<調査結果の要約>
◎4月にボーナス分配を実施しなかったファンドの順位が下降。4月にボーナス分配を行ったファンドは12本中1本のみで、このファンド(グローバル・コモディティ・オープン)の順位が大幅アップ
1)年間分配金の増加(3本)
ボーナス分配1本(商品投資型)、通常時の分配金の増配1本、分配実施回数の増加1本(年12回満たない場合)
2)年間分配金の減少(6本)
ボーナス分配の未実施(国際株式型2本)、通常時の分配金の減配(国内REIT型2本、国際REIT型1本、国際株式型1本)
3)前回ランクしたが、今回ランク外になったファンド(2本)
国内REIT型1本(ボーナス分配未実施)、国際REIT型1本(分配金の減配)
4)前回ランク外だが、今回ランクインしたファンド(2本)
商品投資型1本(ボーナス分配の実施)、国際株式型1本(増配によるものではなく、ランク外になったファンドの順位下降により、順位が繰り上がった)
5)ベスト10の分配金の特徴
昨年8月以前の堅調時でのボーナス分配の影響が大きい(昨年8月以降のボーナス分配は減配、もしくは未実施)
※順/前は、前回調査での順位。背景色が黄色の所は、前回ベスト30外での順位(同じ順位になったファンドがあるため最下位は25位)
※前回差は、前回調査結果の年間分配金との差額
※ボーナス回数での()は、目論見書等に記載されていないが、ボーナス分配が実施された回数
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 前回差 | 4月分配 | ボーナス回数 |
| 1 | 1 | みずほ投信 | MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩) | 国内REIT | 5550 | -15 | 35 | 4回 |
| 2 | 2 | 岡三アセット | 日本Jリートオープン | 国内REIT | 3130 | 0 | 30 | 2回 |
| 3 | 3 | 三井住友アセット | 三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実) | 国際株式 | 2440 | 0 | 45 | 2回 |
| 4 | 5 | みずほ投信 | みずほJ-REITファンド | 国内REIT | 2050 | -50 | 50 | 4回 |
| 5 | 7 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | バランス | 2030 | 0 | 70 | 1回 |
| 6 | 8 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木) | 国際株式 | 1930 | 0 | 40 | 4回 |
| 7 | 9 | みずほ投信 | みずほ好配当世界株オープン | 国際株式 | 1860 | 0 | 30 | 4回 |
| 8 | 10 | 興銀第一ライフ | DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部) | 国際株式 | 1830 | 0 | 40 | 4回 |
| 9 | 4 | 大和住銀投信 | グローバル好配当株オープン | 国際株式 | 1770 | -450 | 60 | (4回) |
| 10 | 12 | 新光投信 | 新光ピクテ世界インカム株式ファンド | 国際株式 | 1720 | 0 | 30 | 2回 |
| 11 | 11 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | 国際REIT | 1710 | -30 | 120 | なし |
| 12 | 13 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル好配当株ファンド | 国際株式 | 1660 | 0 | 30 | 4回 |
| 12 | 13 | ゴールドマンサックス | ゴールドマンサックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 国際REIT | 1660 | 0 | 80 | (4回) |
| 13 | 14 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | バランス | 1650 | 0 | 30 | 4回 |
| 14 | 15 | 安田投信 | 通貨分散ボンドオープン(いろどり) | 国際債券 | 1607 | 0 | 37 | 1回 |
| 15 | 18 | JPモルガンアセット | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 国際債券 | 1570 | 70 | 70 | 4回 |
| 16 | 17 | 日興アセット | グローバル高配当株式ファンド(軍配) | 国際株式 | 1560 | 0 | 40 | (4回) |
| 17 | 16 | T&Dアセット | 世界優良株ファンド(プライムコレクション) | 国際株式 | 1530 | -40 | 10 | (2回) |
