毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


基準価格のバラツキでみた分配金の多い投資信託の状況 08年7月版

年間分配金ランキングベスト30の毎月分配型投資信託を対象に「基準価格のバラツキ」の状況を調べました。

前回は、定点比較として1年前の基準価格を比較しましたが、今回は、12ヶ月間内での基準価格の変動をみました。この変動をみるのに、標準偏差を算出しました。標準偏差は、各基準価格が平均値からどれだけ離れているかの合計を示すもので、この数値が大きいほど、変動が大きいことになり、この変動が大きいほど、投資リスクが高くなります。

<調査結果の要約>

1)基準価格の変動が最も小さいファンドは、「三井住友・ヨーロッパ国債ファンド」

2)基準価格の変動が最も大きいファンドは、「オーストラリア・リート・オープン」

3)国際債券型は基準価格の変動が小さく、REITは大きい

4)年間分配金ランキング上位のファンドは基準価格の変動が大きい(特に、MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩))

5)前回調査結果と比べ、基準価格のバラツキが縮小したのは国内REIT型(特にビルオーナー)、バラツキが最も拡大したのは「グローバル・コモディティ・オープン」

1.基準価格のバラツキ・ランキング(標準偏差ランキング)

※調査対象期間は、2007年6月29日から2008年6月30日
※標準偏差のランキングは、この数値が低いほど基準価格の変動が少ないことになり、上位になる
※表中の「順/分」は、年間分配金ランキングでの順位
※表中の「順/前」は、前回調査結果での標準偏差ランキングの順位。「外」は前回ランキング外であったことを示す

順位順/分順/前運用会社投資信託名投信分類分配金標準偏差平均価格最高価格最小価格
121三井住友アセット三井住友・ヨーロッパ国債ファンド国際債券960278106501125210129
221大和投資信託ダイワ・グローバル債券ファンド国際債券96036810304111369573
321ニッセイアセットニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)国際債券96048210133111099231
4122大和投資信託ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)国際債券114051610278113039366
413大和住銀投信短期豪ドル債オープン国際債券1100516122821367011074
521国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券96058910188112179008
6215新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券96067410017113828851
717フィデリティ投信フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 国際債券10207649582110268136
819UBSUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドバランス98079810188119908386
921日興アセット財産3分法ファンドバランス96083411264127209649
1014SGアセットSG 世界好配当株式ファンド(グローバル・ドリーム)国際株式10809109780115068045
1014SGアセットたんぎん世界好配当株式ファンド(ワールド・ドリーム)国際株式10809109793115218058
111010ピクテ投信ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド国際株式117093511162125939227
1274野村アセットグローバル・コモディティ・オープン商品1440101311151140209330
1318ドイチェアセットドイチェ・グローバル好配当株式ファンド国際株式99010469875118088103
1419野村アセット野村世界不動産投信国際REIT98010959383117877420
15618T&Dアセット世界優良株ファンド(プライムコレクション)国際株式1450117310912136888524
16221国際投信グローバル財産3分法ファンドバランス203011799441127017474
1713大和投資信託ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み)国際REIT110011989545121017627
1814DIAMアセットDIAM世界リートインデックスファンド国際REIT108012819566123037520
19320大和住銀投信グローバル好配当株オープン国際株式1770129910787135898351
20523国際投信グローバル株式インカム国際株式147013139014119596800
21824日興アセット日興・CS世界高配当株式ファンド A(ヘッジなし)国際株式1290138811500141318963
221126ゴールドマンサックスゴールドマンサックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)(コロンブスの卵)国際REIT1160150510706139078265
2316日興アセットラサール・グローバルREITファンド国際REIT10401523130251638310507
2420みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 国内REIT9621733141871731910862
2521三井住友アセット三井住友・グローバル・リート・オープン(世界の大家さん)国際REIT9601812143551828211201
26927国際投信ワールド・リート・オープン国際REIT1200186813085169719968
27428日興アセット日興・AMPグローバルREITファンド  A(ヘッジなし)国際REIT16501900130761692110002
281529みずほ投信みずほJ-REITファンド 国内REIT1050200913137177769468
29130みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)国内REIT2070205911214161167890
30931DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)国内REIT1200225613492185509613
3121三菱UFJ投信オーストラリア・リート・オープン国際REIT960261913200180019082

