に、4月以降10000円を超えています。推移としては横ばいという感じです。
・基準価格の推移(QUICK)
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