<調査結果の要約>
1)元本の年間値上り益(含み益)が最も多いのは、国際投信「グローバル財産3分法ファンド」(年間分配金ランキングでは14位)
2)分配金ランキング1位の「UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド」は、元本の年間値上り益(含み益)では4位
3)年間総利益が最も多いファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド
※分配金の調査期間に合わせ、2006年6月30日と、2007年の6月29日を比較
※順/分は、分配金ランキングでの順位
※値上り益は、税引き前の留保額の差引前(07年6月29日にファンドを所有していた前提での含み益/含み損)
※06年6月30日の基準価格で100万円分を購入した前提
※購入手数料は上限比率で試算
(各ファンドの手数料は、バランス型ファンド・コスト比較を参照)
※総利益は、値上り益と手取り分配金の合計値
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 値上り益 | 手取分配金 | 総利益 |
| 1 | 1 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | 96258 | 269824 | 366083 |
| 2 | 4 | ゴールドマンサックス | GS 日本株・プラス 通貨分散コース | 132475 | 161671 | 294146 |
| 3 | 5 | 三井住友アセット | グローバル3資産ファンド(ワンプレートランチ) | 93071 | 171355 | 264426 |
| 4 | 14 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 167611 | 90559 | 258170 |
| 5 | 2 | 興銀第一ライフ | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | 18719 | 216300 | 235019 |
| 6 | 3 | 大和投資信託 | りそな・世界資産分散ファンド(ブンさん) | 39843 | 184237 | 224080 |
| 7 | 16 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 99674 | 92218 | 191893 |
| 8 | 6 | みずほ投信 | MHAMトリニティオープン (ファンド3兄弟) | 17233 | 159128 | 176362 |
| 9 | 10 | フィデリティ投信 | フィデリティ・世界3資産・ファンド | 61174 | 111267 | 172441 |
| 10 | 13 | 中央三井アセット | 3資産バランスオープン(トリプルインカム) | 69814 | 100568 | 170382 |
| 11 | 17 | AIG投信 | AIGイレブンプラス | 74784 | 92458 | 167242 |
| 12 | 18 | レッグメイソン | LM・グローバル・プラス | 75804 | 86753 | 162557 |
| 13 | 8 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 30790 | 131375 | 162165 |
| 14 | 7 | 住信アセット | 住信 財産四分法ファンド | 22719 | 138691 | 161410 |
| 15 | 12 | 興銀第一ライフ | DIAM高格付インカム・オープンSRI(ハッピークローバーSRI) | 47734 | 109322 | 157057 |
| 16 | 14 | 野村アセット | 世界三資産バランスファンド(セッション) | 34834 | 95866 | 130700 |
| 17 | 9 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | -2937 | 115336 | 112399 |
| 18 | 18 | 大和投資信託 | りそな・ひょうご応援・資産分散ファンド(ひょうご元気ブンさん) | 16447 | 90753 | 107201 |
| 19 | 11 | 住信アセット | 住信 グローバル・インカム&プラス | 282 | 104237 | 104520 |
| 20 | 15 | 大和投資信託 | りそな・中部応援・資産分散ファンド(りそちゅーブンさん) | 6755 | 95159 | 101914 |
| 21 | 15 | 大和投資信託 | りそな・東京応援・資産分散ファンド(大江戸ブンさん) | -387 | 94021 | 93634 |
1.基準価格の値上り率の比較
ファンドの利益は、分配金だけではなく、元本の値上り益(含み益)があります。そこで、この分配金ランキングベスト20のファンドでの「年間値上り益(含み益)」を比較してみました。
年間の元本の値上り益(含み益)で最も高いのは、前回調査結果と同様に、国際投信「グローバル財産3分法ファンド」です。分配金ランキングでは14位であることから、分配金を抑え目にしているようです(7月に実施する年1回のボーナス分配を控え、運用益がかなり貯まった状態です)。なお、この運用益の一部は、最新(7月)の分配金1260円として、7月の決算で分配されました。
分配金ランキング1位のUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドは、4位になっています。UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドは先月(6月)多額の分配(700円)を行っている関係で、分配金に比べ含み益が少ないです。
2.総利益の比較
基準価格の値上り益(含み益)を含む「ファンド全体の利益」を分配金ランキングベスト20のファンドで比較しました。
年間の利益で最も多いのは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドです。手取り分配金が値上り益(含み益)の約2.8倍あります(先月多額の分配を実施したため)。
総利益の増加には、分配金だけではなく、値上り益の増加が好影響を与えているようです。このファンドの基準価格のグラフをみると、先月の決算(分配落ち)から、順調に上昇しており、分配前の基準価格にかなり近づいています。投資対象(新興国向け投資)が堅調であることを示していると思います。
UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド:基準価格グラフ(Yahooファイナンス)
分配金をなるべく多く獲得することを優先し、かつ総利益全体も多くしたいということであれば、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドを含む、4位を除く総利益順位ベスト6のファンドが検討対象になりそうです。
ただし、GS 日本株・プラス 通貨分散コースは、ファンド特性(国内株式比率約90%)からみて、バランス型ファンドというよりは、国内株式型ファンドとみなして、検討した方がよいと思います。
なお、これらの結果は、あくまでも過去1年間の結果をもとにしたものなので、今後もこの傾向が続くとは限りません。
当然のことながら、最近の情勢の勘案や、最近の基準価格で購入した場合での試算を行って検討することは必要です。
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