調査対象数は93本で、2007年5月から2008年4月までの分配金が対象です。
<調査結果の要約>
1)年間分配金が最も多いバランス型ファンドは、グローバル財産3分法ファンド(前回も1位)。次に、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(前回も2位)
2)前回調査結果との違い
・年間分配金が増加(6本)
ボーナス分配以外の分配金が微増
世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) など
・年間分配金が減少(2本)
三菱UFJ バランスインカム・グローバルが大幅減
3)ボーナス分配の回数は年2回が最も多い(8本)
上位は債券の投資比率が50%以上のファンドが多い
4)国際株式型等の他のタイプと比較して分配金は、3番目の水準
5)半期分配金が最も多いバランス型ファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(前回も1位)。次にグローバル3資産バランスオープン(3つの泉)(前回も2位)
6)半期分配金順位の上位のファンドは、「ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンド」、「投資比率で国際債券が高い、国際REITがない(低い)ファンド」が多い(前回調査と同じ傾向)
※以下の表中の「順位の背景色が黄色の所」は、前回ランク外のファンドでの順位(前回調査での最下位は16位)
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※分配実施回数が年12回未満のファンド
グローバル3資産バランスオープン(3つの泉) 11回
グローバル・バランス21(満天の星) 10回
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 4月分配 |
| 1 | 1 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 7月 | 2030 | 0 | 1260 | 70 |
| 2 | 2 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | 2、5、8、11月 | 1650 | 0 | 1350 | 30 |
| 3 | 3 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 6月、12月 | 1300 | 20 | 660 | 60 |
| 4 | 3 | DIAMアセット | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | 6月、12月 | 1280 | 0 | 840 | 40 |
| 5 | 4 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 6月、12月 | 1140 | 0 | 480 | 60 |
| 6 | 5 | DIAMアセット | DIAM高格付インカム・オープンSRI(ハッピークローバーSRI) | 6月、12月 | 1124 | 0 | 827 | 27 |
| 7 | 7 | 三井住友アセット | グローバル3資産ファンド(ワンプレートランチ) | 3、6、9、12月 | 1010 | 0 | 660 | 35 |
| 8 | 9 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 9 | 11 | 中央三井アセット | グローバル3資産バランスオープン (3つの泉) | 2、5、8、11月 | 905 | 35 | 555 | 35 |
| 10 | 10 | AIG投信 | AIGイレブンプラス | 3、6、9、12月 | 900 | 5 | 550 | 35 |
| 11 | 13 | 21世紀アセット | グローバル・バランス21(満天の星) | 5月、11月 | 860 | 30 | 550 | 30 |
| 12 | 12 | 日興アセット | 世界の財産3分法ファンド | なし | 840 | 0 | なし | 70 |
| 12 | 12 | 日興アセット | 利回り財産3分法ファンド | なし | 840 | 0 | なし | 70 |
| 12 | 12 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子) | 1月、7月 | 840 | 0 | 620 | 20 |
| 13 | 13 | 大和投資信託 | 北東北三県応援・外債バランスファンド(郷土愛:AAI) | 6月、12月 | 830 | 0 | 500 | 30 |
| 14 | 15 | ゴールドマンサックス | GS 日本株・プラス 通貨分散コース | 2、5、8、11月 | 815 | 5 | 320 | 45 |
| 15 | 16 | 住信アセット | 住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) | なし | 810 | 10 | なし | 70 |
| 15 | 6 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | 毎月変動 | 810 | -226 | なし | 31 |
| 16 | 18 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 3資産分散ファンド | 3、6、9、12月 | 740 | 0 | 300 | 40 |
| 17 | 19 | 野村アセット | 世界三資産バランスファンド(セッション) | 6月、12月 | 730 | -5 | 300 | 35 |
1.概況
バランス型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、国際投信「グローバル財産3分法ファンド」です(前回も1位)。
次に分配金が多いファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドです(前回も2位)。
4位までのファンドは、年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても年間分配金が多いファンドです。
<前回調査結果との違い>
●年間分配金の増加(6本)
世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス)などで、通常時(ボーナス分配以外)の分配金が微増した程度です。
