1.金額ベースでみた場合
<調査結果の要約>
■分配金が最も多いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」520円
■上位はREIT型が多い(ベスト3の6本中4本がREIT)
■ボーナス分配実施ファンドはグローバル・コモディティ・オープンのみ
■投信分類別では、国際債券型が最も多い(特にグローバル分散型が多い)
毎月分配型の投資信託(378本)を調査対象としました。
※ボーナス分配での()は、目論見書等に記載していないが増配をした月
※分配金/前は、前月(2008年3月)の分配金
※分配金/年は、年間分配金(2007年5月〜2008年4月)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | ボーナス分配 | 分配金 | 分配金/前 | 分配金/年 |
| 1 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | (1、4、7、10月) | 520 | 20 | 1440 |
| 2 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | 国際REIT | なし | 120 | 120 | 1710 |
| 3 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | 国際REIT | なし | 100 | 100 | 1200 |
| 3 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 国内REIT | なし | 100 | 100 | 1200 |
| 3 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 国際債券 | なし | 100 | 90 | 1060 |
| 3 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | 国際REIT | なし | 100 | 100 | 960 |
| 4 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 国際債券 | なし | 95 | 95 | 960 |
| 5 | 日興アセット | 日興・CS世界高配当株式ファンドA(ヘッジなし) | 国際株式 | なし | 90 | 90 | 1290 |
| 6 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドB(為替ヘッジなし) | 国際REIT | なし | 85 | 85 | 780 |
| 6 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 国際債券 | 2、5、8、11月 | 85 | 85 | 705 |
| 7 | ゴールドマンサックス | ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 国際REIT | (2、5、8、11月) | 80 | 80 | 1660 |
| 7 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | 国際債券 | なし | 80 | 100 | 1180 |
| 7 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み) | 国際REIT | なし | 80 | 80 | 1140 |
| 7 | DIAMアセット | DIAM世界リートインデックスファンド | 国際REIT | なし | 80 | 80 | 1100 |
| 7 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | 国際債券 | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | 国際債券 | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | バランス | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | 三菱UFJ投信 | オーストラリア・リート・オープン | 国際REIT | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル・リート・オープン(世界の大家さん) | 国際REIT | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | 国際債券 | なし | 80 | 80 | 960 |
| 7 | ニッセイアセット | ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) | 国際債券 | なし | 80 | 80 | 930 |
| 7 | 安田投信 | パン・パシフィック外国債券オープン | 国際債券 | なし | 80 | 80 | 870 |
| 7 | 岡三アセット | 新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス) | 国際債券 | 1、4、7、10月 | 80 | 80 | 420 |
1)概況
2008年4月の分配金で、分配金が最も多かった毎月分配型投資信託は、野村アセット「グローバル・コモディティ・オープン」です。
上位のファンドでは、ベスト3になったファンド(6本)のうち、REIT型(4本)が最も多いです。
軟調のため、4月にボーナス分配を実施したファンドは、グローバル・コモディティ・オープだけです。このため、ボーナス分配を実施せず、一定額で高めの分配金を出すようなファンドが大半を占めます。
2)投信分類別
※表中の()は構成比。品数/前は前回(3月単月)の調査結果
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際債券 | 10(43.5) | 10(43.5) |
| 2 | 国際REIT | 9(39.1) | 9(39.1) |
| 3 | 国内REIT | 1(4.3) | 2(8.7) |
| 国際株式 | 1(4.3) | 1(4.3) | |
| バランス | 1(4.3) | 1(4.3) | |
| 商品 | 1(4.3) | 0 |
堅調時はボーナス分配を行うファンドが上位にきますが(特に国際株式型など)、軟調時の今回は、ボーナス分配を行う予定であった大半のファンドでボーナス分配が実施されなかったため、通常時の分配金が高めの国際債券型や国際REIT型のファンドが多くなりました。
国際債券型のファンドは下位の方に多く、以下のようなタイプが多いです。
・グローバル分散型 4本
-ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)
-ダイワ・グローバル債券ファンド
-ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)
