調査対象の投信は41本で、2007年6月から2008年5月までの分配金を対象にしました。
<調査結果の要約>
1)年間分配金が最も多いファンドは、日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)(前回も1位)。次に、「ワールド・リート・オープン」(前回3位)が多い
2)グローバル分散型の方がベスト10では多い(10本中9本)。ベスト3は全てグローバル分散型
3)前回調査結果との違い
<年間分配金の増加:2本>
ラサール・グローバルREITファンドなど
※ボーナス分配以外の通常時の分配金が微増した程度
<年間分配金の減少:7本>
ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)が最も減少
4)国際株式型等の他のタイプと比較して分配金は、2番目に高い水準(前回は4番目の水準)
5)半期分配金が最も多いファンドは、日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)(前回も1位)
6)半期分配金ベスト4は、全てグローバル分散タイプ
ベスト5は、全て「ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンド」
対象期間内で、ボーナス分配を実施したファンドなし
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 5月分配 |
| 1 | 1 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | なし | 1680 | -30 | なし | 120 |
| 2 | 3 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | なし | 1200 | 0 | なし | 100 |
| 3 | 4 | 岡三アセット | グローバル・リート・セレクション | 6月、12月 | 1195 | 0 | 700 | 45 |
| 4 | 2 | ゴールドマンサックス | ゴールドマンサックス米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし) | (2、5、8、11月) | 1160 | -500 | 360 | 80 |
| 5 | 5 | DIAMアセット | DIAMワールド・リート・インカム・オープン(世界家主倶楽部) | 6月、12月 | 1140 | 0 | 645 | 45 |
| 6 | 5 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み) | なし | 1120 | -20 | なし | 80 |
| 7 | 7 | DIAMアセット | DIAM世界リートインデックスファンド | なし | 1100 | 0 | なし | 80 |
| 8 | 8 | 大和投資信託 | りそな・ワールド・リートファンド(フドウさん) | 3、6、9、12月 | 1070 | 0 | 300 | 70 |
| 9 | 8 | 野村アセット | グローバルREITオープン | (3、6、9、12月) | 1050 | 0 | 550 | 50 |
| 10 | 11 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | なし | 1000 | 40 | なし | 100 |
| 11 | 10 | 野村アセット | 野村世界不動産投信 | 1月、7月 | 980 | 0 | 540 | 40 |
| 12 | 11 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル・リート・オープン(世界の大家さん) | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 12 | 11 | 三菱UFJ投信 | オーストラリア・リート・オープン | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 13 | 6 | 野村アセット | ノムラ日米REITファンド | なし | 920 | -200 | なし | 60 |
| 14 | 5 | ゴールドマンサックス | ゴールドマンサックス米国REITファンド Aコース(為替ヘッジあり) | (2、5、8、11月) | 840 | -300 | 0 | 70 |
| 15 | 12 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドB(為替ヘッジなし) | なし | 810 | 30 | なし | 85 |
| 16 | 13 | 野村アセット | 米国不動産投信ハイ・インカムオープン(りそなリート) | (6月、12月) | 765 | -10 | 160 | 50 |
| 17 | 15 | ニッセイアセット | ニッセイ/AEW・米国リートオープンBコース(為替ヘッジなし) | (3月、9月) | 720 | 0 | 0 | 60 |
| 17 | 15 | 大和投資信託 | ダイワUS-REITオープンBコース(為替ヘッジなし) | なし | 720 | 0 | なし | 60 |
| 17 | 14 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドB(ヘッジあり) | なし | 720 | -30 | なし | 40 |
1.概況
国際REIT型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし)です(前回も1位)。次に年間分配金が多いファンドは、「ワールド・リート・オープン」です(前回3位)。
国際REIT型ランキングの5位までのファンドは、毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても分配金が多いファンドです。
<前回調査結果との違い>
●年間分配金の増加(2本)
ラサール・グローバルREITファンドどで、ボーナス分配以外の分配金が微増になった程度です。
●年間分配金の減少(7本)
年間分配金が最も減少したのは「ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)(コロンブスの卵)」で、5月のボーナス分配を実施しなかったため、年間分配金が500円減少しました。
なお、上記ファンドの為替ヘッジ対応タイプ(Aコース)も、5月のボーナス分配を実施していません。
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、上位では、前回調査結果に比べボーナス分配実施するファンドが多いですが、昨年の8月以降の軟調では、ボーナス分配の減額や未実施が多いです。
ベスト10のファンドの特徴をみると、グローバル分散型の方が多いです(10本中9本)。ベスト3は、全てグローバル分散型が占めています。
3.他のタイプと比較した場合
毎月分配型投資信託の他のタイプのベスト10と分配金を比較した場合、国際REIT型は2番目の水準になります(前回は4番目の水準)。
