<調査結果の要約>
◎5月にボーナス分配を実施しなかったファンドの順位が下降。ベスト30内のファンドで5月にボーナス分配を行ったファンドはない
1)年間分配金の増加(2本)
通常時の分配金の増配1本、分配実施回数の増加1本(年12回満たない場合)
2)年間分配金の減少(6本)
ボーナス分配の未実施(国際REIT型1本)、通常時の分配金の減配(国内REIT型2本、国際REIT型1本、国際株式型1本、国際債券型1本)
3)前回ランクしたが、今回ランク外になったファンド(5本)
ボーナス分配未実施の影響(国際株式型2本、国際債券型2本、バランス型1本)
4)前回ランク外だが、今回ランクインしたファンド(6本)
増配によるものではなく、ランク外になったファンドの順位下降により、順位が繰り上がった(国際REIT型が3本と最も多い)
5)ベスト10の分配金の特徴
昨年8月以前の堅調時でのボーナス分配の影響が大きい(昨年8月以降のボーナス分配は減配、もしくは未実施)
※順/前は、前回調査での順位。背景色が黄色の所は、前回ベスト30外での順位(同じ順位になったファンドがあるため、前回の最下位は28位)
※前回差は、前回調査結果の年間分配金との差額
※ボーナス回数での()は、目論見書等に記載されていないが、ボーナス分配が実施された回数
※バランス型は、異なる分野の投資対象(株式、債券、REIT、先物等)があるタイプを対象
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 前回差 | 5月分配 | ボーナス回数 |
| 1 | 1 | みずほ投信 | MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩) | 国内REIT | 5535 | -15 | 35 | 4回 |
| 2 | 2 | 岡三アセット | 日本Jリートオープン | 国内REIT | 3130 | 0 | 30 | 2回 |
| 3 | 5 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | バランス | 2030 | 0 | 70 | 1回 |
| 4 | 4 | みずほ投信 | みずほJ-REITファンド | 国内REIT | 2000 | -50 | 50 | 4回 |
| 5 | 6 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木) | 国際株式 | 1930 | 0 | 40 | 4回 |
| 6 | 7 | みずほ投信 | みずほ好配当世界株オープン | 国際株式 | 1860 | 0 | 30 | 4回 |
| 7 | 8 | 興銀第一ライフ | DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部) | 国際株式 | 1830 | 0 | 40 | 4回 |
| 8 | 9 | 大和住銀投信 | グローバル好配当株オープン | 国際株式 | 1770 | 0 | 60 | (4回) |
| 9 | 10 | 新光投信 | 新光ピクテ世界インカム株式ファンド | 国際株式 | 1720 | 0 | 30 | 2回 |
| 10 | 11 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | 国際REIT | 1680 | -30 | 120 | なし |
| 11 | 12 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル好配当株ファンド | 国際株式 | 1660 | 0 | 30 | 4回 |
| 12 | 15 | JPモルガンアセット | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 国際債券 | 1640 | 70 | 70 | 4回 |
| 13 | 14 | 安田投信 | 通貨分散ボンドオープン(いろどり) | 国際債券 | 1607 | 0 | 37 | 1回 |
| 14 | 16 | 日興アセット | グローバル高配当株式ファンド(軍配) | 国際株式 | 1560 | 0 | 40 | (4回) |
| 15 | 17 | T&Dアセット | 世界優良株ファンド(プライムコレクション) | 国際株式 | 1490 | -40 | 10 | (2回) |
| 16 | 19 | 国際投信 | グローバル株式インカム | 国際株式 | 1470 | 0 | 30 | (4回) |
| 17 | 20 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 1440 | 0 | 20 | (4回) |
| 18 | 21 | ピクテ投信 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド | 国際株式 | 1420 | 0 | 30 | 4回 |
| 19 | 22 | PCAアセット | PCAアジア・オセアニア好配当株式オープン | 国際株式 | 1385 | 0 | 35 | 4回 |
| 20 | 23 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 国際債券 | 1340 | 0 | 60 | 2回 |
