これらのファンドに関するコストが低いと以下のように投資効果はよくなります。
購入手数料が安い:
その分だけ多くの口数を購入できるのでリターン(分配金を含む)もよくなります。
信託報酬が低い:
ファンドが得た運用益(配当収入、有価証券売却益等)から差し引かれるコスト(信託報酬)が低くなり、投資元本の維持、分配金への反映が期待できます。
信託留保額が低い:
ファンド解約時の価格が低くならずに済み、最終的な利益確定額が有利になります。
これらコストについては、この記事では詳しく説明しませんが、さらに知りたい方は、以下のWEBサイト等でご確認ください。
投資信託のコスト(goo マネー)
●バランス型ファンド分配金ベスト20でのコスト状況(購入手数料、信託報酬、信託財産留保額)
<調査結果の要約>
1)購入手数料(上限値)は、3.15%(税込み)が大半(8本。全体の40%)
2)信託報酬の平均は、1.263%。毎月分配型の全てのバランス型ファンドの平均値1.2559%に比べ高い
3)最も信託報酬が低いのは、フィデリティ投信「フィデリティ・世界3資産・ファンド」(0.819%)
4)信託財産留保額では「0.3%」が最も多い(9本)。次に、「なし(0)」が多い(6本)
■バランス型ファンド コストランキング(信託報酬が少ない順)
※購入手数料、信託報酬は上限値が対象
※各コストの項目での単位は、いずれも%
※以下の表中の「順/分」は、年間分配金ランキングでの順位
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 分配金 | 購入手数料 | 信託報酬 | 信託留保額 |
| 1 | 11 | フィデリティ投信 | フィデリティ・世界3資産・ファンド | 1040 | 2.625 | 0.819 | 0.2 |
| 2 | 15 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | 950 | 3.15 | 0.9975 | 0.3 |
| 2 | 17 | 日興アセット | 世界の財産3分法ファンド | 840 | 3.15 | 0.9975 | 0.2 |
| 3 | 16 | 住信アセット | 住信 財産四分法ファンド | 900 | 3.15 | 1.029 | 0.3 |
| 4 | 17 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子) | 840 | 1.575 | 1.05 | 0.3 |
| 5 | 8 | みずほ投信 | MHAMトリニティオープン (ファンド3兄弟) | 1180 | 3.15 | 1.155 | 0.2 |
| 5 | 13 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 3資産分散ファンド | 1000 | 2.625 | 1.155 | 0 |
| 6 | 14 | 中央三井アセット | 3資産バランスオープン(トリプルインカム) | 980 | 3.15 | 1.2075 | 0.3 |
| 7 | 17 | 日興アセット | 利回り財産3分法ファンド | 840 | 2.1 | 1.225 | 0.3 |
| 8 | 3 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | 1526 | 2.1 | 1.26 | 0 |
| 8 | 5 | 興銀第一ライフ | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | 1280 | 2.625 | 1.26 | 0.3 |
| 9 | 10 | 興銀第一ライフ | DIAM高格付インカム・オープンSRI(ハッピークローバーSRI) | 1124 | 2.625 | 1.2915 | 0.3 |
| 10 | 12 | AIG投信 | AIGイレブンプラス | 1005 | 2.625 | 1.3125 | 0.3 |
| 11 | 8 | 大和投資信託 | りそな・世界資産分散ファンド(ブンさん) | 1180 | 2.1 | 1.365 | 0 |
| 11 | 9 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 1140 | 2.1 | 1.365 | 0.3 |
| 12 | 7 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 1240 | 2.625 | 1.3755 | 0 |
| 13 | 6 | 三井住友アセット | グローバル3資産ファンド(ワンプレートランチ) | 1260 | 3.15 | 1.47 | 0.25 |
| 14 | 2 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 2030 | 3.15 | 1.5015 | 0.25 |
| 15 | 4 | ゴールドマンサックス | GS 日本株・プラス 通貨分散コース | 1460 | 3.675 | 1.575 | 0 |
| 16 | 1 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | 2620 | 3.15 | 1.848 | 0 |
1.購入手数料(上限値)
バランス型ファンド分配金ベスト20の購入手数料は、3.15%(税込み)が8本と最も多く、全体の40%を占めます。次に多いのは2.1%と2.625%です(各5本:各25%)。毎月分配型のバランス型ファンドで、分配金が多いファンドは、購入手数料(上限値)は、3.15%(税込み)が主流という感じです。
購入手数料は、販売会社が複数ある場合、料率が異なる場合もありますので、料率が低い販売会社で買えるのであれば、その方が得です(ファンド運用会社のWEBサイトに、販売会社が掲載されていますので確認してみてください)。
2.信託報酬
バランス型ファンド分配金ベスト20の平均信託報酬(率)は、1.263%です。毎月分配型の全てのバランス型ファンドの平均値1.2559%に比べ高いです。
なお、全ての毎月分配型ファンドを対象にした信託報酬のランキングを確認したい場合は、以下のページを参照してください。
信託報酬ランキング・比較
最も信託報酬が低いのは0.819%で、フィデリティ投信「フィデリティ・世界3資産・ファンド」です。全ての毎月分配型ファンド(バランス型のみ)を対象にした場合でも最も低い信託報酬です(ただし、昨年4月時点)。
最も信託報酬が高いのは1.848%で、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドです。UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドは、購入手数料も高い方であり、コストが比較的高いファンドです。従って、コスト相応の運用益を要求したいファンドです。
信託報酬の低い方をみると、信託財産留保額を設定しているファンドが多いです。
信託報酬の低さ(運用会社の収益低下)を、ファンド解約時に留保額を設定することで、多少なりとも収益を補うような仕様になっているようです。
3.信託財産留保額
バランス型ファンド分配金ベスト20のファンドでは、「0.3%」が最も多いです(9本)。次に、「なし(0)」が多いです(6本)。
運用会社によって違いがあるようで、「なし」は大和投資信託、三菱UFJ投信が多く、0.3%はDIAMアセット、日興アセットが多いです。
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