なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)毎月分配型ファンドの分配金で最も増加したファンドは「三菱UFJ バランスインカム・グローバル」(50円。前月より20円増加)。
年4回〜年6回;隔月分配型で増加したファンドは、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」(74円。前月より34円増加)。
2)毎月分配型ファンドの分配金で最も減少したファンドは「ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹)」。
前期のボーナス分配から通常の分配金に戻ったため。
年4回〜年6回:隔月分配型ファンドで、分配金が減少したファンドは、ユナイテッド投信「おきなわ かりゆしファンド」(0円:無配。前期より20円減少)。
3)ボーナス分配を実施しなかったファンドは2本(対象期間にボーナス分配を行う全てのファンドでボーナス分配なし)
4)初回分配のファンドは毎月分配型2本、年4回分配型1本
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額の単位は円
※増額が多い順に列挙
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 3月 | 増額 | 2月 | 1月 | 12月 | 昨年3月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | バランス | 50 | 20 | 30 | 29 | 29 | 32 | 毎期変動 | 8042 |
| 2 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオB(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 70 | 10 | 60 | 50 | 50 | 15 | なし | 8708 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 3月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年3月 | 基準価格 |
| 1 | 野村アセット | ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり) | 6 | 国際債券 | 74 | 34 | 40 | 35 | 26 | 21 | 9837 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ最も増加したファンドは、「三菱UFJ バランスインカム・グローバル」で、50円(20円増加)の分配金(ボーナス分配として)がでました。
軟調の影響もあり、2本とも分配金は大幅な増額でなく、20円以下の微増程度です。
年6回:隔月分配型のファンドの分配金で、前期に比べ増加したファンドは、野村アセット「ハイ・イールド ボンド オープン Cコース(為替ヘッジあり)」で、74円(34円増加)の分配金(ボーナス分配として)がでました。
円高の影響だと思いますが、このファンドの特徴である「為替ヘッジ対応タイプ」であったことが影響したと思います。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額の単位は円
※減額が多い順に列挙
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 3月 | 減額 | 2月 | 1月 | 12月 | 昨年3月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | ブラックロック | ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹) | 国際株式 | 30 | -70 | 100 | 30 | 30 | 20 | 2月、8月 | 9553 |
| 2 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ) | 国際債券 | 58 | -3 | 61 | 61 | 61 | 53 | なし | 9163 |
| 3 | ニッセイアセット | ニッセイ/パトナム・毎月分配インカムオープン | 国際債券 | 34 | -2 | 36 | 36 | 38 | 36 | なし | 7705 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 3月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年3月 | 基準価格 |
| 1 | ユナイテッド投信 | おきなわ かりゆしファンド | 4 | バランス | 0 | -20 | 20 | 90 | 270 | 60 | 9106 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ最も減少したファンドは、「ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹)」で30円(70円減少)の分配金となりました。
この減額は、前期のボーナス分配から通常時の分配金に戻ったことによるものです。
年4回、年6回:隔月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ減少したファンドは、ユナイテッド投信「おきなわ かりゆしファンド」で0円:無配(20円減少)の分配金となりました。
当ファンドの投資対象は、国際債券、国内株式に各50%となっていますが、国際債券は為替要因(円高の進行)等の影響、国内株式は長引く軟調相場の影響により、運用が芳しくない結果になったようです。
3.ボーナス分配を実施しなかったファンド
以下の毎月分配型ファンド2本で、ボーナス分配が実施されませんでした。
※昨年3月の分配金との差額が多い順に列挙
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 3月 | 昨年3月 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 野村アセット | グローバルREITオープン | 国際REIT | 50 | 550 | -500 | 7362 | (3、6、9、12月) |
| DIAMアセット | DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部) | 国際株式 | 40 | 540 | -500 | 7964 | 3、6、9、12月 |
対象期間にボーナス分配を行うファンド2本全てでボーナス分配は実施されませんでした。
これらのファンドの決算日の基準価格をみると、7000円台になっており運用が低迷しています(この価格ではボーナス分配は無理だと思います)。
この結果により、今月にボーナス分配を予定していた毎月分配型ファンド48本全てで、ボーナス分配が実施されませんでした。
4.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 三井住友アセット | グローバル高金利通貨ファンド(プレミアムエイト) | 国際債券 | 50 | 8979 | なし |
| 三菱UFJ投信国際株式 | 三菱UFJグローバル・インフラ関連株式ファンド | 国際株式 | 20 | 7920 | なし |
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 分配金 | 基準価格 |
| ベアリング投信 | アジア製造業ファンド(3カ月決算型) | 国際株式 | 4 | 0 | 7540 |
決算日の基準価格をみると3本とも9000円未満になっており、運用が低迷しています。
グローバル高金利通貨ファンド(プレミアムエイト)は、比較的手堅い投資分野である国際債券型のファンドですが、円高の影響が大きかったのではないかと思います。
・基準価格の推移(QUICK)
三菱UFJ グローバル・インフラ関連株式ファンドは、株式では比較的手堅い投資分野であるインフラ関連に投資するファンドですが、世界的な株式相場の軟調の影響(および円高の影響)から逃れられなかったようです。
・基準価格の推移(QUICK)
アジア製造業ファンド(3カ月決算型)は、成長性が期待される新興国の株式に投資するファンドですが、世界的な株式の軟調相場に巻き込まれているようです。決算日の基準価格は7000円台となっており、運用が低迷しています。
・基準価格の推移(QUICK)
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