毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、分配金、リターン、基準価格等の投資信託ランキング等を紹介


国際債券型ファンドの分配金ランキング(08年2月版)

今回は、毎月分配型の投資信託での国際債券型のファンドの分配金(年間)を対象にしました。

調査対象は、日本経済新聞の「オープン基準価格」の欄に掲載されている運用会社(計68社)の国際債券型の投資信託のうち分配を行ったファンド(195本)で、分配金は2007年2月から2008年1月までを対象にしました。

<調査結果の要約>
1)分配金が最も多いのは、住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)。次に、CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム)が多い。
 (前回調査結果と同じ)

2)1位と11位以下では約2倍の差がある

3)前回調査結果との違い
ボーナス分配による増配がなく、微増程度の増額。

 ・年間分配金が増加
  JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンドなど 計4本(前回より2本減少)

 ・年間分配金が減少
  AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)のみ(前回より3本減少)

4)ボーナス分配実施のファンドが上位(他のタイプより、実施頻度は少ない)

5)ベスト10のファンドの特徴は、オーストラリア(豪州)や先進国対象が多い(グローバル分散タイプも多い)

6)国際株式型等の他の投信分類と比較して分配金は、4番目の水準

7)半期でみると、グローバル(地域)分散タイプ(先進国対象)が多い

 ※「順/前」は前回調査結果での順位。外は、前回調査結果でランク外を示す
 ※分配金で赤字の所は、前回調査結果よりも年間分配金が減少したことを示す
 ※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
 ※ボ分配金は、ボーナス分配金。ボ構成比は、ボーナス分配の構成比
 ※構成比の単位は%

順位順/前運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金ボ分配金ボ構成比
11住信アセット住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)3月、9月1906152680.1
22CAアセットCA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム)毎月変動1718110664.4
33安田投信通貨分散ボンドオープン(いろどり)6月1607120074.7
44みずほ投信MHAM豪ドル債券ファンド5月、11月150095063.3
44みずほ投信みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) 5月、11月150095063.3
57JPモルガンJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド3、6、9、12月136087064.0
65新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド6月、12月134074055.2
76みずほ投信ルーミス米国ハイイールドファンド6月、12月132066050.0
88大和投資信託ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)なし1160なしなし
99フォルティス・アセットAAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル)(3月)110550045.2
1010DIAMアセットDIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー)6月、12月102063562.3
1011大和住銀投信短期豪ドル債オープンなし1020なしなし
1112ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)(3、6、9、12月)99029029.3
1213三井住友アセット三井住友・ヨーロッパ国債ファンドなし960なしなし
1213大和投資信託ダイワ・グローバル債券ファンドなし960なしなし
1213国際投信エマージング・ソブリン・オープンなし960なしなし
1314AIG投信AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) なし945なしなし
1415三井住友アセット世界高金利債券ファンド(債券万博)6月、12月94028029.8
1516中央三井アセット中央三井高金利ソブリンオープン(5、11月)89039544.4
16野村アセット野村米国好利回り社債投信Dコース6月、12月87125329.0

1.概況

国際債券型のファンドで分配金(年間)が最も多いファンドは、前回調査結果と同様に、住信アセット「住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星)」です。
次に分配金が多いファンドは、「CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム)」です(前回も2位)。

なお、3位までのファンドは、年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型ファンド全体から見ても分配金が多いファンドです。

年間分配金ベスト20内で差があり、1位の分配金と11位以下の分配金では、約2倍程度の差があります。

このランキングにあるファンドでは、年間の決算回数に満たない以下のファンドがあります(即ち、最近設定されたファンドです)。
このファンドは、今後年間12回分の決算の合計値になった場合、年間分配金がさらに多くなります。

 5位:JPモルガン・アセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」 8回分

参考:「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(国際債券型ファンド)の年間分配金
全ての投資信託を対象にした純資産残高で第1位の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(モーニングスター調べ。08年2月4日付け)は、年間分配金480円(40円/月×12回)です。

<前回調査結果との違い>

対象ファンドのうち、1月がボーナス分配の対象になるファンドがないため、分配金の増額は微増程度です。

●年間分配金の増加

 ・JPモルガン・アセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」
  年間70円増加(設定1年未満のため、1月分の分配金が増加)

 ・大和投資信託「ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)」
  年間20円増加(1月の分配金100円。昨年1月80円)

 ・大和住銀投信「短期豪ドル債オープン」
  年間10円増加(1月の分配金90円。昨年1月80円)

 ・三井住友アセット「世界高金利債券ファンド(債券万博)」
  年間10円増加(1月の分配金70円。昨年1月60円)

●年間分配金の減少

 ・AIG投信「AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)」
  年間10円減少(1月の分配金70円。昨年1月80円)

