1)年間分配金が最も多い年4回分配以上分配を行う国内REIT型ファンドは、MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)(前回も1位)。次に、日本Jリートオープンが多い(前回も2位)
2)前回調査結果との違い
●年間分配金の増加
しんきんJリートオープン など 計3本
ボーナス分配以外での分配金が微増した程度
●年間分配金の減少
みずほJ-REITファンドなど 計4本
DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)は年間975円の大幅減
(4月のボーナス分配実施なし)
4)半期分配金が最も多い国内REIT型ファンドは、MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)(前回も1位)。次に、DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)が多い(前回も2位)
年間ランキングに比べ、上位には「ボーナス分配はないが通常の分配金が比較的多いファンド」が多い
年4回分配以上分配を行う国内REIT型のファンドの年間分配金を調査しました。毎月分配型ファンドだけでは13本しかないため、年4回分配型(4本)及び年6回(隔月)分配型ファンド(2本)も加えました。
調査対象は、19本で、分配金は2007年5月から2008年4月までを対象にしました。
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※4月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 4月分配 |
| 1 | 1 | みずほ投信 | MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩) | 12 | 3、6、9、12月 | 5550 | -15 | 5200 | 35 |
| 2 | 2 | 岡三アセット | 日本Jリートオープン | 12 | 6月、12月 | 3130 | 0 | 2800 | 30 |
| 3 | 3 | みずほ投信 | みずほJ-REITファンド | 12 | 3、6、9、12月 | 2050 | -50 | 1000 | 50 |
| 4 | 4 | ニッセイアセット | ニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型) | 6 | なし | 1700 | 0 | なし | 外 |
| 5 | 5 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M) | 6 | 1月、7月 | 1600 | 0 | 1000 | 外 |
| 6 | 8 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 12 | なし | 1200 | 0 | なし | 100 |
| 7 | 9 | みずほ投信 | MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) | 12 | 2月、8月 | 962 | 0 | 500 | 42 |
| 8 | 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ Jリートオープン | 4 | なし | 900 | -60 | なし | 180 |
| 9 | 11 | 中央三井アセット | 中央三井Jリートファンド | 12 | (2、5、8、11月) | 860 | 0 | 530 | 30 |
| 10 | 7 | 野村アセット | J-REITオープン | 4 | なし | 840 | -500 | なし | 60 |
| 11 | 12 | 日興アセット | インデックスファンド Jリート | 4 | なし | 765 | 0 | なし | 外 |
| 12 | 13 | 大和投資信託 | ダイワJ-REITオープン(毎月決算型) | 12 | なし | 720 | 0 | なし | 60 |
| 12 | 13 | 大和投資信託 | ダイワJ-REITオープン | 4 | なし | 720 | 0 | なし | 外 |
| 12 | 13 | 住信アセット | 住信J-REIT・リサーチ・オープン | 12 | なし | 720 | 0 | なし | 60 |
| 12 | 14 | しんきんアセット | しんきんJリートオープン | 12 | なし | 720 | 20 | なし | 60 |
| 13 | 15 | 新光投信 | 新光J-REITオープン | 12 | なし | 675 | 5 | なし | 60 |
| 13 | 15 | 新光投信 | J-REITパッケージ | 12 | なし | 675 | 5 | なし | 60 |
| 14 | 6 | DIAMアセット | DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー) | 12 | 1、4、7、10月 | 375 | -975 | 100 | 25 |
| 15 | 13 | 野村アセット | 野村日本不動産投信 | 12 | 4月、10月 | 240 | -500 | 0 | 20 |
1.概況
国内REIT型のファンドで分配金(年間)が最も多いファンドは、みずほ投信「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」です(前回も1位)。堅調であった昨年6月のボーナス分配3500円が影響しています。軟調になった昨年8月以降のボーナス分配は毎期減少しています(昨年9月1100円、昨年12月600円、本年3月ボーナス分配なし)。
次に分配金が多いファンドは、日本投信「日本Jリートオープン」です(前回も2位)。堅調であった昨年6月のボーナス分配2800円が影響しています。軟調になった昨年8月以降(昨年12月)のボーナス分配は実施していません。
3位までの毎月分配型ファンドは、毎月分配型ファンドの分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体で見ても分配金が多いファンドです。
年間分配金ベスト20内で格差が結構あり、1位と、それ以外で差があります。1位のファンドの分配金は、国際REITファンドの分配金ランキング1位のファンドの分配金(年間1710円)よりも多いです(約3倍)。
<前回調査結果との違い>
●年間分配金の増加
しんきんJリートオープンなど計3本で、分配金が20円以下の微増となりました。
●年間分配金の減少
4月にボーナス分配を予定していた2本全てが、ボーナス分配を実施しませんでした。
特に、DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)は、年間975円減(昨年4月のボーナス分配1000円)の大幅減になりました。
野村日本不動産投信は、過去1年間、ボーナス分配(年2回予定)を実施していません(その結果、12期連続20円)。
みずほJ-REITファンドは、4月から通常時の分配金が半減になり、100円から50円になりました。
三菱UFJ Jリートオープンは、07年4月より通算4期連続で240円の分配をしてきましたが、5期前(07年1月)の180円に戻りました。
