なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が最も増加したファンドは、「GS・ハイイールド・ボンド・ファンド」(75円。10円増加)
2)分配金が増加したファンドの分類は、国際債券型が最も多い(5本中4本)
3)分配金が最も減少したファンドは、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」(30円。320円減)。前期のボーナス分配から通常時の分配金に戻ったため
4)分配金が減少したファンドの分類は「国際債券型」が最も多い(12本中7本で下位の方に多い)。
前期でボーナス分配を実施したファンドを除くと、減額は20円以下(国際債券型ファンドは7円以下の微減)
5)ボーナス分配を実施しなかったファンドは7本(この期間がボーナス分配対象時期のファンド7本全てがボーナス分配なし)
投信分類ではバランス型が最も多い(4本)。昨年7月との差額(減額分)は国際株式型の方が多い
6)初回分配のファンドは2本(ともに国際債券型ファンドで、新興国を投資対象に含む)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 7月 | 増額 | 6月 | 5月 | 4月 | 昨年7月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | ゴールドマンサックス | GS・ハイイールド・ボンド・ファンド | 国際債券 | 75 | 10 | 65 | 65 | 65 | 65 | なし | 8330 |
| 2 | ゴールドマンサックス | GSグローバル REIT ポートフォリオ (リートマスター) | 国際REIT | 45 | 5 | 40 | 40 | 40 | 40 | 2、5、8、11月 | 6811 |
| 3 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ国債インカム オープン(ユーロ物語) | 国際債券 | 51 | 3 | 48 | 50 | 48 | 51 | 毎期変動 | 13077 |
| 4 | 野村アセット | オーストラリア債券ファンド(毎コアラ) | 国際債券 | 55 | 2 | 53 | 51 | 47 | 54 | 毎期変動 | 12579 |
| 5 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 国際債券 | 59 | 1 | 58 | 55 | 51 | 59 | 毎期変動 | 13020 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「GS・ハイイールド・ボンド・ファンド」で75円(10円増加)の分配金となりました。
ボーナス分配によって分配金が増額されたファンドはなく、分配金の増額は10円以下の微増となりました。
投信分類では、国際債券型が最も多くなりました(5本中4本)。これら国際債券型ファンドの特徴をみると、先進国を投資対象にしたファンドで、内訳は以下のとおりです。
・オーストラリア(社債55〜57%) 2本
・高利回り債(社債等) 1本
・ヨーロッパ公債 1本
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 7月 | 減額 | 6月 | 5月 | 4月 | 昨年7月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | ピクテ投信 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド | 国際株式 | 30 | -320 | 350 | 30 | 30 | 30 | 3、6、9、12月 | 10065 |
| 2 | 明治ドレスナー | グローバル・インカム・プラス | バランス | 25 | -175 | 200 | 25 | 25 | 25 | 3、6、9、12月 | 8974 |
| 3 | 損保ジャパンアセット | スター・マンスリープラス | バランス | 20 | -60 | 80 | 20 | 20 | 20 | 6月、12月 | 9089 |
| 4 | 野村アセット | 野村US-REITオープンDコース | 国際REIT | 20 | -20 | 40 | 40 | 20 | 40 | なし | 9061 |
| 5 | 野村アセット | 野村US-REITオープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際REIT | 5 | -15 | 20 | 20 | 5 | 20 | なし | 9419 |
| 6 | 明治ドレスナー | 明治ドレスナー外国債券オープン(夢実現) | 国際債券 | 39 | -7 | 46 | 41 | 41 | 49 | 毎期変動 | 10894 |
| 7 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム オープン(夢実月) | 国際債券 | 57 | -5 | 62 | 62 | 53 | 66 | 毎期変動 | 13141 |
| 8 | 三菱UFJ投信 | 世界ソブリン債券インカム オープン(夢逢月) | 国際債券 | 38 | -4 | 42 | 39 | 36 | 47 | 毎期変動 | 11213 |