国際債券型やバランス型のファンドで、5月にボーナス分配を実施しなかったファンドが多かった影響で、ボーナス分配以外の分配金が比較的多い国際REIT型の方が分配金の水準が高くなりました。
国際株式型 1位:1930円〜10位:1420円
(前回1位は2440円、前回10位は1470円)
ベスト10の平均値:1671円(前回1777円)
国際REIT型 1位:1680円〜10位:1000円
(前回1位は1710円、前回10位は980円)
ベスト10の平均値:1172円(前回1209円)
バランス型 1位:2030円〜10位:900円(前回と同じ)
ベスト10の平均値:1168.4円(前回1230円)
国際債券型 1位:1640円〜10位:960円
(前回1位は1607円、前回10位は970円)
ベスト10の平均値:1168.1円(前回1277円)
なお、年間でなく月間(5月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年5月分)」を参照ください。
4.半期分配金
国際REIT型ファンドは、サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が大きく異なるので、最新6ヶ月(昨年12月〜本年5月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。
※順/年は、年間分配金ランキングでの順位。「外」は年間ランキング外を示す
| 順位 | 順/年 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 5月分配 |
| 1 | 1 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | なし | 780 | -30 | なし | 120 |
| 2 | 2 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | なし | 600 | 0 | なし | 100 |
| 2 | 10 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | なし | 600 | 0 | なし | 100 |
| 3 | 6 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み) | なし | 520 | -20 | なし | 80 |
| 4 | 7 | DIAMアセット | DIAM世界リートインデックスファンド | なし | 500 | -20 | なし | 80 |
| 5 | 15 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドB(為替ヘッジなし) | なし | 500 | -10 | なし | 75 |
| 6 | 4 | ゴールドマン・サックス | ゴールドマン・サックス米国REITファンドBコース(為替ヘッジなし) | (2、5、8、11月) | 480 | -100 | 0 | 80 |
| 7 | 12 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル・リート・オープン(世界の大家さん) | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 7 | 12 | 三菱UFJ投信 | オーストラリア・リート・オープン | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 8 | 8 | 大和投資信託 | りそな・ワールド・リートファンド(フドウさん) | 3、6、9、12月 | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 8 | 14 | ゴールドマンサックス | ゴールドマン・サックス米国REITファンド Aコース(為替ヘッジあり) | (2、5、8、11月) | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 9 | 13 | 野村アセット | ノムラ日米REITファンド | なし | 360 | 0 | なし | 60 |
| 9 | 17 | ニッセイアセット | ニッセイ/AEW・米国リートオープンBコース(為替ヘッジなし) | (3月、9月) | 360 | 0 | 0 | 60 |
| 9 | 17 | 大和投資信託 | ダイワUS-REITオープンBコース(為替ヘッジなし) | なし | 360 | 0 | なし | 60 |
| 9 | 16 | 野村アセット | 米国不動産投信ハイ・インカムオープン(りそなリート) | (6月、12月) | 310 | -5 | 0 | 50 |
| 10 | 9 | 野村アセット | グローバルREITオープン | (3、6、9、12月) | 300 | 0 | 0 | 50 |
| 11 | 17 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドB(ヘッジあり) | なし | 300 | -30 | なし | 40 |
| 11 | 外 | ニッセイアセット | ニッセイ/AEW・米国リートオープンAコース(為替ヘッジあり) | (3月、9月) | 300 | 0 | 0 | 50 |
| 12 | 3 | 岡三アセット | グローバル・リート・セレクション | 6月、12月 | 270 | 0 | 0 | 45 |
| 12 | 5 | DIAMアセット | DIAMワールド・リート・インカム・オープン(世界家主倶楽部) | 6月、12月 | 270 | 0 | 0 | 45 |
<年間分配金ランキングとの違い>
1)順位の特徴
ベスト4の5本は、全てグローバル分散タイプです。ベスト5は、全てボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンドです。軟調のため、ボーナス分配を行うファンドで、ボーナス分配を実施しないファンドが多いためです。
年間ランキングに比べ順位が上がっているファンドは、ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンドが大半です。年間ランキングに比べ順位が下がっているファンドは、対象期間にボーナス分配を実施していないファンドです。今回ランクインしたファンドでは、対象期間内にボーナス分配を実施したファンドはありません。
2)年間ランキングになく半期ランキングに含まれたファンド
ボーナス分配でない通常時の分配金が、半期ランキングでランク外になった「野村世界不動産投信(月あたり40円の分配金)」よりも高めのファンドです。
・ニッセイ/AEW・米国リートオープン Aコース(為替ヘッジあり)
月あたり分配金50円
3)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド
ボーナス分配でない通常時の分配金が少なめのファンドです。ボーナス分配(昨年7月:540円)が対象期間から外れたことも影響しています。
・野村世界不動産投信
半期13位 半期分配金240円(月あたり分配金40円)
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