| 18 | 18 | みずほ投信 | MHAM豪ドル債券ファンド | 国際債券 | 1500 | 0 | 50 | 2回 |
| 18 | 18 | みずほ投信 | みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森) | 国際債券 | 1500 | 0 | 50 | 2回 |
| 19 | 6 | 国際投信 | グローバル株式インカム | 国際株式 | 1470 | -610 | 30 | (4回) |
| 20 | 45 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 1440 | 500 | 520 | (4回) |
| 21 | 19 | ピクテ投信 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド | 国際株式 | 1420 | 0 | 30 | 4回 |
| 22 | 20 | PCAアセット | PCAアジア・オセアニア好配当株式オープン | 国際株式 | 1385 | 0 | 35 | 4回 |
| 23 | 22 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 国際債券 | 1340 | 0 | 0 | 2回 |
| 24 | 23 | みずほ投信 | ルーミス米国ハイイールドファンド | 国際債券 | 1320 | 0 | 60 | 2回 |
| 25 | 25 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | バランス | 1300 | 20 | 60 | 2回 |
| 26 | 24 | 日興アセット | 日興・CS世界高配当株式ファンドA(ヘッジなし) | 国際株式 | 1290 | 0 | 90 | なし |
| 27 | 25 | DIAMアセット | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | バランス | 1280 | 0 | 40 | 2回 |
| 28 | 26 | ニッセイアセット | ニッセイ/パトナム・グローバル好配当株式オープン(12のどんぐり) | 国際株式 | 1240 | 0 | 20 | 毎期変動 |
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際株式 | 14 | 13 |
| 2 | 国際債券 | 6 | 6 |
| 3 | バランス | 4 | 4 |
| 4 | 国内REIT | 3 | 4 |
| 5 | 国際REIT | 2 | 3 |
| 6 | 商品 | 1 | 0 |
ランクインしたファンドの順位の大幅な変動は少なく、ランクインしたファンドの入れ替えは2本のみです。
順位が上昇したファンドの原因は、4月にボーナス分配を実施しなかったファンドの順位が下降したことによる場合が多いです。ボーナス分配実施による順位の上昇は、グローバル・コモディティ・オープンのみです(投資対象である石油や非鉄金属などの資源関連の市況がよい影響です)。
順位が下降したファンドの原因は、4月にボーナス分配をしなかったことや、通常時の分配金の減配をしたためです。通常時の分配金の減配はREIT型が多いです。
上位(ベスト10)のファンドは、昨年8月以前の堅調時でのボーナス分配の影響が大きく、昨年8月以降の軟調時では、ボーナス分配は減配、もしくはボーナス分配を実施していません。
投信分類では、国際株式型が最も多く(前回も最多)、次に国際債券型が多いです(前回も2位)。
全般的に、海外投資が多く、30本のうち、27本(90%)のファンドが占めています。即ち、円高になった場合の「為替リスク」が気になるファンドが多いです。
なお、バランス型は、異なる分野の投資対象(株式、債券、REIT、先物等)がある場合のみにしました。
前回調査結果との違いをみると、本数が増えたのが国際株式型、商品型で、本数が減ったのが国内REIT型、国際REIT型です。
2)年間分配金が増加したファンド(3本)
・JPモルガンアセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」
年間70円増加(通算11回目の決算のため、4月分が加算)
・野村アセット「グローバル・コモディティ・オープン」
年間500円増加(4月の分配金520円。昨年4月20円)
・大和投資信託「世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス)」
年間20円増加(4月の分配金60円。昨年4月40円)
2)年間分配金が減少したファンド(6本)
・みずほ投信「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」
(国内REIT型)
年間15円減少(4月の分配金35円。昨年4月50円)
・みずほ投信「みずほJ-REITファンド」
(国内REIT型)
年間50円減少(4月の分配金50円。昨年4月100円)
