なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が前期に比べ増加したファンドは4本。新生・世界分散ファンド(分配重視型)など。増額は60円以下で小幅
2)分配金が前期に比べ最も減少したファンドは2本。海外物価連動国債ファンド(為替ヘッジあり)(PIファンド 為替ヘッジあり)など。減額は21円以下で小幅
3)初回分配のファンドは4本(国際株式型3本)。ダイワ・ブラジル株式ファンドが1000円を分配
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※分配金の「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※対象ファンドの決算回数は全て年4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 6月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年6月 | 基準価格 |
| 1 | 新生インベストメント | 新生・世界分散ファンド(分配重視型) | バランス | 66 | 60 | 6 | 無 | 無 | 無 | 9221 |
| 2 | 日興アセット | インデックスファンド Jリート | 国内REIT | 105 | 30 | 75 | 230 | 230 | 230 | 9250 |
| 3 | 新光投信 | 海外物価連動国債ファンド(為替ヘッジなし)(PIファンド(為替ヘッジなし)) | 国際債券 | 54 | 24 | 28 | 100 | 140 | 280 | 9998 |
| 4 | フィデリティ投信 | フィデリティ・グローバル好配当株ファンド | 国際株式 | 90 | 10 | 80 | 350 | 80 | 1350 | 8884 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、新生・世界分散ファンド(分配重視型)です。分配金の増額は60円以下であり、小幅な増加となりました。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※対象ファンドの決算回数は全て年4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 6月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年6月 | 基準価格 |
| 1 | 新光投信 | 海外物価連動国債ファンド(為替ヘッジあり)(PIファンド 為替ヘッジあり) | 国際債券 | 27 | -21 | 48 | 45 | 47 | 20 | 9265 |
| 2 | 国際投信 | ホープ(3ヵ月決算型)3号 | 国内債券 | 17.74 | -3.61 | 21.35 | 18.09 | 15.29 | 14.99 | 10000 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンドの分配金の減額は、50円以下の小幅な減額となっています。
「海外物価連動国債ファンド」は、為替ヘッジなしのタイプの方は、分配金が増加しています。一頃に比べ円高が一服しており、その影響もあってか、為替ヘッジ対応タイプの運用があまりよくないようです。
3.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下の4本のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 分配金 | 基準価格 |
| 大和投資信託 | ダイワ・ブラジル株式ファンド | 国際株式 | 4 | 1000 | 11121 |
| 野村アセット | 野村世界好分散投信 | バランス | 6 | 80 | 10283 |
| 新生インベストメント | 新生・世界株式ファンド(分配重視型) | 国際株式 | 4 | 60 | 10003 |
| モルガン・スタンレー | 先進国株式インデックス・ファンド | 国際株式 | 4 | 35 | 10189 |
今回は国際株式型が3本と最も多いです。基準価格をみると、4本とも設定時の募集価格10000円を上回っています。
ダイワ・ブラジル株式ファンドは、1000円の分配を行っています。年4回分配型のファンドで、今年になって1000円以上の分配を行ったのは、このファンドが初めてです。
・参考:基準価格の推移(QUICK)
これ以外の国際株式型の2本は、インデックスタイプです。主に先進国の株式相場をベンチマークしているようで、株式相場があまりよくないわりには、基準価格が10000円を下回っていないので、健闘している方だと思います。
・新生・世界株式ファンド(分配重視型)
参考:基準価格の推移(QUICK)
・先進国株式インデックス・ファンド
参考:基準価格の推移(QUICK)
野村世界好分散投信の投資対象は、株式50%、債券50%です。債券ではリスクが高めなハイイールドや新興国向けが、ファンド全体の30%を占めており、全体的にみて、どちらかというとリスクが高めの資産の割合が多いです。このような投資対象にわりに、基準価格が10000円を下回っていないので、バランス型としては健闘している方だと思います。
参考:基準価格の推移(QUICK)
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