年12回未満の分配回数のファンド2本は、4月分の分配金が加算された結果、年間分配金が増加しました。
●年間分配金の減少(2本)
増配を実施しなかったファンドは、三菱UFJ バランスインカム・グローバルであり、226円減(昨年4月の分配金257円)と最も減少しました。
●前回ランクインしたが今回ランク外になったファンド
4月のボーナス分配を実施しなかったため、年間分配金が減少し、ランク外になりました(以下、年間分配金の多い順に列挙)。
・りそな ワールド・セレクト・ファンド(りそな オールスター)
今回21位(前回14位)
今回年間分配金670円(前回820円)
年間150円減少(4月の分配金40円。昨年4月190円)
※分配金は決算日の基準価格によって毎期変動
・3資産バランスオープン(トリプルインカム)
今回27位(前回8位)
今回年間分配金630円(前回980円)
年間350円減少(4月の分配金30円。昨年4月380円)
※ボーナス分配は年4回
●新たにランクインしたファンド
前回までランクインしたファンドで、4月にボーナス分配を実施しなかったファンドの年間分配金が大幅に減少した結果、これらのファンドに変わって、順位が繰り上がりました(前回は次点の位置にあり)。
投資比率では国際債券の比率が高く(60%以上)、国際REITの比率が低い(10%以下)です。
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、全般的にボーナス分配実施のファンドが多いです。特に、年2回ボーナス実施が8本と最も多く、次に年4回ボーナス実施が6本と多くなっています。
ボーナス分配を行うファンドは、相場が堅調な時は、多額の分配金を得られる可能性は高いですが、相場が軟調な時は、年間の分配金はこの実績額より下がる可能性はあります。
ファンド特性をみると、上位(2位、3位、4位)では、債券の投資比率が50%以上のファンドが多いです。
3.他のタイプと比較した場合
毎月分配型投資信託の他のタイプのベスト10と分配金を比較した場合、バランス型は3番目の水準になります(前回も同じ)。
国際株式型 1位:2440円〜10位:1470円(前回10位は1560円)
ベスト10の平均値:1777円(前回1887円)
国際債券型 1位:1607円〜10位:970円(前回10位は940円)
ベスト10の平均値:1277円(前回1197円)
バランス型 1位:2030円〜10位:900円(前回10位は895円)
ベスト10の平均値:1230円(前回1217円)
国際REIT型 1位:1710円〜10位:980円
(前回1位は1740円、前回10位は1050円)
ベスト10の平均値:1209円(前回1252円)
なお、年間でなく月間(4月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年4月分)」を参照ください。
4.半期分配金
サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年11月〜本年4月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。
※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位。「外」は年間ランキングにない場合
| 順位 | 順/年 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 4月分配 |
| 1 | 2 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | 2、5、8、11月 | 800 | 0 | 650 | 30 |
| 2 | 9 | 中央三井アセット | グローバル3資産バランスオープン (3つの泉) | 2、5、8、11月 | 730 | 0 | 555 | 35 |
| 3 | 11 | 21世紀アセット | グローバル・バランス21(満天の星) | 5月、11月 | 700 | 0 | 550 | 30 |
| 4 | 8 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 5 | 1 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 7月 | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 5 | 12 | 日興アセット | 世界の財産3分法ファンド | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 5 | 12 | 日興アセット | 利回り財産3分法ファンド | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 5 | 15 | 住信アセット | 住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 6 | 3 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 6月、12月 | 360 | 0 | 0 | 60 |
| 6 | 5 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 6月、12月 | 360 | 0 | 0 | 60 |
| 7 | 外 | PCAアセット | PCAアジア・インカム・プラス(アジアンドリーム) | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 7 | 外 | DIAMアセット | みずほBNY米国バンクローンファンド | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 7 | 外 | みずほ投信 | 世界8資産ファンド(世界組曲) | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 7 | 外 | しんきんアセット | しんきんグローバル6資産ファンド | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 7 | 外 | しんきんアセット | しんきん3資産ファンド | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 7 | 外 | DIAMアセット | DIAMインカム3資産ファンド(インカム・パスポート) | 3、6、9、12月 | 300 | 30 | 180 | 30 |
