なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「ブラックロック天然資源株ファンド」(700円。前期より700円増加:前期無配)
2)分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、三井住友アセット「グローバル不動産投信(隔月決算型)(家主生活)」(70円。前期より30円減少)
3)初回分配のファンドは5本(国際株式3本)
ゴールドマンサックス「GS BRICs株式ファンド」が比較的多額の分配を実施(500円)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※分配金の「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※年間の決算回数は、「ノムラ・ボンド&ローン・ファンド」 、「マイストーリー分配型(年6回)Aコース (為替ヘッジあり)」は6回。これ以外は4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 5月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | ブラックロック | ブラックロック天然資源株ファンド | 国際株式 | 700 | 700 | 0 | 無 | 無 | 無 | 10374 |
| 2 | 日興アセット | 日興五大陸株式ファンド | 国際株式 | 120 | 60 | 60 | 240 | 300 | 360 | 10503 |
| 3 | 新光投信 | 海外国債ファンド | 国際債券 | 160 | 35 | 125 | 125 | 125 | 125 | 11333 |
| 4 | フランクリン・テンプルトン | テンプルトン世界バリュー株式ファンド(ビクトリア号) | 国際株式 | 30 | 30 | 0 | 無 | 無 | 無 | 8648 |
| 5 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券) | 国際債券 | 150 | 20 | 130 | 130 | 130 | 130 | 14003 |
| 6 | 野村アセット | ノムラ・ボンド&ローン・ファンド | 国際債券 | 50 | 15 | 35 | 30 | 30 | 30 | 8692 |
| 7 | 損保ジャパンアセット | 損保ジャパン好配当グローバル株式オープン | 国際株式 | 60 | 10 | 50 | 0 | 無 | 無 | 6831 |
| 8 | 野村アセット | マイストーリー分配型(年6回)Aコース (為替ヘッジあり) | バランス | 16 | 6 | 10 | 2 | 2 | 2 | 9632 |
| 9 | 国際投信 | ホープ(3ヵ月決算型)2号 | 国内債券 | 19.56 | 1 | 18.56 | 17.28 | 14.13 | 14.6 | 10000 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「ブラックロック天然資源株ファンド」です。前期は無配でしたが、今期は700円の分配金がでました。
このファンドの基準価格の推移をみると、本年3月後半の相場急落時は10000円を下回りましたが、4月後半以降10000円を超える形で推移しています(国際株式型ファンドでは運用が好調な方だと思います)。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
分配金が増加したファンドの投信分類は、国際株式型が4本と最も多いです。次に多いのは国際債券型(3本)であり、投資対象は全て先進国になっています。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※年間の決算回数は、「グローバル不動産投信(隔月決算型)(家主生活)」のみ6回。これ以外は4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 5月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年5月 | 基準価格 |
| 1 | 三井住友アセット | グローバル不動産投信(隔月決算型)(家主生活) | 国際REIT | 70 | -30 | 100 | 100 | 100 | 100 | 7564 |
| 2 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 米国ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 50 | -15 | 65 | 90 | 110 | 95 | 8706 |
| 3 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 欧米ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 70 | -10 | 80 | 95 | 110 | 95 | 9915 |
| 4 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 欧州ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 95 | -5 | 100 | 105 | 135 | 95 | 11751 |
| 5 | 三菱UFJ投信 | S-FUND B号(マネーシャトルB号) | 国内債券 | 11.13 | -4.28 | 15.41 | 10.4 | 9.99 | 9.71 | 10000 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、三井住友アセット「グローバル不動産投信(隔月決算型)(家主生活)」です。減額が最も多いといっても30円であり、そんなに多くはないです。
投信分類では債券(特に国際債券)が4本と最も多いです。
3.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 分配金 | 基準価格 |
| ゴールドマンサックス | GS BRICs株式ファンド | 国際株式 | 4 | 500 | 10597 |
| しんきんアセット | しんきんグローバル債券ファンド(奇数月決算型)(金利の卵) | 国際債券 | 6 | 50 | 9924 |
| 三井住友アセット | 三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター) | 国際株式 | 4 | 50 | 9162 |
| 東京海上アセット | 東京海上セレクト世界株式ファンド(プレミアムワールド) | 国際株式 | 4 | 25 | 9155 |
| ゴールドマンサックス | GSアジア不動産株&リート・ファンド | バランス | 4 | 0 | 9448 |
新興国に投資する「GS BRICs株式ファンド」で、比較的多額の分配がでました。
このファンドの基準価格の推移をみると、本年3月後半の相場急落時は10000円を下回りましたが、4月後半以降10000円を超える形で推移しています(国際株式型ファンドでは運用が好調な方だと思います)。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
これ以外のファンドの決算日の基準価格をみると10000円未満になっており、分配金が低めになっています。特に、三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター)、GSアジア不動産株&リート・ファンドは、GS BRICs株式ファンドと同様に新興国投資のファンドですが、GS BRICs株式ファンドに比べ基準価格が伸び悩んでいます。
・しんきんグローバル債券ファンド(奇数月決算型)(金利の卵)
参考:基準価格の推移(QUICK)
・三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター)
参考:基準価格の推移(QUICK)
・東京海上セレクト世界株式ファンド(プレミアムワールド)
参考:基準価格の推移(QUICK)
・GSアジア不動産株&リート・ファンド
参考:基準価格の推移(QUICK)
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