調査対象数は95本で、2007年7月から2008年6月までの分配金が対象です。
<調査結果の要約>
1)年間分配金が最も多いバランス型ファンドは、グローバル財産3分法ファンド(前回も1位)。次に、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(前回7位)
2)前回調査結果との違い
・年間分配金が増加(3本)
ボーナス分配以外の分配金が微増
グローバル・バランス21(満天の星) など
・年間分配金が減少(5本)
世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス)が大幅減
・前回ランクインで今回ランク外のファンド(7本)
6月のボーナス分配なしの影響
DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏)などの年間分配金が大幅減
3)ベスト7では、「ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンド」が増加
上位は国際債券の投資比率が50%以上のファンドが多い
4)国際株式型等の他のタイプと比較して分配金は、4番目の水準
5)半期分配金が最も多いバランス型ファンドは、財産3分法ファンド(前回も1位)。次にグローバル財産3分法ファンド(前回も2位)
6)半期分配金順位の上位のファンドは、「ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンド」が多い(前回調査と同じ傾向)
※以下の表中の「順位の背景色が黄色の所」は、前回ランク外のファンドでの順位(前回調査での最下位は17位)
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
| 順位 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 6月分配金 |
| 1 | 1 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 7月 | 2030 | 0 | 1260 | 70 |
| 2 | 7 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | 2、5、8、11月 | 980 | 0 | 650 | 30 |
| 3 | 8 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | なし | 960 | 0 | なし | 80 |
| 4 | 9 | 中央三井アセット | グローバル3資産バランスオープン (3つの泉) | 2、5、8、11月 | 940 | 0 | 555 | 35 |
| 5 | 11 | 21世紀アセット | グローバル・バランス21(満天の星) | 5月、11月 | 920 | 30 | 550 | 30 |
| 6 | 12 | 日興アセット | 世界の財産3分法ファンド | なし | 840 | 0 | なし | 70 |
| 6 | 12 | 日興アセット | 利回り財産3分法ファンド | なし | 840 | 0 | なし | 70 |
| 6 | 12 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子) | 1月、7月 | 840 | 0 | 620 | 20 |
| 7 | 14 | 住信アセット | 住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) | なし | 830 | 10 | なし | 70 |
| 8 | 2 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 6月、12月 | 720 | -600 | 0 | 60 |
| 8 | 4 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 6月、12月 | 720 | -420 | 0 | 60 |
| 9 | 17 | PCAアセット | PCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム) | なし | 660 | -45 | なし | 40 |
| 9 | 25 | AIGインベストメンツ | AIGニューグローバルファンド(メインアベニュー) | 1、4、7、10月 | 660 | 30 | 360 | 30 |
| 10 | 19 | DIAMアセット | DIAMバランス・インカム・オープン | 毎期変動 | 650 | -25 | 400 | 25 |
| 11 | 24 | 大和投資信託 | りそな・世界資産分散ファンド(ブンさん) | 毎期変動 | 635 | 0 | 250 | 35 |
| 12 | 25 | 中央三井アセット | 3資産バランスオープン(トリプルインカム) | 1、4、7、10月 | 630 | 0 | 300 | 30 |
| 13 | 26 | みずほ投信 | 世界8資産ファンド(世界組曲) | なし | 600 | 0 | なし | 50 |
| 13 | 26 | しんきんアセット | しんきんグローバル6資産ファンド | なし | 600 | 0 | なし | 50 |
| 13 | 26 | しんきんアセット | しんきん3資産ファンド | なし | 600 | 0 | なし | 50 |
| 14 | 27 | DIAMアセット | みずほBNY米国バンクローンファンド | なし | 590 | -5 | なし | 45 |
1.概況
バランス型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、国際投信「グローバル財産3分法ファンド」です(前回も1位)。
次に分配金が多いファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンドです(前回7位)。
なお、グローバル財産3分法ファンドの今月(7月)のボーナス分配は実施されませんでした。この結果、年間分配金は1190円減の大幅減となります(昨年7月1260円。本年7月70円)。
3位までのファンドは、毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても年間分配金が多いファンドです。
<前回調査結果との違い>
●年間分配金の増加(3本)
ボーナス分配での増額ではなく、微増した程度です。
以下のファンドは、今回の決算で年12回の決算回数になったため、6月分の分配金が加算された結果、年間分配金が増加しました。
・グローバル・バランス21(満天の星)
