今回は、毎月分配型の投資信託での国際債券型のファンドの分配金(年間)を対象にしました。
なお、分配金総合ランキングを確認したい方は以下のページを参照ください。
※毎月分配型投資信託の分配金ランキング ベスト30(07年4月実績反映分)
調査の対象は、日本経済新聞の「オープン基準価格」の欄に掲載されている運用会社(計69社)の国際債券型の投資信託(169アイテム)です。
調査時期は、2007年5月1日時点で、上記69社のWEBサイトに掲載されたファンドを対象にしました。分配金は2006年5月から2007年4月までを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が最も多いのは、DKA豪ドル債券ファンド。次に、住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)が多い
2)ボーナス分配実施のファンドが上位(他のタイプより、実施頻度は少ない)。
3)ベスト10での投資地域は、オーストラリア(豪州)、新興国が多い
4)国際REIT型等の他のタイプと比較して分配金は、4番目の水準
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 分配金 | ボーナス分配 |
| 1 | 第一勧業アセット | DKA豪ドル債券ファンド | 2000 | 5月、10月 |
| 2 | 住信アセット | 住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星) | 1831 | 3月、9月 |
| 3 | 第一勧業アセット | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 1500 | 5月、11月 |
| 4 | CAアセット | CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) | 1489 | (3月、4月) |
| 5 | コメルツ投信 | AAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル) | 1105 | (3月) |
| 6 | ゴールドマンサックス | GS新成長国債券ファンド(花ボンド) | 1040 | (3、9、12月) |
| 7 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | 960 | 特になし |
| 8 | PCAアセット | PCAアジア・ソブリン・オープン | 940 | 3月、9月 |
| 9 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 935 | 特になし |
| 10 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 930 | 6月、12月 |
| 11 | 第一勧業アセット | 米国ハイイールドファンド(DKA/LOOMIS) | 910 | 6月、12月 |
| 11 | AIG投信 | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | 910 | 特になし |
| 13 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | 880 | 特になし |
| 14 | 中央三井アセット | 物価連動債組入世界債券ファンド(花かご) | 850 | (2月、8月) |
| 15 | 大和住銀投信 | エマージング債券ファンド | 840 | 特になし |
| 15 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | 840 | 特になし |
| 17 | 三菱UFJ投信 | ピムコ・エマージング・ボンド・オープンAコース(為替ヘッジなし) | 783 | 特になし |
| 18 | JPモルガン | JPM新興国ソブリン・オープン | 780 | 特になし |
| 18 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 780 | 特になし |
| 18 | ゴールドマンサックス | GS・ハイイールド・ボンド・ファンド | 780 | 特になし |
1.概況
国際債券型のファンドで分配金(年間)が最も多いのは、第一勧業アセット「DKA豪ドル債券ファンド」です。
次に分配金が多いのは、住信アセット「住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)」です。なお、この2つのファンドは、分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、総合的に見ても分配金が多いファンドです。
なお、このランキングにあるファンドでは年間の決算回数に満たない以下のファンド(2アイテム)があります(即ち、最近設定されたファンドです)。国際債券型の場合、他のタイプのファンドに比べ、分配金が多くて最近設定されたファンドは少ないです。これらのファンドは、ボーナス分配を実施するファンドでもあり、運用如何によっては、年間の分配金がさらに多くなる可能性があります(順位も上位になる可能性があります)。
8位:PCAアセット「PCAアジア・ソブリン・オープン」 10回分
10位:新生インベストメント「エマージング・カレンシー・債券ファンド」 9回分
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、ベスト10は、ボーナス分配実施のファンドが多いです。ボーナス分配の実施回数は2回が多く、以前の記事で記載したバランス型のボーナス分配実施回数(年4回が多い)に比べ少ないです。
ボーナス分配の分配金全体での割合をみると、以下のとおりです。DKA豪ドル債券ファンド、住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)、物価連動債組入世界債券ファンド(花かご)、PCAアジア・ソブリン・オープンは、年間の分配金のうち、70%以上をボーナス分配金で占めています。
※構成比の単位は%
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 分配金 | ボーナス分配 | 構成比 |
| 1 | 第一勧業アセット | DKA豪ドル債券ファンド | 2000 | 1500 | 75.0 |
| 2 | 住信アセット | 住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星) | 1831 | 1438 | 78.5 |
| 3 | 第一勧業アセット | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 1500 | 1000 | 66.7 |
| 4 | CAアセット | CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) | 1489 | 869 | 58.4 |
| 5 | コメルツ投信 | AAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル) | 1105 | 500 | 45.2 |
| 6 | ゴールドマンサックス | GS新成長国債券ファンド(花ボンド) | 1040 | 410 | 39.4 |
| 8 | PCAアセット | PCAアジア・ソブリン・オープン | 940 | 700 | 74.5 |
| 10 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 930 | 480 | 51.6 |
| 11 | 第一勧業アセット | 米国ハイイールドファンド(DKA/LOOMIS) | 910 | 260 | 28.6 |
| 14 | 中央三井アセット | 物価連動債組入世界債券ファンド(花かご) | 850 | 600 | 70.6 |
また、商品特性をみると、ベスト10のファンドの投資対象地域は、オーストラリア(豪州。1位、3位、9位のファンド)、新興国(6位、8位、10位のファンド)が多いです。
3.他のタイプと比較した場合
毎月分配型の他のタイプのベスト10と、分配金を比較した場合、国際債券型は4番目になります。分配金の水準だけでみると、一番低いことになります。
国際REIT型 1位:4520円〜10位:2300円
国際株式型 1位:3270円〜10位:1990円
バランス型 1位:2320円〜10位:1090円
国際債券型 1位:2000円〜10位:930円
★追記★
この調査結果は毎月更新しています。最新の調査結果を見たい方は、以下をご参照ください。なお、閲覧される時期によっては、最初の記事でない場合もあります。
国際債券型分配金ランキング
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