| 8 | 14 | ゴールドマンサックス | GS 日本株・プラス 通貨分散コース | 2、5、8、11月 | 270 | 0 | 0 | 45 |
| 8 | 外 | 大和投資信託 | ダイワバランス2資産(さくらんぼ) | なし | 270 | 0 | なし | 45 |
| 9 | 外 | ゴールドマンサックス | グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト) | 3、6、9、12月 | 250 | 50 | 0 | 50 |
<年間分配金ランキングとの違い>
1)順位の特徴
年間ランキングに比べ、順位が上昇したファンドをみると、ボーナス分配はないが通常時の分配金が高めなファンドが多いです(前回調査と同じ傾向)。軟調の影響でボーナス分配を行うファンドが、ボーナス分配を実施しないため、このようなファンドの順位が繰り上がりました。
・財産3分法ファンド 80円(月あたりの分配金)
・世界の財産3分法ファンド 70円(同上)
・利回り財産3分法ファンド 70円(同上)
・住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) 70円(同上)
投資比率では、国際債券が高いタイプ、REITがない(低い)タイプです(前回調査と同じ傾向)。
・グローバル3資産バランスオープン (3つの泉)
投資比率:国際債券70%、国際株式20%、国際REIT10%
・グローバル・バランス21(満天の星)
投資対象:国内外の株式・債券・通貨、商品(REITなし)
2)年間順位になく、半期順位で新たにランクインしたファンド
比較的手堅い運用のファンドが多く、国際債券の比率が高く、国際REITの比率が低い(ない)ファンドが多いです。
ボーナス分配がなく、通常の分配金が高めのファンドが多いです。
・PCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム)
国際債券 70%、国際REIT 0%(国際株式30%)
ボーナス分配がないタイプ
・みずほBNY米国バンクローンファンド
バンクローン(米企業への貸付)80%、国際債券20%
ボーナス分配がないタイプ
・世界8資産ファンド(世界組曲)
債券 60%、REIT 20%(株式20%)
ボーナス分配がないタイプ
・しんきんグローバル6資産ファンド
国内外の債券、国内外の株式、国内外のREITに各3分の1
ボーナス分配がないタイプ
・しんきん3資産ファンド
国際債券 33%、国際REIT 0%
(国内株式、国内REITに各33%)
ボーナス分配がないタイプ
・DIAMインカム3資産ファンド(インカム・パスポート)
国際債券、国際株式、国際REITに均等投資
※決算回数5回分(1回分不足)
・ダイワバランス2資産(さくらんぼ)
国際債券 80%、国際REIT 0%(国内株式20%)
ボーナス分配がないタイプ
・グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)
新興国債券80%、新興国株式20%
※決算回数5回分(1回分不足)
※今回からランクイン
3)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド
昨年8月の世界同時株安以降、軟調になってから、ボーナス分配を実施していないファンドが多いです。
軟調の国際REITや国内REIT、国内株式の比率が高いファンドが比較的多いです。
(以下、半期順位が高い順に列挙)
・DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏)
半期10位(年間4位)
半期分配金240円(毎月40円)
昨年12月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年2回)
国際REIT 25%、国際株式25%(国際債券50%)
・三菱UFJ 3資産分散ファンド
半期10位(年間16位)
半期分配金240円(毎月40円)
昨年12月、本年3月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年4回)
国内REIT 20%、国内株式20%(国際債券60%)
・世界三資産バランスファンド(セッション)
半期12位(年間4位)
半期分配金230円(毎月35〜40円)
昨年12月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年2回)
国際REIT 10%、国際株式20%(国際債券70%)
・AIGイレブンプラス
半期13位(年間10位)
半期分配金225円
12月のボーナス分配50円(通常時35円)、3月のボーナス分配実施なし
(ボーナス分配年4回)
株式50%、国際REIT 5%(債券35%、商品10%)
・グローバル3資産ファンド(ワンプレートランチ)
半期15位(年間7位)
半期分配金210円(毎月35円)
昨年12月、本年3月のボーナス分配なし
国際REIT 33%、国際株式33%(国際債券33%)
・三菱UFJ バランスインカム・グローバル
半期17位(年間15位)
半期分配金201円(6ヶ月平均 月34円)
(決算日の基準価格で分配金が毎期変動)
国際株式 30%(国際債券 70%)
・北東北三県応援・外債バランスファンド(郷土愛:AAI)
半期20位(年間13位)
半期分配金180円(毎月30円)
12月のボーナス分配実施なし(ボーナス分配年2回)
国内株式30%(国際債券70%)
・DIAM高格付インカム・オープンSRI(ハッピークローバーSRI)
半期22位(年間6位)
半期分配金162円(毎月27円)
12月のボーナス分配実施なし(ボーナス分配年2回)
国内株式 25%(国際債券 75%)
・三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子)
半期27位(年間12位)
半期分配金120円(毎月20円)
1月のボーナス分配実施なし(ボーナス分配年2回)
国内株式30%、国内REIT20%(国際債券50%)
4)前回半期ランキングにあって、今回ランク外のファンド
・AIGニューグローバルファンド(メインアベニュー)
今回20位180円(前回8位330円)
4月分配金30円(昨年10月180円) ※4月のボーナス分配なし
国際債券 70%、国際株式30%
・DIAMバランス・インカム・オープン
今回24位150円(前回6位400円)
4月分配金25円(昨年10月275円) ※分配金は毎期変動
国際債券 70%、国内株式30%
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