野村アセット「J-REITオープン」は、過去2年来、最安値の分配金(60円)となりました。
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、ベスト10は、ボーナス分配実施のファンドが多いです。特にベスト3のファンドは、ボーナス分配が多いです(昨年8月以前の堅調時に実施したボーナス分配の影響が大きい)。
分配回数でみると、年4回分配型、年6回(隔月)分配型のファンドの数が少ない影響もありますが、ベスト3は、全て毎月分配型です。
3.他のタイプと比較した場合
他のタイプの年間分配金に比べ、ベスト10の分配金の水準が最も高いです。ただし、下位の方は分配金が少なくなり、11位以下では国際REIT型より少なくなります。
軟調の影響で、ベスト10の分配金の平均値は、前回より減少しました。
<ベスト10の比較>
国内REIT型 1位:5550円〜10位:840円
(前回1位は5565円、前回10位は960円)
ベスト10の平均値:1879円(前回1991円)
国際株式型 1位:2440円〜10位:1470円(前回10位は1560円)
ベスト10の平均値:1777円(前回1887円)
国際債券型 1位:1607円〜10位:970円(前回10位は940円)
ベスト10の平均値:1277円(前回1197円)
バランス型 1位:2030円〜10位:900円(前回10位は895円)
ベスト10の平均値:1230円(前回1217円)
国際REIT型 1位:1710円〜10位:980円
(前回1位は1740円、前回10位は1050円)
ベスト10の平均値:1209円(前回1252円)
<11位以下の比較>
国内REIT型 11位:765円〜15位:240円
国際REIT型 11位:960円〜19位:720円
なお、年間でなく月間(4月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型ファンド 投信分類別分配金ベスト10(08年4月版)」を参照ください(年4回分配型、年6回:隔月分配型除く)。
4.半期分配金
サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年11月〜本年4月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。
※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※4月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
| 順位 | 順/年 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 4月分配 |
| 1 | 1 | みずほ投信 | MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩) | 12 | 3、6、9、12月 | 775 | -5 | 600 | 35 |
| 2 | 6 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 12 | なし | 600 | 0 | なし | 100 |
| 3 | 3 | みずほ投信 | みずほJ-REITファンド | 12 | 3、6、9、12月 | 550 | -50 | 0 | 50 |
| 4 | 4 | ニッセイアセット | ニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型) | 6 | なし | 500 | 0 | なし | 外 |
| 5 | 8 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ Jリートオープン | 4 | なし | 420 | -60 | なし | 180 |
| 6 | 5 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M) | 6 | 1月、7月 | 360 | 0 | 0 | 外 |
| 6 | 12 | 大和投資信託 | ダイワJ-REITオープン(毎月決算型) | 12 | なし | 360 | 0 | なし | 60 |
| 6 | 12 | 大和投資信託 | ダイワJ-REITオープン | 4 | なし | 360 | 0 | なし | 外 |
| 6 | 12 | 住信アセット | 住信J-REIT・リサーチ・オープン | 12 | なし | 360 | 0 | なし | 60 |
| 6 | 12 | しんきんアセット | しんきんJリートオープン | 12 | なし | 360 | 0 | なし | 60 |
| 7 | 13 | 新光投信 | 新光J-REITオープン | 12 | なし | 345 | 5 | なし | 60 |
| 7 | 13 | 新光投信 | J-REITパッケージ | 12 | なし | 345 | 5 | なし | 60 |
| 8 | 11 | 日興アセット | インデックスファンド Jリート | 4 | なし | 305 | 0 | なし | 外 |
| 9 | 7 | みずほ投信 | MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) | 12 | 2月、8月 | 252 | 0 | 0 | 42 |
| 10 | 2 | 日本投信 | 日本Jリートオープン | 12 | 6月、12月 | 180 | 0 | 0 | 30 |
| 10 | 9 | 中央三井アセット | 中央三井Jリートファンド | 12 | (2、5、8、11月) | 180 | 0 | 0 | 30 |
| 11 | 14 | DIAMアセット | DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー) | 12 | 1、4、7、10月 | 150 | 0 | 0 | 25 |
| 12 | 10 | 野村アセット | J-REITオープン | 4 | なし | 120 | -200 | なし | 60 |
| 12 | 15 | 野村アセット | 野村日本不動産投信 | 12 | 4月、10月 | 120 | 0 | 0 | 20 |
<年間分配金ランキングとの違い>
順位が上がったファンドは、ボーナス分配を実施しなかったファンドの順位が下がったため、順位が繰り上がった場合が多いです(特に、ボーナス分配を実施しないが通常の分配金が比較的多いファンド)。
軟調の影響で、「ボーナス分配実施のファンド」が、ボーナス分配を実施できないため、下位(9位以下)の方に多いです。これらのファンドの通常時の分配金(月あたり)は20〜42円であり、ボーナス分配を実施しないと分配金の合計額が少なくなります。
軟調時の昨年11月以降に、ボーナス分配を実施したファンドは、1位のMHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)だけです。昨年12月のボーナス分配は600円でしたが、本年3月はボーナス分配なしです。
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