2.分配の仕方、商品特性でみた場合

分配の仕方でみると、ベスト10は、ボーナス分配実施のファンドが多いです。
ボーナス分配の実施回数はベスト20全体では2回が多く(9本)、次に年4回、年1回が多いです(各2本)。

また、商品特性をみると、ベスト10のファンドの投資対象地域は、オーストラリア(4位の2本のファンド)、先進国(1位、2位、3位、7位、8位、9位、10位)が多いです。
グローバル分散タイプも多いです(3位、8位、9位、10位)。

3.他のタイプと比較した場合

毎月分配型の他のタイプのベスト10と、分配金を比較した場合、バランス型は3番目になります。
軟調の影響により、ベスト10の平均値は減少しました(前回1404円、今回1380円)。

 国際株式型 1位:2435円~10位:1750円(前回1位は3350円。10位は1930円)
          ベスト10の平均値:2016円(前回2569円)

 国際REIT型 1位:3920円~10位:1195円(前回10位は1190円)
          ベスト10の平均値:1860円(前回同様)

 バランス型 1位:2620円~10位:1124円(前回10位は1180円)
          ベスト10の平均値:1458円(前回1516円)

 国際債券型 1位:1906円~10位:1020円(前回同様)
          ベスト10の平均値:1380円(前回1404円)

なお、年間でなく月間(1月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型ファンド 投信分類別分配金ベスト10(08年2月版)」を参照ください。

4.最新の半期でみた場合

サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年8月~本年1月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

 ※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
 ※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド

順位順/年運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金ボ分配金ボ構成比
1安田投信通貨分散外国債券ファンド(十二航路)3月、9月62243770.3
28大和投資信託ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)なし600なしなし
36新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド6月、12月54024044.4
410大和住銀投信短期豪ドル債オープンなし540なしなし
514三井住友アセット世界高金利債券ファンド(債券万博)6月、12月49014028.6
612三井住友アセット三井住友・ヨーロッパ国債ファンドなし480なしなし
612大和投資信託ダイワ・グローバル債券ファンドなし480なしなし
612国際投信エマージング・ソブリン・オープンなし480なしなし
6ニッセイアセットニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)なし480なしなし
7フィデリティ投信フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドなし480なしなし
8大和投資信託ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(杏の実)なし450なしなし
8大和投資信託ダイワ外債ソブリン・ファンドなし450なしなし
8シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)2、5、8、11月45000
9安田投信パン・パシフィック外国債券オープンなし440なしなし
9大和投資信託りそな ハイグレード・ソブリン・ファンドなし440なしなし
1014AIG投信AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) なし435なしなし
115JPモルガンJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド3、6、9、12月42000
1111ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)(3、6、9、12月)42000
11大和住銀投信エマージング債券ファンドなし420なしなし
12野村アセット米欧 ハイ・インカムオープン なし410なしなし

<年間分配ランキングとの違い>

1)順位の特徴

年間ランキングに比べ、年間ランキングに含まれたファンドのうち、順位が上昇したファンドには、軟調になった昨年8月以降でも、ボーナス分配を実施したファンド(2本。3位、5位のファンド)や、ボーナス分配はないが通常の分配金が多いファンドが多いです(6本)。
投資対象地域は先進国が多く、分散投資タイプの方が多いです。

 主に先進国対象 5本(グローバル分散型 3本含む)
 新興国対象 3本
 
2)半期ランキングで新たにランクインしたファンド

タイプ別でみると、グローバル(地域)分散タイプ(先進国対象)が最も多いです。
 
 ・グローバル(地域)分散タイプ(先進国対象) 6本
 1位、6位、8位のダイワ外債ソブリン・ファンド、9位の2本、12位

 ・ハイイールド(社債等。先進国対象) 2本
 7位、12位(グローバル分散と重複)

 ・新興国 2本
 8位のシュローダー、11位のエマージング債券ファンド

3)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド

昨年前半の堅調時に実施された多額のボーナス分配が計算対象から外れたため、分配金が減少しました。軟調になった昨年後半にボーナス分配が実施できなかったファンドが多いです(10本中6本が該当)。

 ・住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星) 年間1位 3月1438円
 ・CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) 年間2位
  3月642円、4月227円、5月237円
 ・通貨分散ボンドオープン(いろどり) 年間3位 6月1200円
 ・MHAM豪ドル債券ファンド 年間4位 5月950円 11月なし
 ・みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) 年間4位 5月950円 11月なし
 ・ルーミス米国ハイイールドファンド 年間7位 6月660円 12月なし
 ・AAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル) 年間9位 3月500円
 ・DIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー) 年間10位 
  6月635円 12月なし
 ・中央三井高金利ソブリンオープン 年間15位 5月395円 11月なし
 ・野村米国好利回り社債投信Dコース 年間16位 6月253円 12月なし


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/02/19(火) 07:00:00|
  2. 国際債券型分配金ランキング
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