-パン・パシフィック外国債券オープン
・新興国投資型 3本
-シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド
(さいけん太郎 毎月分配)
-エマージング・ソブリン・オープン
-新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス)
・ハイイールド型(社債等) 1本
・オーストラリア投資型 1本
・ヨーロッパ投資型 1本
国際REIT型では、グローバル分散タイプが多いです(9本中6本)。
2.前年比でみた場合
<調査結果の要約>
■分配金の前年比(増加率)が最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」
■2〜9位のファンド8本は、全て為替ヘッジ対応タイプ
■金額ベースの順位と同様に、国際債券型が最も多く、上位でも国際債券型が多い(2〜10位の9本は、全て国際債券型)
※昨年4月に分配を実施していないファンドは対象外
※前年比の単位は%
※分配金の単位は円
※分配金/年は、年間分配金(2007年5月〜2008年4月)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 前年比 | 2008年4月 | 2007年4月 | 分配金/年 |
| 1 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 2600.0 | 520 | 20 | 1440 |
| 2 | 野村アセット | 野村ファンドラップ外国債券 Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 1400.0 | 14 | 1 | 51 |
| 3 | 野村アセット | ノムラファンドマスターズ世界債券Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 700.0 | 14 | 2 | 54 |
| 4 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 500.0 | 50 | 10 | 305 |
| 5 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオB(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 466.7 | 70 | 15 | 435 |
| 6 | 野村アセット | 野村米国好利回り社債投信Cコース (為替ヘッジあり) | 国際債券 | 363.6 | 40 | 11 | 348 |
| 7 | 野村アセット | 高利回り社債オープン・為替ヘッジ | 国際債券 | 350.0 | 35 | 10 | 235 |
| 8 | 日興アセット | ピムコ・ハイイールド・ファンド Bコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 333.3 | 40 | 12 | 246 |
| 9 | 野村アセット | アセットバック証券オープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 320.0 | 16 | 5 | 90 |
| 10 | ニッセイアセット | ニッセイ/パトナム・毎月分配ユーロインカムオープン | 国際債券 | 216.7 | 65 | 30 | 680 |
| 11 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドB(為替ヘッジなし) | 国際REIT | 188.9 | 85 | 45 | 780 |
| 12 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | 国際REIT | 166.7 | 100 | 60 | 960 |
| 13 | 新光投信 | 海外国債ファンド | 国際債券 | 155.6 | 70 | 45 | 590 |
| 14 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | バランス | 150.0 | 60 | 40 | 1300 |
| 14 | しんきんアセット | しんきんJリートオープン | 国内REIT | 150.0 | 60 | 40 | 720 |
| 14 | ブラックロック | ブラックロック世界好配当株式オープン(世界の息吹) | 国際株式 | 150.0 | 30 | 20 | 510 |
| 15 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 国際債券 | 146.2 | 95 | 65 | 960 |
| 16 | 三菱UFJ投信 | ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き) | 国際債券 | 142.9 | 20 | 14 | 186 |
| 17 | ニッセイアセット | ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) | 国際債券 | 133.3 | 80 | 60 | 930 |
| 17 | 安田投信 | パン・パシフィック外国債券オープン | 国際債券 | 133.3 | 80 | 60 | 870 |
| 17 | PCAアセット | PCAアジア・ソブリン・オープン | 国際債券 | 133.3 | 40 | 30 | 460 |
昨年4月との比率でみると、前年比(増加率)が最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です。昨年はボーナス分配を実施しませんでしたが、今年はボーナス分配を実施したためです(投資対象である原油等の資源関連の市況がよいことが影響しています)。
最近の円高(ドルなどの外貨安)の影響によるものと思いますが、2〜9位の8本は全て為替ヘッジ対応のファンドです(前回調査結果と同様な傾向)。
これら為替ヘッジ対応のファンドは、分配金は少なく、増加額も小幅になっています。
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際債券 | 15(71.4) | 14(66.7) |
| 2 | 国際REIT | 2(9.5) | 2(9.5) |
| 2 | バランス | 1(4.8) | 3(14.3) |
| 国際株式 | 1(4.8) | 1(4.8) | |
| 国内REIT | 1(4.8) | 1(4.8) | |
| 商品 | 1(4.8) | 0 |
国際債券型のタイプは以下のとおりです。投資対象地域は、新興国のみは1本だけで、これ以外は主に先進国を投資対象にしています。
・グローバル分散型 6本
・ハイイールド(社債等) 6本
・不動産系債券型 1本
・ヨーロッパ投資 1本
・新興国 1本
※表中の()は構成比。本数/前は前回(3月単月)の調査結果
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