毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


国内株式型投信の分配金/リターンランキング(08年6月版)

年4回以上の分配を行う国内株式型のファンドの分配金(年間、半期)を調べました。
国内株式型のファンドは、毎月分配型では2つ、年6回(隔月)分配型では2つしかないため、年4回以上の分配型ファンドを対象にしました。
調査の対象は40本で、分配金は2007年6月から2008年5月までを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い年4回以上分配を行う国内株式型ファンドは、みずほ好配当日本株オープン(前回も1位)。次に、クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)が多い(前回も2位)

2)前回調査結果との違い

 ●年間分配金の増加(なし)

 ●年間分配金の減少(3本)

  AIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)が最も減少(300円減)

 ●ランクインしたファンドの入替(1本)

  5月の分配金が減少したファンドの代わりに、前回調査で次点の順位にあったファンドの順位が繰り上げ

3)国際株式型ファンドに比べ分配金が少ない(毎月分配型の国際債券型より少ない)

4)半期分配金で最も多い年4回以上分配を行う国内株式型ファンドは、クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)(前回も1位)。次に、株ちょファンド日本(カブチョファンド)が多い(前回も2位)

半期ランキングは、年間ランキングよりも分配金の水準が大幅に低下

5)リターンでみると、年間・半期ともに対象ファンドは全てマイナス(損失)

6)年間リターンで、最も損失が少ないファンドは、安田投信「安田ジャパン・セレクト(厳選大型)」。半期リターンで、最も損失が少ないファンドは、岡三アセット「日本好配当リバランスオープン」

※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
 また、「※なし」となっているのは、決算月によって分配金の違いがある場合
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※5月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
※毎月分配型は、以下の2つのファンド
 ・株ちょファンド日本(カブチョファンド)
 ・GS 日本株・プラス 通貨分散コース
  (バランス型だが国内株式の投資比率約85%なので対象に追加)
※年6回:隔月分配のファンドは、三菱UFJ 好配当日本株ファンドのみ
※上記以外のファンドは、全て年4回分配型のファンド

順位順/前運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金5月分配金
11損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン1月、7月140001000
22フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)※なし12200なし
33野村アセット日本好配当株投信 1月、7月9050800
44三井住友アセット三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン1月、7月8800820
55損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)1月、7月8500600
66大和投資信託ダイワ・好配当日本株投信(季節点描)1月、7月8200760
78フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)1月、7月7700650
810中央三井アセット日本株配当オープン(四季の実り)※なし7200なし
910日興アセット株ちょファンド日本(カブチョファンド)なし690-30なし40
1011三菱UFJ投信日本好配当利回り株オープン※なし6300なし
1112野村アセット好配当日本株式オープン(好配当ニッポン) 1月、7月6100350
1213ニッセイアセットニッセイ日本勝ち組ファンド(3ヵ月決算型)※なし6000なし
137ゴールドマンサックスGS 日本株・プラス 通貨分散コース 2、5、8、11月540-275045
1414大和投資信託ダイワ日本好配当株ファンド※なし5350なし
1515安田投信安田ジャパン・セレクト(厳選大型)※なし5000なし
169AIGインベストメンツAIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)なし450-300なし0
1716大和住銀投信日本好配当株オープン※なし4400なし
1817AIGインベストメンツAIG-SAIKYO日本株式CSRファンド(すいれん)なし4300なし
1919しんきんアセットしんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)なし3900なし
2020みずほ投信MHAM日本好配当株オープン (配当生活) ※なし3550なし

1.概況

国内株式型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、損保ジャパンアセット「みずほ好配当日本株オープン」です(前回も1位)。昨年の8月以前の堅調時に実施したボーナス分配が影響しています(7月1000円)。最新のボーナス分配対象月(本年1月)はボーナス分配なしです。

次に年間分配金が多いファンドは、フォルティス・アセット「クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)」です(前回も2位)。昨年の8月以前の堅調時に実施した増配が影響しています(6月620円)。昨年8月以降(軟調)の3期の分配金は、各200円です。

ベスト2のファンドは、年4回分配型ファンドの分配金ベスト20に含まれたファンドで、このタイプでは年間分配金が比較的多いファンドです。

年間分配金ベスト20内で格差があり、1位と、9位以下での差が2倍以上あります。

<前回調査結果との違い>

●年間分配金の減少(3本)

5月に決算を行ったファンドで年間分配金が最も減少したファンドは、「AIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)」です(本年5月0円:無配。昨年5月分配金300円)。