| 21 | 25 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | バランス | 1320 | 20 | 60 | 2回 |
| 21 | 24 | みずほ投信 | ルーミス米国ハイイールドファンド | 国際債券 | 1320 | 0 | 60 | 2回 |
| 22 | 26 | 日興アセット | 日興・CS世界高配当株式ファンドA(ヘッジなし) | 国際株式 | 1290 | 0 | 90 | なし |
| 23 | 27 | DIAMアセット | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | バランス | 1280 | 0 | 40 | 2回 |
| 24 | 29 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | 国際REIT | 1200 | 0 | 100 | なし |
| 24 | 29 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 国内REIT | 1200 | 0 | 100 | なし |
| 25 | 30 | 岡三アセット | グローバル・リート・セレクション | 国際REIT | 1195 | 0 | 45 | 2回 |
| 26 | 31 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | 国際債券 | 1160 | -20 | 80 | なし |
| 26 | 12 | ゴールドマンサックス | ゴールドマンサックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 国際REIT | 1160 | -500 | 80 | (4回) |
| 27 | 32 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | バランス | 1140 | 0 | 60 | 2回 |
| 27 | 32 | DIAMアセット | DIAMワールド・リート・インカム・オープン(世界家主倶楽部) | 国際REIT | 1140 | 0 | 45 | 2回 |
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際株式 | 12 | 14 |
| 2 | 国際債券 | 5 | 6 |
| 国際REIT | 5 | 2 | |
| 3 | バランス | 4 | 4 |
| 国内REIT | 4 | 3 | |
| 4 | 商品 | 1 | 1 |
1)概況
前回調査結果に比べ、ランクインしたファンドの順位の変動があり、5本がランク外になり、そのファンドに代わって、下位の方に新たにランクインしたファンドが6本あります。
順位変動の主な要因は、ボーナス分配未実施により、分配金が減少したファンドがあったためです。
上位(ベスト10)のファンドは、昨年8月以前の堅調時でのボーナス分配の影響が大きく、昨年8月以降の軟調時では、ボーナス分配は減配、もしくはボーナス分配を実施していません。
投信分類では、国際株式型が最も多く(前回も最多)、次に国際債券型が多いです(前回も2位)。前回調査よりも国際REIT型が増えていますが、増配によるものでなく、減配のためランク外になったファンドがあったため、順位が繰り上がった影響によるものです(前回調査では次点の順位にあった)
2)年間分配金が増加したファンド(2本)
・JPモルガンアセット「JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド」
年間70円増加(通算12回目の決算のため、5月分が加算)
・大和投資信託「世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス)」
年間20円増加(5月の分配金60円。昨年5月40円)
2)年間分配金が減少したファンド(6本)
・みずほ投信「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」
(国内REIT型)
年間15円減少(5月の分配金35円。昨年5月50円)
・みずほ投信「みずほJ-REITファンド」
(国内REIT型)
年間50円減少(5月の分配金50円。昨年5月100円)
・日興アセット「日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)」
(国際REIT型)
年間30円減少(5月の分配金120円。昨年5月150円)
・T&Dアセット「世界優良株ファンド(プライムコレクション)」
(国際株式型)
年間40円減少(5月の分配金10円。昨年5月50円)
・大和投資信託「ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)」
(国際債券型)
年間20円減少(5月の分配金80円。昨年5月100円)
※今回調査からランクイン
・「ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)(コロンブスの卵)」
(国際REIT型)
年間500円減少(5月の分配金80円。昨年5月580円)