| 9 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ債券インカム オープン(夢舞月) | 国際債券 | 49 | -3 | 52 | 46 | 41 | 50 | 毎期変動 | 12654 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ オーストラリアボンドファンド(夢満債)豪ドルコース | 国際債券 | 63 | -1 | 64 | 64 | 59 | 62 | 毎期変動 | 12311 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロボンドファンド(夢満債 ユーロコース) | 国際債券 | 46 | -1 | 47 | 45 | 43 | 45 | 毎期変動 | 12372 |
| 10 | 野村アセット | 野村ユーロ・ハイ・イールド ボンド オープン Aコース (為替ヘッジあり) | 国際債券 | 17 | -1 | 18 | 18 | 18 | 17 | 毎期変動 | 8517 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」(30円。320円減)です。前期のボーナス分配から通常時の分配金に戻ったためです。
投信分類では国際債券型が最も多いですが(12本中7本)、減額が少ない下位の方に多いです。
前期にボーナス分配を実施したファンド3本を除くと、減額は20円以下であり、特に国際債券型ファンドは7円以下の微減です。
3.ボーナス分配を実施しなかったファンド
※昨年同月との差額が多い順に列挙
※「昨年7月」は、昨年7月の分配金(ボーナス分配含む)
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 7月 | 昨年7月 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 国際投信 | グローバル株式インカム | 国際株式 | 30 | 700 | -670 | 7012 | (1、4、7、10月) |
| 大和住銀投信 | グローバル好配当株オープン | 国際株式 | 60 | 710 | -650 | 8808 | (1、4、7、10月) |
| 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子) | バランス | 20 | 620 | -600 | 8645 | 1月、7月 |
| 中央三井アセット | 3資産バランスオープン(トリプルインカム) | バランス | 30 | 300 | -270 | 8927 | 1、4、7、10月 |
| 大和投資信託 | 常陽3分法ファンド | バランス | 25 | 100 | -75 | 7607 | 1月、7月 |
| 野村アセット | 世界好配当株投信 | 国際株式 | 25 | 100 | -75 | 6946 | 1、4、7、10月 |
| DIAMアセット | DIAMグローバル・アクティブ・バランスファンド(クラシックエイト) | バランス | 30 | 無 | - | 8091 | 1、4、7、10月 |
対象期間にボーナス分配を予定していた7本全てで、ボーナス分配はありませんでした。
昨年7月の分配金と最も差があるのは、グローバル株式インカムであり、670円減の大幅減になりました。
これらのファンドの決算日の基準価格をみると、全て9000円未満になっています。最も基準価格が低いのは「世界好配当株投信」で、6000円台まで下がっています。
投信分類ではバランス型が4本と最も多いです。市況が軟化している国内株式や国内REITの投資比率が高いファンドの方が減額は多いです。
・三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子)の投資比率
国内株式30%、国内REIT20%(国際債券50%)
・3資産バランスオープン(トリプルインカム)
国内株式20%、国内REIT10%(国際債券70%)
4.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| レッグメイソン | LM・現地通貨建てエマージング債券ファンド | 国際債券 | 80 | 10422 | なし |
| 大和住銀投信 | グローバル好金利通貨分散オープン(カレンシー8) | 国際債券 | 60 | 10300 | なし |
2本とも新興国が投資対象に含まれており、新興国の投資比率はLM・現地通貨建てエマージング債券ファンドが約90%、グローバル好金利通貨分散オープン(カレンシー8)は約50%となっています。
基準価格をみると、2本とも設定以降10000円を下回った時期が少なく、投資環境がよくない時期に設定したファンドとしては、健闘している方だと思います。特に、LM・現地通貨建てエマージング債券ファンドでの6月10日以降(7月11日まで)の基準価格の推移をみると、10400円以上の価格で推移しています。
・LM・現地通貨建てエマージング債券ファンド
参考:基準価格の推移(QUICK)
・グローバル好金利通貨分散オープン(カレンシー8)
参考:基準価格の推移(QUICK)
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