なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)毎月分配型ファンドの分配金で最も増加したファンドは「GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型)」(300円。前月より230円増加)
年4回〜年6回;隔月分配型で最も増加したファンドは、野村アセット「おきなわ かりゆしファンド」(50円。前月より50円増加)
2)毎月分配型ファンドで分配金が最も減少したファンドは「コインの未来(毎月分配型)」。
前期のボーナス分配から通常の分配金に戻ったため
年4回〜年6回:隔月分配型ファンドで、分配金が減少したファンドは、三菱UFJ投信「S-FUND C号(マネーシャトルC号)」(11.08円。前期より0.04円減少)
3)ボーナス分配を実施しなかったファンドは5本(対象期間にボーナス分配を行うファンド8本中5本がボーナス分配なし)
4)初回分配のファンドは毎月分配型2本(バランス型、国内REIT型 各1本)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額の単位は円
※増額が多い順に列挙
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 6月 | 増額 | 5月 | 4月 | 3月 | 昨年6月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | ゴールドマンサックス | GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型) | 国際債券 | 300 | 230 | 70 | 無 | 無 | 無 | 3、6、9、12月 | 10393 |
| 2 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 国際債券 | 120 | 60 | 60 | 60 | 60 | 500 | 6月、12月 | 9339 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 6月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年6月 | 基準価格 |
| 1 | ユナイテッド | おきなわ かりゆしファンド | 4 | バランス | 50 | 50 | 0 | 20 | 90 | 270 | 9566 |
| 2 | 野村アセット | ノムラ・ボンド・インカム・オープン | 4 | 国際債券 | 30 | 15 | 15 | 10 | 10 | 15 | 8746 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ最も増加したファンドは、ゴールドマンサックス・アセット「GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型)」で、300円(230円増加)の分配金(ボーナス分配として)がでました。
エマージング・カレンシー・債券ファンドもボーナス分配による分配金の増額です。ただし、昨年6月のボーナス分配500円に比べ、380円減となっています。
年4回分配型のファンドの分配金で、前期に比べ最も増加したファンドは、ユナイテッド投信「おきなわ かりゆしファンド」で、50円(50円増加。前期は無配)の分配金がでました。
年4回分配型のファンドの分配金の増額は、50円以下の微増となっています。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額の単位は円
※減額が多い順に列挙
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
<毎月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 6月 | 減額 | 5月 | 4月 | 3月 | 昨年6月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | 野村アセット | コインの未来(毎月分配型) | 国際債券 | 55 | -50 | 105 | 無 | 無 | 無 | 2、5、8、11月 | 10919 |
| 2 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ バランスインカム・グローバル | バランス | 31 | -4 | 35 | 31 | 50 | 303 | 毎期変動 | 8324 |
<年4回、年6回:隔月分配型>
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 決算回数 | 投信分類 | 6月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年6月 | 基準価格 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | S-FUND C号(マネーシャトルC号) | 4 | 国内債券 | 11.08 | -0.04 | 11.12 | 10.33 | 10.94 | 9.82 | 10000 |
毎月分配型ファンドの分配金で、前期に比べ減少したファンドは、野村アセット「コインの未来(毎月分配型)」で55円(50円減少)の分配金となりました。前期はボーナス分配を行い、今期は通常時の分配金に戻ったことによる減額です。
昨年6月の分配金と比較した場合は、三菱UFJ バランスインカム・グローバルの方が減少額は大きいです(昨年6月303円。272円減)。このファンドの投資対象は、国際債券(高金利短期債券)70%、国際株式(好配当株)30%です。
年4回分配型ファンドの分配金で、前期に比べ減少したファンドは、国内債券型の三菱UFJ投信「S-FUND C号(マネーシャトルC号)」で、11.08円(0.04円減少)の分配金となりました。減額といっても1円未満の微減です。
3.ボーナス分配を実施しなかったファンド
ボーナス分配対象のファンドは8本ですが、以下の毎月分配型ファンド5本で、ボーナス分配が実施されませんでした。特に国際株式型ファンドで、昨年6月に比べ分配金が大幅減となりました。
対象期間にボーナス分配を実施したファンドは3本であり、前述した分配金が増額になった毎月分配型2本と、後述する今月初回分配の毎月分配型1本です。
※昨年6月の分配金との差額が多い順に列挙
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 6月 | 昨年 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| DIAMアセット | DIAM世界好配当株オープン(世界配当倶楽部) | 国際株式 | 40 | 1190 | -1150 | 8463 | 3、6、9、12月 |
| 日興アセット | グローバル高配当株式ファンド(軍配) | 国際株式 | 40 | 1000 | -960 | 8220 | (3、6、9、12月) |
| DIAMアセット | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | バランス | 40 | 840 | -800 | 8854 | 6月、12月 |
| 野村アセット | グローバルREITオープン | 国際REIT | 50 | 450 | -400 | 7744 | (3、6、9、12月) |
| 国際投信 | グローバル高金利通貨オープン(毎月決算型) | 国際債券 | 55 | 無 | - | 10280 | 6月、12月 |
4.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 日興アセット | 全世界株式債券ファンド(日本・先進国・新興国)毎月分配型(ワールドクルーズ) | バランス | 100 | 10477 | 3、6、9、12月 |
| 損保ジャパンアセット | 損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型) | 国内REIT | 30 | 8878 | なし |
「全世界株式債券ファンド(日本・先進国・新興国)毎月分配型(ワールドクルーズ)」は、100円を超えていることから、ボーナス分配を実施したものとしました(バランス型の場合、通常時の分配金の最高値は80円)。
本年になって、毎月分配型のバランス型で、初回分配からボーナス分配を行ったファンドは、このファンドが初めてです。
投資対象は、株式、債券は各50%です。日本、海外先進国および新興国など計49ヶ国の国内総生産(GDP)比率に基づき投資対象を決定しています。
このファンドの基準価格をみると、本年3月31日に設定以降10000円を超えています(比較的健闘している方だと思います)。推移としては横ばいでしたが、6月になってからは下降トレンドです。
・基準価格の推移(QUICK)
損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)の基準価格をみると、本年1月29日に設定以降、10000円を超えた期間はわずかであり、大半が10000円以下になっています。6月になってからは、東証REIT指数と同じで下降トレンドです。
・基準価格の推移(QUICK)
参考:東証REIT指数の推移(1/29〜6/26)
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