・大和住銀投信「グローバル好配当株オープン」
(国際株式型)
年間450円減少(4月の分配金60円。昨年4月510円)
※4月のボーナス分配実施なし
・日興アセット「日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)」
(国際REIT型)
年間30円減少(4月の分配金120円。昨年4月150円)
・T&Dアセット「世界優良株ファンド(プライムコレクション)」
(国際株式型)
年間40円減少(4月の分配金10円。昨年4月50円)
・国際投信「グローバル株式インカム」
(国際株式型)
年間610円減少(4月の分配金30円。昨年4月640円)
※4月のボーナス分配実施なし
3)新たにランクインしたファンド(2本)
・野村アセット「グローバル・コモディティ・オープン」(商品型)
ボーナス分配実施による分配金の増加
・ニッセイ/パトナム・グローバル好配当株式オープン(12のどんぐり)(国際株式型)
分配金の増配によるものではなく、ランク外になったファンドの順位下降により、順位が繰り上がった(前回調査結果では次点の順位)
4)ベスト30からランク外になったファンド(2本)
・DIAMアセット「DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)」
(国内REIT型)
前回21位(今回146位)
前回年間分配金1350円(今回375円)
年間975円減少(4月の分配金25円。昨年4月1000円)
※4月のボーナス分配実施なし(年4回ボーナス分配)
・野村アセット「ノムラ日米REITファンド」
(国際REIT型)
前回23位(今回34位)
前回年間分配金1320円(今回1120円)
年間200円減少(4月の分配金60円。昨年4月260円)
※10期(10ヶ月)連続 年間分配金が減少
5)分配の仕方でみた場合
ベスト10のファンドの分配の仕方をみると、ボーナス分配が極端に多いファンドが多いです。
即ち、これらファンドの購入者は、ボーナス分配にかなり依存することになります(ボーナス分配頼りの状態になります)。
なお、堅調時(特に昨年8月以前)でのボーナス分配は、今後も同じような額が出るとは限りません。
●分配金ランキング ベスト10での年間12回の分配の内訳
1位 みずほ投信「J-REITアクティブオープン(物件満彩)」
3500円:1回(昨年6月のボーナス分配)
1100円:1回(昨年9月のボーナス分配)
600円:1回(昨年12月のボーナス分配)
50円:1回(昨年3月のボーナス分配なし)
45円:1回
40円:2回
35円:5回
2位 日本投信「日本Jリートオープン」
2800円:1回(昨年6月のボーナス分配)
30円:11回(昨年12月のボーナス分配なし)
3位 三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)
1945円:1回(昨年5月のボーナス分配)
45円:11回(昨年11月のボーナス分配なし)
4位 みずほ投信「みずほ J−REITファンド」
1000円:1回(昨年6月のボーナス分配)
100円:10回(昨年9月、12月、本年3月のボーナス分配なし)
50円:1回
5位 国際投信「グローバル財産3分法ファンド」
1260円:1回(昨年7月のボーナス分配)
70円:11回
6位「三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木)」
1340円:1回(昨年6月のボーナス分配)
140円:1回(昨年12月のボーナス分配)
90円:1回(昨年9月のボーナス分配)
30円:9回(今年3月のボーナス分配なし)
7位 みずほ投信「みずほ好配当世界株オープン」
1330円:1回(昨年6月のボーナス分配)
230円:1回(昨年12月のボーナス分配)
30円:10回(昨年9月、今年3月のボーナス分配なし)
8位 DIAMアセットDIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)」
1190円:1回(昨年6月のボーナス分配)
190円:1回(昨年9月のボーナス分配)
90円:1回(昨年12月のボーナス分配)
40円:9回(今年3月のボーナス分配なし)
9位 大和住銀投信「グローバル好配当株オープン」
710円:1回(昨年7月のボーナス分配)
410円:1回(昨年10月のボーナス分配)
110円:1回(今年1月のボーナス分配)
60円:9回(今年4月のボーナス分配なし)
10位 新光投信「新光ピクテ世界インカム株式ファンド」
1100円:1回(昨年6月のボーナス分配)
320円:1回(昨年12月のボーナス分配)
30円:10回
◆分配金ベスト30のファンドでの「ボーナス分配の実施回数」
1位 年4回(15本:約50%) 前回1位:15本
2位 年2回(10本:約33%) 前回2位:10本
3位 なし(2本:約7%) 前回3位:3本
3位 年1回(2本:約7%) 前回4位:2本
4位 毎期変動(1本:約3%) 前回0本
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