これらのファンドに関するコストが低いと以下のように投資効果はよくなります。
購入手数料が安い:
その分だけ多くの口数を購入できるのでリターン(分配金を含む)もよくなります。
信託報酬が低い:
ファンドが得た運用益(配当収入、有価証券売却益等)から差し引かれるコスト(信託報酬)が低くなり、投資元本の維持、分配金への反映が期待できます。
信託留保額が低い:
ファンド解約時の価格が低くならずに済み、最終的な利益確定額が有利になります。
これらコストについては、この記事では詳しく説明しませんが、さらに知りたい方は、以下のWEBサイト等でご確認ください。
投資信託のコスト(goo マネー)
●国際債券型ファンド分配金ベスト20でのコスト状況(購入手数料、信託報酬、信託財産留保額)
<調査結果の要約>
1)購入手数料(上限値)は、3.15%(税込み)が大半(全体の45%)。
2)信託報酬の平均は、1.2852%。毎月分配型の全ての国際債券型ファンドの平均値1.2829%に比べやや高い
3)信託報酬が最も低いファンドは、三井住友アセット「三井住友・ヨーロッパ国債ファンド」(0.8925%)。
4)信託財産留保額では「なし(0)」が最も多い(12本)
■国際債券型ファンド コストランキング(信託報酬が少ない順)
※購入手数料、信託報酬は上限値が対象
※各コストの項目での単位は、いずれも%
※以下の表中の「順/分」は、分配金ランキングでの順位
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 分配金 | 購入手数料 | 信託報酬 | 信託留保額 |
| 1 | 12 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | 960 | 2.1 | 0.8925 | 0.3 |
| 2 | 1 | 住信アセット | 住信 ヨーロッパ国債ファンド(ユーロ十二星) | 1906 | 2.625 | 0.945 | 0.1 |
| 2 | 10 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 1020 | 2.1 | 0.945 | 0 |
| 3 | 2 | CAアセット | CA米国・ユーロ高利回り債ファンド (りそなペア・ハイ インカム) | 1718 | 3.15 | 1.05 | 0 |
| 3 | 3 | 安田投信 | いろどり通貨分散ボンドオープン(いろどり) | 1607 | 2.1 | 1.05 | 0.1 |
| 3 | 10 | DIAMアセット | DIAM高格付インカム・オープン(ハッピークローバー) | 1020 | 3.15 | 1.05 | 0.2 |
| 4 | 9 | フォルティス・アセット | AAAソブリン・ファンド(トリプルアクセル) | 1105 | 3.15 | 1.1025 | 0 |
| 5 | 6 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 1340 | 3.675 | 1.155 | 0.5 |
| 5 | 15 | 中央三井アセット | 中央三井高金利ソブリンオープン | 890 | 3.15 | 1.155 | 0.2 |
| 6 | 14 | 三井住友アセット | 世界高金利債券ファンド(債券万博) | 940 | 3.15 | 1.2285 | 0.2 |
| 7 | 4 | みずほ投信 | MHAM豪ドル債券ファンド | 1500 | 2.625 | 1.25 | 0 |
| 8 | 4 | みずほ投信 | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 1500 | 2.1 | 1.3125 | 0 |
| 8 | 8 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | 1160 | 2.1 | 1.3125 | 0 |
| 8 | 12 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | 960 | 2.1 | 1.3125 | 0 |
| 9 | 11 | ゴールドマンサックス | GS新成長国債券ファンド(花ボンド) | 990 | 3.15 | 1.5225 | 0 |
| 10 | 7 | みずほ投信 | ルーミス米国ハイイールドファンド | 1320 | 3.15 | 1.575 | 0 |
| 11 | 12 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | 960 | 3.15 | 1.6485 | 0.5 |
| 12 | 13 | AIG投信 | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | 945 | 3.675 | 1.68 | 0 |
| 12 | 16 | 野村アセット | 野村米国好利回り社債投信Dコース | 871 | 3.15 | 1.68 | 0 |
| 13 | 5 | JPモルガン | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 1360 | 3.675 | 1.8375 | 0 |
1.購入手数料(上限値)
国際債券型ファンド分配金ベスト20の購入手数料(上限値)は、3.15%(税込み)が9本と最も多く、全体の45%を占めます。次に2.1%が多いです(6本)。
購入手数料は、販売会社が複数ある場合、料率が異なる場合もありますので、料率が低い販売会社で買えるのであれば、その方が得です(ファンド運用会社のWEBサイトに、販売会社が掲載されていますので確認してみてください)。
2.信託報酬
国際債券型ファンド分配金ベスト20の平均信託報酬(率)は、1.2852%です。毎月分配型の全ての国際債券型ファンドの平均値1.2829%に比べやや高いです。
なお、全ての毎月分配型ファンドを対象にした信託報酬のランキングを確認したい場合は、以下のページを参照してください。
信託報酬ランキング・比較(2007年4月時点の状況)
最も信託報酬が低いファンドは0.8925%で、三井住友アセット「三井住友・ヨーロッパ国債ファンド」です。全ての毎月分配型ファンドを対象にした場合では、特に低い方ではないです(全毎月分配型ファンドでの国際債券型の最低値は、0.2835%で野村ファンドラップ外国債券が該当)。
最も信託報酬が高いファンドは1.8375%で、JPモルガンアセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」です。JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンドは、購入手数料も高く、コストが比較的高いファンドです。従って、コスト相応の運用益を要求したいファンドです。
信託報酬が高いファンドは、新興国投資のファンドが多いです。新興国投資はカントリーリスクなどリスクが多いファンドなので、調査などの負担が大きいことが影響している可能性があります。
3.信託財産留保額
国際債券型ファンド分配金ベスト20のファンドでは、「なし(0)」が最も多いです(12本)。次に0.2%が多いです(3本)。
運用会社によって留保額が異なるようです。留保額なしは、大和投資信託、みずほ投信が多く、留保額を設定している場合は、三井住友アセットが多いです。
参考:「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(国際債券型ファンド)のコスト
全ての投資信託を対象にした純資産残高で第1位の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(モーニングスター調べ。08年2月4日付け)のコストは以下のとおりです。
購入手数料:1.575%(上限値)
信託報酬:1.3125%
信託財産留保額:0.5%
※年間分配金480円(40円/月×12回)
※同ファンドの購入手数料無料(ノーロード)の販売先
オリックス証券、カブドットコム証券、楽天証券
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