毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


新興国投資ファンドの分配金ランキング08年5月版

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い毎月分配型の新興国投資のファンドは、三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)(前回も1位)。次に、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドが多い(前回も2位)

2)前回調査との違い

 ●年間分配金の増加(計6本)
  ボーナス分配以外の分配金が微増した程度

 ●年間分配金の減少(計3本)
  ボーナス分配以外の分配金が微減した程度
  
3)ボーナス分配実施のファンドが上位(ベスト5は全てボーナス分配を行うファンド)

4)投信分類は国際債券が最も多い(ただし、上位は国際株式型)

5)半期分配金で最も多いファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(前回も1位)。次に多いファンドは新生インベストメント「エマージング・カレンシー・債券ファンド」(前回も2位)。

上位での国際株式型ファンドが減少(軟調のため、ボーナス分配を実施できないため)

毎月分配型の投資信託で新興国投資のファンドの分配金を調べました。
調査対象は50本で、2007年5月から2008年4月までの分配金を対象にしました。
なお、新興国以外の投資対象を含むファンドもありますが、今回の調査対象は新興国の比率がなるべく多いファンドを対象にしたいため(比率が低いとファンドの特性が低下するため)、新興国投資の比率が70%以上のファンドを対象にしました。

※順/前は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査の年間分配金との差額
※ボ分配金は、ボーナス分配金

順位順/前運用会社投資信託名投信分類ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金4月分配
11三井住友アセット三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)国際株式5月、11月24400194545
22UBSUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドバランス2、5、8、11月16500135030
33JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券3、6、9、12月15707087070
44PCAアセットPCAアジア・オセアニア好配当株式オープン国際株式3、6、9、12月13850100035
55新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券6月、12月1340074060
66国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券なし9600なし80
77ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)国際債券(3、6、9、12月)940017070
88AIGインベストメンツAIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) 国際債券なし915-10なし70
99岡三アセットアジア・オセアニア好配当成長株オープン国際株式3月、9月905520065
1010シュローダー投信シュローダー・アジア公社債ファンド(アジアン円舞曲)国際債券6月8501020060
1110大和住銀投信エマージング債券ファンド国際債券なし8400なし70
1211三菱UFJ投信ピムコ・エマージング・ボンド・オープンAコース(為替ヘッジなし)国際債券なし783-3なし63
1312JPモルガンアセットJPM新興国ソブリン・オープン国際債券なし7800なし65
1412ピクテ投信ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジなしコース)国際債券なし775-5なし60
1513ニッセイアセットニッセイ/パトナム・グローバル・エマージング債券ファンド国際債券なし7200なし60
1513日興アセット日興・ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンドA(ヘッジなし)国際債券なし7200なし60
1513新光投信フロンティア・ワールド・インカム・ファンド国際債券なし7200なし60
1614三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券なし7102毎期変動58
1715シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券2、5、8、11月70585085
1816PCAアセットPCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム)国際債券なし65550なし50

1.概況

年間分配金が最も多いファンドは、「三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)」です(前回も1位)。堅調時(昨年5月)に実施したボーナス分配1945円の影響が大きいです。昨年8月以降、軟調になってからはボーナス分配を実施していません。

次に年間分配金が多いファンドは、「UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド」です(前回も2位)。昨年8月以降、軟調になってからは、ボーナス分配が少なくなっています(昨年5月700円、昨年11月650円。昨年8月、本年2月はボーナス分配なし)

ベスト5のファンドは、年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても分配金が多いファンドです。

調査対象ファンド間で格差があり、1位と、6位以下では2倍以上の差があります。

この年間分配金ランキングベスト20にあるファンドでは、年間の決算回数(12回)に満たない以下のファンドがあります(即ち、最近設定されたファンドです)。
このファンドは、今後年間12回分の分配金の合計値になった場合、年間分配金がさらに多くなります。

 3位:JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド 11回分
 17位:シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド
     (さいけん太郎 毎月分配) 9回分
 18位:PCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム) 11回分

<前回調査結果との違い>

●年間分配金が増加(6本)

ボーナス分配以外の分配金が微増になった程度です。
前述した分配回数が年12回未満のファンド3本は、4月分の分配金が加算されたものです。

●年間分配金の減少(3本)

ボーナス分配以外の分配金が微減になった程度です(投信分類は全て国際債券型)。

2.分配の仕方、商品特性でみた場合

分配の仕方でみると、ベスト10は、ボーナス分配実施のファンドが多く(10本中8本)、特にベスト5は全てボーナス分配実施のファンドです。
今回対象にしたファンドのボーナス分配の実施回数は、ベスト20内では年4回が5本と最も多いです。