■国際債券型は基準価格の変動が小さく、REIT型は大きい

基準価格のバラツキが最も小さいファンドは、三井住友アセット「三井住友・ヨーロッパ国債ファンド」です。
 ・基準価格の推移(QUICK)

ベスト7は全て国際債券型になっています。

基準価格のバラツキが最も大きいファンドは、「オーストラリア・リート・オープン」です。
 ・基準価格の推移(QUICK)

一般的に投資分野をリスクの低い順にした場合、1)債券、2)バランス、3)株式(REIT含む)と言われていますが、そのことを反映した結果になっています。

特に、REITの価格変動が大きく、22位以下は全てREITです。このREITをタイプ別にみると、国際REIT型(グローバル分散型、米国投資型含む)よりも、国内REIT(J-REIT)型の方が価格変動は大きいです。

 参考:国内REIT指数の過去1年間の推移

■分配金ランキング上位(特に1位、4位)は価格変動が大きい

年間分配金ランキング上位のファンドは、前回調査結果と同様に、基準価格の変動が大きく(標準偏差の数値が多く)、ハイリターン=ハイリスク(価格リスク)となっています。
特に、年間分配金ランキング1位の「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」は下から3番目(29位)、4位の「日興・AMPグローバルREITファンド  A(ヘッジなし)」は、下から5番目(27位)にあります。

<前回調査結果との比較>

■MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー)が最も縮小

前回調査結果に比べ、標準偏差が最も縮小(基準価格のバラツキの縮小)したのは、「MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー)」です(890減。前回調査ではランク外でしたが、別途試算した結果を反映)。
基準価格の調査対象期間で、堅調であった昨年6月が調査対象期間から外れたため、価格差(基準価格のバラツキ)が減ったことなどが影響していると思います。
 ・基準価格の推移(QUICK)

この他、標準偏差が縮小したファンドは、国内REIT型や国際REIT型が多いです。

※以下、標準偏差が縮小した上位5本のファンド。()は縮小値。◎は国内REIT型、●は国際REIT型

◎MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー)(890減)
◎MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)(505減)
●ラサール・グローバルREITファンド(465減)
●ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み)(429減)
●オーストラリア・リート・オープン(426減)

■グローバル・コモディティ・オープンが最も拡大

前回調査結果に比べ、標準偏差(基準価格のバラツキ)が最も拡大したファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(298増)。最近の堅調な商品市況(特に投資比率の高い原油)を背景に、基準価格が上がっていることが影響していると思います。
 ・基準価格の推移(QUICK)

標準偏差が拡大したファンドは2本しかなく、投信分類別でみても特徴がでないため、標準偏差の縮小が少なかった投信分類をみると、国際債券型ファンドが多いです(投資対象は先進国)。もともと基準価格のバラツキが少ないタイプなので、差が縮まりにくいのではないかと思います。

※以下、標準偏差が拡大した(及び標準偏差の縮小が少なかった)上位5本のファンド。()は拡大値。▲は国際債券型

○グローバル・コモディティ・オープン(298増)
○UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(23増)
▲ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)(0:差なし)
▲ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム)(21減)
▲三井住友・ヨーロッパ国債ファンド(39減)


投資信託なら、フィデリティ・ダイレクト
フィデリティ証券では、手数料無料(ノーロード)のファンド75本を販売

SBI証券の投資信託
SBI証券は、手数料無料(ノーロード)のファンド110本を販売

投資関連ブログランキング参加中です。他にも投資に役立つ情報 多数掲載あり にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ

テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/07/08(火) 06:34:00|
  2. 基準価格の変動で見た場合
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://maitukibunpai.blog101.fc2.com/tb.php/536-98dd3e86
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)