ゴールドマンサックス・アセット「GS 日本株・プラス 通貨分散コース」は、5月のボーナス分配を実施しませんでした。この結果、過去1年間ボーナス分配をしていないことになります(ボーナス分配は年4回実施予定)。

株ちょファンド日本(カブチョファンド)は、本年1月以降、月40円に減額しました(1月以前は、月70円)。

●前回ランクインしたが今回ランク外になったファンド

・三菱UFJ投信「三菱UFJ 好配当日本株ファンド」
 今回25位(前回18位)
 今回年間分配金120円(前回400円)
 5月分配金20円(昨年5月300円:280円減)

●前回ランク外で今回ランクインしたファンド

上記のファンドの年間分配金が減少したため、前回調査で次点の順位にあったファンドの順位が繰り上がりました。

・みずほ投信「MHAM日本好配当株オープン (配当生活)」

2.他のタイプと比較した場合

国際株式型の分配金に比べると、分配金が少ないです。ベスト10間で比べると、国内株式型は、年4回分配や毎月分配の国際株式型に比べ、半分程度の水準になっています。また、株式型ファンドよりも儲けが少ない傾向にある国際債券型ファンド(毎月分配)よりも、分配金の水準は低いです。

<各株式型との比較>

 国内株式型          1位:1400円〜10位:630円
                   (前回1位は同額。前回10位は720円)
                   ベスト10の平均値:889円(前回895円)

 国際株式型(年4回・年6回分配)  1位:3140円〜10位:1490円
                      (前回1位は6110円。前回10位は1500円)
                      ベスト10の平均値:2169円(前回2502円)

 国際株式型 1位:1930円〜10位:1420円
          (前回1位は2440円、前回10位は1470円)
          ベスト10の平均値:1671円(前回1777円)

 <上記以外の投信分類との比較>

 国内REIT型 1位:5535円〜10位:765円
          (前回1位は5550円、前回10位は840円)
          ベスト10の平均値:1823円(前回1879円)

 国際REIT型 1位:1680円〜10位:1000円
          (前回1位は1710円、前回10位は980円)
          ベスト10の平均値:1172円(前回1209円)

 バランス型 1位:2030円〜10位:900円(前回と同じ)
          ベスト10の平均値:1168.4円(前回1230円)

 国際債券型 1位:1640円〜10位:960円
          (前回1位は1607円、前回10位は970円)
          ベスト10の平均値:1168.1円(前回1277円)

3.半期分配金

サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年12月〜本年5月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※「順/年」の「外」は、年間ランキング外を示す
※前回差は、前回調査結果(半期対象)との分配金の差額(単位は円)
※5月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す

順位順/年運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金5月分配金
12フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)※なし4000なし
29日興アセット株ちょファンド日本(カブチョファンド)なし270-30なし40
213ゴールドマンサックスGS 日本株・プラス 通貨分散コース 2、5、8、11月2700045
36大和投資信託ダイワ・好配当日本株投信(季節点描)1月、7月2600230
43野村アセット日本好配当株投信1月、7月2550200
510三菱UFJ投信日本好配当利回り株オープン※なし2300なし
61損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン1月、7月20000
75損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)1月、7月15000
814大和投資信託ダイワ日本好配当株ファンド※なし900なし
920みずほ投信MHAM日本好配当株オープン (配当生活) ※なし850なし
107フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)1月、7月8000
10国際投信ジャパン株式インカム(3ヵ月決算型)※なし800なし
10岡三アセット日本好配当リバランスオープン1月8000
1111野村アセット好配当日本株式オープン(好配当ニッポン) 1月、7月7000
11三菱UFJ投信日本好配当株式ファンド※なし700なし
1219しんきんアセットしんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)なし600なし
12ゴールドマンサックスGS 日本株・プラス 円コース (3ヵ月分配型)なし600なし30
12三菱UFJ投信三菱UFJ 好配当日本株ファンド5月、11月600020
12住信アセット住信 ニュー配当利回り株オープン(3カ月決算型)(配当物語3M)なし600なし
138中央三井アセット日本株配当オープン(四季の実り)※なし500なし

<年間分配金ランキングとの違い>

●順位が上昇

年間ランキングに比べ、順位が特に上昇したファンドは、他のファンドに比べ、対象期間の分配金の減少額が少なかったことが影響しています。
特に、毎月分配型のファンドが上位に来ています(2位の2本)。