上記の表に掲載されたファンドの投信分類では、前回調査結果と同様に、国際債券型が15本と最も多いです(全体の75%を占める)。ただし、上位は国際株式型が多いです。
毎月分配型で新興国投資の国際株式型ファンドは全部で5本しかなく、そのわりには上位に位置しています。

3.半期分配金

サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年11月〜本年4月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド
※前回差は、前回調査での半期分配金との差額

順位順/年運用会社投資信託名投信分類ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金4月分配
12UBSUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドバランス2、5、8、11月800065030
25新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券6月、12月540024060
317シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券6月51020085
46国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券なし4800なし80
5三菱UFJ投信三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド国際債券6月、12月4556513065
68AIGインベトメンツAIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) 国際債券なし425-5なし70
711大和住銀投信エマージング債券ファンド国際債券なし4200なし70
77ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)国際債券(3、6、9、12月)4200070
7岡三アセット新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス)国際債券(1、4、7、10月)4208010080
73JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券3、6、9、12月4200070
89岡三アセットアジア・オセアニア好配当成長株オープン国際株式3月、9月3900065
813JPモルガンアセットJPM新興国ソブリン・オープン国際債券なし3900なし65
8AIGインベトメンツAIG現地通貨建て新成長国債インカムオープン(パッション)国際債券2、5、8、11月3900065
912三菱UFJ投信ピムコ・エマージング・ボンド・オープンAコース(為替ヘッジなし)国際債券なし387-3なし63
1014ピクテ投信ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジなしコース)国際債券なし385-5なし60
11ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券なし370-5なし60
1216三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券なし360-3なし58
1215ニッセイアセットニッセイ/パトナム・グローバル・エマージング債券ファンド国際債券なし3600なし60
1215日興アセット日興・ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンドA(ヘッジなし)国際債券なし3600なし60
12日興アセット世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)国際債券なし3600なし60
1215新光投信フロンティア・ワールド・インカム・ファンド国際債券なし3600なし60
1210シュローダー投信シュローダー・アジア公社債ファンド (アジアン円舞曲)国際債券6月3600060
12BNYメロンメロン世界新興国ソブリン・ファンド国際債券5月、11月3600060

<年間分配金ランキングとの違い>

1)順位の特徴

ボーナス分配の実施内容で差異が出ています。特に、軟調になってから(昨年8月以降)、ボーナス分配を実施したファンドが年間順位よりも上位になりました。
軟調になってからボーナス分配を実施していないファンドは、順位が下がったり、ランキング外になった場合もあります(特に、年間ランキングで上位にあった国際株式型ファンド)。

他の投信分類でも同様ですが、軟調になると、ボーナス分配があるファンドは、分配金が相応に増えないため、順位が下がる(ランキング外になる)ファンドが多いです。その代わりに、ボーナス分配はないが比較的分配金の多いファンドの順位が繰り上がります。

「シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)」は、対象期間中にボーナス分配を実施していませんが、最近6期(6ヶ月)連続で85円の高めの分配を行っているため、順位が大幅に上がりました。

2)年間ランキングになく、新たにランクインしたファンド

ボーナス分配を実施しなかったファンドがランキング外になったため、順位が繰り上がりました。これらのファンドは、ボーナス分配ではない通常時の分配金が、比較的多い(月60円以上)です。

2)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド

対象期間に、ボーナス分配を実施しなかったファンドや、堅調時よりも毎期の分配金が減額になったファンドです。半期ランキング上位のファンドに比べ、毎期の分配金が少ないです(月50円以下)。

以下、半期順位に沿って列挙

・PCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム)
 半期13位:年間18位(半期分配金300円。年間655円)
 月85円の分配を実施した期間(3期)が対象期間外になったため
 昨年9月以降、月50円に減額

・三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)
 半期15位:年間1位(半期分配金270円。年間2440円) 毎期45円

 昨年5月のボーナス分配1945円が対象期間から外れ、対象期間内(昨年11月)のボーナス分配がなかったため(ボーナス分配年2回)

・PCAアジア・オセアニア好配当株式オープン
 半期18位:年間4位(半期分配金210円。年間1385円) 毎期35円

 昨年12月、本年3月のボーナス分配がなかったため


投資信託なら、フィデリティ・ダイレクト
フィデリティ証券では、手数料無料(ノーロード)のファンド75本を販売

SBI証券の投資信託
SBI証券は、手数料無料(ノーロード)のファンド110本を販売

投資関連ブログランキング参加中です。他にも投資に役立つ情報 多数掲載あり にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ

テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/05/24(土) 07:00:00|
  2. 新興国投資ファンド ランキング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://maitukibunpai.blog101.fc2.com/tb.php/484-a8b32331
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)