※5月のボーナス分配実施なし
5)ベスト30からランク外になったファンド(5本)
新興国投資のファンドが2本(椰子の実、UBS)、オーストラリアの高格付け債券に投資するファンドが2本あります。
・三井住友アセット「三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)」
(国際株式型)
前回3位(今回110位)
前回年間分配金2440円(今回540円)
年間1900円減少(5月の分配金45円。昨年5月1945円)
※5月のボーナス分配実施なし(年2回ボーナス分配)
・「UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド」
(バランス型)
前回13位(今回37位)
前回年間分配金1650円(今回980円)
年間670円減少(5月の分配金30円。昨年5月700円)
※5月のボーナス分配実施なし(年4回ボーナス分配)
・みずほ投信「MHAM豪ドル債券ファンド」
(国際債券型)
前回18位(今回94位)
前回年間分配金1500円(今回600円)
年間900円減少(5月の分配金50円。昨年5月950円)
※5月のボーナス分配実施なし(年2回ボーナス分配)
・みずほ投信「みずほ豪ドル債券ファンド (コアラの森)」
(国際債券型)
前回18位(今回94位)
前回年間分配金1500円(今回600円)
年間900円減少(5月の分配金50円。昨年5月950円)
※5月のボーナス分配実施なし(年2回ボーナス分配)
・ニッセイアセット「ニッセイ/パトナム・グローバル好配当株式オープン(12のどんぐり)」
(国際株式型)
前回28位(今回110位)
前回年間分配金1240円(今回540円)
年間700円減少(5月の分配金20円。昨年5月720円)
※5月のボーナス分配実施なし(分配金は毎期変動)
5)分配の仕方でみた場合
ベスト10のファンドの分配の仕方をみると、ボーナス分配が極端に多いファンドが多いです。
即ち、これらファンドの購入者は、ボーナス分配にかなり依存することになります(ボーナス分配頼りの状態になります)。
なお、堅調時(特に昨年8月以前)でのボーナス分配は、今後も同じような額が出るとは限りません。最近の基準価格の水準が続いた場合、ベスト10内のファンドで今月(6月)のボーナス分配を行うファンドはないと思います(この結果、年間分配金が大幅に減少することになります)。
●分配金ランキング ベスト10での年間12回の分配の内訳
1位 みずほ投信「J-REITアクティブオープン(物件満彩)」
3500円:1回(昨年6月のボーナス分配)
1100円:1回(昨年9月のボーナス分配)
600円:1回(昨年12月のボーナス分配)
45円:1回
40円:2回
35円:6回(昨年3月のボーナス分配なし)
2位 日本投信「日本Jリートオープン」
2800円:1回(昨年6月のボーナス分配)
30円:11回(昨年12月のボーナス分配なし)
3位 国際投信「グローバル財産3分法ファンド」
1260円:1回(昨年7月のボーナス分配)
70円:11回
4位 みずほ投信「みずほ J−REITファンド」
1000円:1回(昨年6月のボーナス分配)
100円:9回(昨年9月、12月、本年3月のボーナス分配なし)
50円:2回(本年4月以降は月50円へ減額)
5位「三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木)」
1340円:1回(昨年6月のボーナス分配)
140円:1回(昨年12月のボーナス分配)
90円:1回(昨年9月のボーナス分配)
30円:9回(今年3月のボーナス分配なし)
6位 みずほ投信「みずほ好配当世界株オープン」
1330円:1回(昨年6月のボーナス分配)
230円:1回(昨年12月のボーナス分配)
30円:10回(昨年9月、今年3月のボーナス分配なし)
7位 DIAMアセットDIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部)」
1190円:1回(昨年6月のボーナス分配)
190円:1回(昨年9月のボーナス分配)
90円:1回(昨年12月のボーナス分配)
40円:9回(今年3月のボーナス分配なし)
8位 大和住銀投信「グローバル好配当株オープン」
710円:1回(昨年7月のボーナス分配)
410円:1回(昨年10月のボーナス分配)
110円:1回(今年1月のボーナス分配)
60円:9回(今年4月のボーナス分配なし)
9位 新光投信「新光ピクテ世界インカム株式ファンド」
1100円:1回(昨年6月のボーナス分配)
320円:1回(昨年12月のボーナス分配)
30円:10回
10位 日興アセット「日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)」
150円:8回(本年1月までは150円)
120円:4回(本年2月以降は120円)
◆分配金ベスト30のファンドでの「ボーナス分配の実施回数」
前回調査に比べ、「なし」が最も増えました。
1位 年4回(14本:45.2%) 前回1位:15本
2位 年2回(10本:32.3%) 前回2位:10本
3位 なし(5本:16.1%) 前回3位:2本
4位 年1回(2本:6.5%) 前回4位:2本
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