毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


国際債券型ファンドの分配金ランキング(07年7月版)

今回は、毎月分配型の投資信託での国際債券型のファンドの分配金(年間)を対象にしました。
なお、分配金総合ランキングを確認したい方は以下のページを参照ください。
 ※毎月分配型投資信託の分配金ランキング ベスト30(07年6月実績反映分)

調査対象は、日本経済新聞の「オープン基準価格」の欄に掲載されている運用会社(計69社)の国際債券型の投資信託(171アイテム)で、分配金は2006年7月から2007年6月までを対象にしました。

<調査結果の要約>
1)分配金が最も多いのは、MHAM豪ドル債券ファンド、およびみずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森)。次に、住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)が多い
  (前回調査結果と同じ)

2)ベスト7とそれ以外では分配金に大きな差がある

3)前回調査結果との違い
  以下のファンドがランクアップ(ボーナス分配実施等の影響)
  ・いろどり通貨分散ボンドオープン(いろどり)
  ・ルーミス米国ハイイールドファンド
  ・エマージング・カレンシー・債券ファンド
  ・DIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー)

 初回分配の以下のファンドが早くもランクイン
  ・JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド

4)ボーナス分配実施のファンドが上位(他のタイプより、実施頻度は少ない)

5)ベスト10での投資地域は、オーストラリア(豪州)、新興国が多い

6)国際REIT型等の他のタイプと比較して分配金は、4番目の水準

 ※表中の「順/前」は前回調査での順位。「外」はランキング外を示す
 ※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
 ※ボ分配金は、ボーナス分配金。ボ構成比は、ボーナス分配の構成比
 ※構成比の単位は%

順位順/前運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金ボ分配金ボ構成比
11みずほ投信MHAM豪ドル債券ファンド5月、11月2100160076.2
11みずほ投信みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) 5月、11月2100160076.2
22住信アセット住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)3月、9月1841143878.1
33CAアセットCA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム)毎月変動1678110665.9
4安田投信いろどり通貨分散ボンドオープン(いろどり)6月1607120074.7
512みずほ投信ルーミス米国ハイイールドファンド6月、12月152092060.5
67新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド6月、12月149098065.8
76ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)(3、6、9、12月)114058050.9
84コメルツ投信AAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル)(3月)110550045.2
95中央三井アセット中央三井高金利ソブリンオープン(5、11月)109064058.7
10興銀第一ライフDIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー)6月、12月102063562.3
118PCAアセットPCAアジア・ソブリン・オープン3月、9月100070070.0
129大和投資信託ダイワ・グローバル債券ファンドなし960なしなし
1311AIG投信AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) なし950なしなし
1410大和住銀投信短期豪ドル債オープンなし945なしなし
1514三井住友アセット三井住友・ヨーロッパ国債ファンドなし900なしなし
1513国際投信エマージング・ソブリン・オープンなし900なしなし
16JPモルガンJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド3、6、9、12月870870100.0
1715中央三井アセット物価連動債組入世界債券ファンド(花かご)(2月、8月)85060070.6
1816大和住銀投信エマージング債券ファンドなし840なしなし

1.概況

国際債券型のファンドで分配金(年間)が最も多いのは、前回調査結果と同様に、みずほ投信「MHAM豪ドル債券ファンド」、および「みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森)」です。
次に分配金が多いのは、前回調査結果と同様に、住信アセット「住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)」です。

なお、1位の2つのファンドは、分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、総合的に見ても分配金が多いファンドです。

分配金ベスト20内で格差が結構あり、ベスト7と、それ以外での差があります。特に1位の分配金と12位以下の分配金では、2倍以上の差があります。

このランキングにあるファンドでは、年間の決算回数に満たない以下のファンド(2アイテム)があります(即ち、最近設定されたファンドです)。
国際債券型の場合、他のタイプのファンドに比べ、分配金が多くて最近設定されたファンドは少ないです。
これら2つのファンドは、今後年間12回分の決算の合計値になった場合、年間分配金がさらに多くなります。特に、JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンドは決算が1回しか実施していないので、今後さらに年間分配金は増加します。

 6位:新生インベストメント「エマージング・カレンシー・債券ファンド」 11回分
 16位:JPモルガン・アセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」 1回分

<前回調査結果との違い>
以下の4つのファンドが順位を上げました。
順位が下降したファンドは、順位が上昇したファンド比べ、分配金があまり増加しなかった、もしくは増加しなかったため、順位が下降しました。

・安田投信「いろどり通貨分散ボンドオープン(いろどり)」
 6月のボーナス分配が1163円増加(今年1200円。昨年37円:ボーナス分配なし)

・みずほ投信「ルーミス米国ハイイールドファンド」
 6月のボーナス分配が605円増加(今年660円。昨年55円:ボーナス分配なし)

・新生インベストメント「エマージング・カレンシー・債券ファンド」
 6月のボーナス分配が500円(年間分配金総額が増加)

・DIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー)
 6月のボーナス分配が600円増加(今年635円。昨年35円:ボーナス分配なし)

6月に初回分配を実施したJPモルガンアセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」がいきなり870円のボーナス分配を実施し、ランクインしました。新興国市場が堅調であることを示しています。国際債券型とは思えないような分配の仕方であり、このペースで分配をしてゆければ、かなり上位に位置しそうです。

2.分配の仕方、商品特性でみた場合

分配の仕方でみると、ベスト10は、ボーナス分配実施のファンドが多いです。ボーナス分配の実施回数は2回が多く、以前の記事で記載したバランス型のボーナス分配実施回数(年4回が多い)に比べ少ないです。
ボーナス分配の分配金全体での割合をみると、ベスト3の割合が高く、76%以上をボーナス分配金で占めています。

また、商品特性をみると、ベスト10のファンドの投資対象地域は、オーストラリア(豪州。1位の2つのファンド)、新興国(6位、7位のファンド)が多いです。債券のタイプでは、ハイイールドに投資しているファンド(3位、5位のファンド)が上位にあります。

3.他のタイプと比較した場合

毎月分配型の他のタイプのベスト10と、分配金を比較した場合、国際債券型は4番目になります。分配金の水準だけでみると、一番低いことになります。
国際債券型の1位の分配金は前回と変わりませんが、10位の分配金が前回940円が今回は1090円になり、分配金の水準としてはやや増加しています。

 国際REIT型 1位:4520円〜10位:2070円
 国際株式型 1位:4090円〜10位:2540円
 バランス型 1位:2990円〜10位:1253円
 国際債券型 1位:2100円〜10位:1090円

★追記★
この調査結果は毎月更新しています。最新の調査結果を見たい方は、以下をご参照ください。なお、閲覧される時期によっては、最初の記事でない場合もあります。
 国際債券型分配金ランキング



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  1. 2007/07/16(月) 07:00:00|
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  1. 2007/07/21(土) 10:49:29 |