●順位が下降

年間ランキングに比べ、順位が特に下がったファンドは、以下のファンドです。ボーナス分配(増配)を実施した期間が対象から外れ、ボーナス分配(増配)が実施されていない期間が対象となったことが影響しています。

 ・みずほ好配当日本株オープン
  本年1月100円:ボーナス分配なし(昨年7月ボーナス分配1000円)

 ・好配当ジャパンオープン(株式時代)
  本年1月50円:ボーナス分配なし(昨年7月ボーナス分配600円)

 ・フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)
  本年1月40円:ボーナス分配なし(昨年7月ボーナス分配650円)

 ・日本株配当オープン(四季の実り)
  本年1月・4月ともに25円(昨年7月625円。11月45円)

●半期ランキングで新たにランクインしたファンド

他のファンドよりも特に分配金が多いということではなく、他のファンドの分配金が少なくなったため、順位が上がりました。これらのファンドの半期分配金は80円以下です(毎月に換算すると約14円未満)。

 ・ジャパン株式インカム(3ヵ月決算型)
  最新の2期は分配金 各40円

 ・日本好配当リバランスオープン
  最新の2期は分配金 各40円

 ・三菱UFJ投信「日本好配当株式ファンド」
  最新の2期は分配金 各35円

 ・GS 日本株・プラス 円コース
  最新の2期は分配金 各30円

 ・三菱UFJ投信「三菱UFJ 好配当日本株ファンド」
  最新の3期は分配金 各20円(年6回分配型)

 ・住信 ニュー配当利回り株オープン(3カ月決算型)(配当物語3M)
  最新の2期は分配金 各30円

●半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド
 (以下、半期での順位が高い順に列挙)

 ・三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン
  半期14位(年間4位)
  昨年7月の分配金820円が対象期間から外れたため
  最新の2期は分配金 各20円

 ・大和住銀投信「日本好配当株オープン」
  半期14位(年間17位)
  昨年7月、10月の分配金 各200円が対象期間から外れたため
  最新の2期は分配金 各20円

 ・AIG-SAIKYO日本株式CSRファンド(すいれん)
  半期16位(年間18位)
  昨年6月の分配金400円が対象期間から外れたため
  最新の2期は分配金 各10円

 ・ニッセイ日本勝ち組ファンド(3ヵ月決算型)
  半期17位:最下位(年間12位)
  最新の2期は分配金 各0円(無配)

 ・安田ジャパン・セレクト(厳選大型)
  半期17位:最下位(年間15位)
  最新の2期は分配金 各0円(無配)

 ・AIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)
  半期17位:最下位(年間16位)
  最新の2期は分配金 各0円(無配)

●半期ランキングで前回ランクインしたが、今回ランク外になったファンド

 ・AIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)
  今回17位(前回8位)
  今回分配金0円(前回150円)
  本年5月0円(昨年11月の分配金150円が対象外になったため)

●半期ランキングで前回ランク外であったが、今回ランクインになったファンド

上記のファンドの年間分配金が減少したため、前回調査で次点の順位にあったファンドの順位が繰り上がりました。

・中央三井アセット「日本株配当オープン(四季の実り)」

4.リターン

リターンでみた場合、年間、半期ともに全てのファンドがマイナス(損失)になります。
損失が少ないファンド(ベスト5)をみると、年間では、安田投信「安田ジャパン・セレクト(厳選大型)」、半期では岡三アセット「日本好配当リバランスオープン」が最も損失が少ないです。

「分配金が多い=リターンがよい」というわけではなく、特に、半期リターンでみると、半期分配金が少ないファンドの方が、損失が少なくなっています。

※以下の表中の「順/分」は、分配金ランキングでの順位

順位順/分運用会社投資信託名年間リターン年間分配金最新月分配金
115安田投信安田ジャパン・セレクト(厳選大型)-11.65000
22フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)-12.21220200
35損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)-12.3850100
41損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン-12.41400100
58中央三井アセット日本株配当オープン(四季の実り)-12.972025

順位順/分運用会社投資信託名半期リターン半期分配金最新月分配金
110岡三アセット日本好配当リバランスオープン-0.58040
27損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)-3.6150100
36損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン-3.7200100
49みずほ投信MHAM日本好配当株オープン (配当生活) -4.48585
510フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)-4.68040
515フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株投信-4.63525


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  1. 2008/06/20(金) 01:00:00|
  2. 国内株式型分配金ランキング
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