なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「HSBC アジア・プラス(3ヵ月決算型)」(50円。前期より50円増加:前期無配)
2)分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、「三菱UFJ 6資産バランスファンド」(40円。前期より20円減少)
5月上旬にボーナス分配を予定していたファンド7本全てで、ボーナス分配なし。
「MHAM6資産バランスファンド(六花選)」が昨年5月に比べ最も分配金が減少(1160円減)
3)初回分配のファンドは2本
三菱UFJ投信「地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)」が比較的多額の分配を実施(800円)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※分配金の「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 5月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | HSBC投信 | HSBC アジア・プラス(3ヵ月決算型) | 4 | 国際株式 | 50 | 50 | 0 | 300 | 100 | 無 | 8480 |
| 2 | BNPパリバ | BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) | 4 | バランス | 95 | 20 | 75 | 無 | 無 | 無 | 9898 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「HSBC アジア・プラス(3ヵ月決算型)」です。前期は無配でしたが、今期は50円の分配金がでました。
分配金が増加した2本は、いずれも新興国投資のファンドです。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 5月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 6資産バランスファンド | 6 | バランス | 40 | -20 | 60 | 80 | 100 | 100 | 9677 |
| 2 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 米国債券インカム オープン(夢咲月) | 6 | 国際債券 | 65 | -5 | 70 | 75 | 80 | 75 | 7564 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、「三菱UFJ 6資産バランスファンド」です。減額が最も多いといっても20円であり、そんなに多くはないです。
基準価格が8000円台になっているバランス型ファンドが結構多い中、このファンドの決算日の基準価格(分配落ち)は9000円台後半なので、比較的検討している方だと思います。このファンドの投資対象(割合)は、債券60%、株式20%、REIT20%となっています。
<ボーナス分配を実施しなかったファンド>
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 5月 | 昨年5月 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| みずほ投信 | MHAM6資産バランスファンド (六花選) | バランス | 6 | 40 | 1200 | -1160 | 8398 | 5月、11月 |
| DIAMアセット | DIAMパッシブ資産分散ファンド(三本の矢) | バランス | 6 | 50 | 750 | -700 | 8728 | 5月、11月 |
| DIAMアセット | 世界6資産アクティブ・バランス・ファンド(キュービック・バランス) | バランス | 6 | 70 | 720 | -650 | 9010 | 5月、11月 |
| DIAMアセット | マネックス資産設計ファンド<隔月分配型> | バランス | 6 | 25 | 325 | -300 | 8458 | 5月、11月 |
| 中央三井アセット | モーニングスター グローバルバランスファンド(バイナリースター) | バランス | 6 | 35 | 315 | -280 | 8956 | 5月、11月 |
| 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 好配当日本株ファンド | 国内株式 | 6 | 20 | 300 | -280 | 8377 | 5月、11月 |
| 大和投資信託 | ダイワ資産分散インカムオープン(奇数月決算型)(D51) | バランス | 6 | 70 | 無 | - | 8748 | 5月、11月 |
ボーナス分配を実施しなかったファンドは7本で、5月上旬にボーナス分配を予定していた全てのファンドでボーナス分配はありませんでした。
昨年5月の分配金に比べ、最も分配金が減少したファンドは、「MHAM6資産バランスファンド(六花選)」で、1160円減の大幅減となりました。
1本を除く全てのファンドの基準価格は8000円台となっており、運用が低迷しています。
3.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 分配金 | 基準価格 |
| 三菱UFJ投信 | 地球温暖化対策株式ファンド(青い地球) | 国際株式 | 4 | 800 | 10157 |
| 住信アセット | SBI資産設計オープン(分配型)(スゴ6) | バランス | 6 | 33 | 9621 |
将来性のある分野である環境株に投資する「地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)」で、比較的多額の分配がでました。
このファンドの基準価格の推移をみると、本年3月後半の相場急落時は10000円を下回りましたが、その後10000円を超える形で推移しています(国際株式型ファンドでは運用が好調な方だと思います)。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
SBI資産設計オープン(分配型)(スゴ6)の投資対象は、債券40%、株式40%、REIT20%であり、リスク資産(株式、REIT)への運用が多い仕様になっています。
設定以降、10000円を下回っており運用状態はよいといえませんが、リスク資産への投資が多い割に、基準価格は9000円台後半となっていますので、健闘している方だと思います。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
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