・AIGニューグローバルファンド(メインアベニュー)
●年間分配金の減少(5本)
6月にボーナス分配を実施しなかったファンド2本を含みます。特に、世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス)は、600円減と最も減少しました(昨年6月の分配金660円。本年6月60円)。
ボーナス分配がなく定額的に分配を行うファンドでは、PCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム)が最も減少し、昨年6月の分配金に比べて半分以下に減少しました(昨年6月85円。本年6月40円)。
●前回ランクインしたが今回ランク外になったファンド(8本)
6月にボーナス分配を実施しなかったため、年間分配金が減少し、ランク外になりました(以下、前回調査での年間分配金の多い順に列挙)。
※順/前は、前回調査での順位。順/今は今回調査での順位
※昨6分配金は昨年6月の分配金、本6分配金は本年6月の分配金
| 順/前 | 順/今 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | 昨6分配金 | 本6分配金 |
| 3 | 19 | DIAMアセット | DIAM世界インカム・オープン(世界三重奏) | 6月、12月 | 480 | -800 | 840 | 40 |
| 5 | 31 | DIAMアセット | DIAM高格付インカム・オープンSRI(ハッピークローバーSRI) | 6月、12月 | 324 | -800 | 827 | 27 |
| 6 | 20 | 三井住友アセット | グローバル3資産ファンド(ワンプレートランチ) | 3、6、9、12月 | 460 | -550 | 585 | 35 |
| 10 | 21 | AIGインベストメンツ | AIGイレブンプラス | 3、6、9、12月 | 435 | -465 | 500 | 35 |
| 13 | 27 | 大和投資信託 | 北東北三県応援・外債バランスファンド(郷土愛:AAI) | 6月、12月 | 360 | -470 | 500 | 30 |
| 15 | 19 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 3資産分散ファンド | 3、6、9、12月 | 480 | -260 | 300 | 40 |
| 16 | 22 | フィデリティ投信 | フィデリティ・世界3資産・ファンド | 3、6、9、12月 | 420 | -305 | 340 | 35 |
| 16 | 20 | 野村アセット | 世界三資産バランスファンド(セッション) | 6月、12月 | 460 | -265 | 300 | 35 |
●新たにランクインしたファンド(8本)
前回までランクインしたファンドで、6月にボーナス分配を実施しなかったファンドの年間分配金が減少した結果、これらのファンドに変わって、順位が繰り上がりました(前回は次点の位置にあり)。
投資比率では債券の比率が高く(60%以上)、国際REITの比率が低い(15%以下)タイプのファンドの方が多いです(8本中4本が該当。以下に列挙)
・AIGニューグローバルファンド(メインアベニュー)
・DIAMバランス・インカム・オープン
・3資産バランスオープン(トリプルインカム)
・世界8資産ファンド(世界組曲)
2.分配の仕方、商品特性でみた場合
分配の仕方でみると、全般的にボーナス分配実施のファンドが多いですが、上位9本(7位)以内でみると、前回調査に比べ、「ボーナス分配がなく通常の分配金が多いファンド」が増加しています(前回1本。今回4本)。軟調な投資環境のため、ボーナス分配を実施するファンドが少なくなっているためです。
上位(2位、3位、4位)の投資対象をみると、国際債券の投資比率が50%以上になっています。
3.他のタイプと比較した場合
毎月分配型投資信託の他のタイプのベスト10と分配金を比較した場合、バランス型は4番目の水準になります。なお前回調査は3番目でしたが、ボーナス分配を実施しないことで年間分配金が減少したファンドが多いため、分配金の水準が低下しました。
※ベスト10は上位10本が目安。同じ順位になるファンドがある場合は、10位より前までが対象。
※以下、ベスト10の平均値が多い順に列挙
国際株式型 1770円〜680円(前回1930円〜1420円)
ベスト10の平均値:1190円(前回1671円)
国際REIT型 1650円〜840円(前回1680円〜1000円)
ベスト10の平均値:1054円(前回1172円)
国際債券型 1140円〜910円(前回1640円〜960円)
ベスト10の平均値:981円(前回1168.1円)
バランス型 2030円〜720円(前回2030円〜900円)
ベスト10の平均値:965円(前回1168.4円)
年間でなく月間(6月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年6月分)」を参照ください。
4.半期分配金
最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年1月〜6月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。
※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位。「外」は年間ランキングにない場合
※前回差は、前回調査結果との半期分配金の差額(単位は円)
※半期分配金270円以上を対象
| 順位 | 順/年 | 運用会社 | 投資信託名 | ボーナス分配月 | 分配金 | 前回差 | ボ分配金 | 6月分配金 |
| 1 | 3 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | なし | 480 | 0 | なし | 80 |
| 2 | 1 | 国際投信 | グローバル財産3分法ファンド | 7月 | 420 | 0 | 0 | 70 |
| 2 | 6 | 日興アセット | 世界の財産3分法ファンド | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 2 | 6 | 日興アセット | 利回り財産3分法ファンド | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 2 | 7 | 住信アセット | 住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) | なし | 420 | 0 | なし | 70 |
| 3 | 8 | 大和投資信託 | 世界6資産均等分散ファンド(ベストシックス) | 6月、12月 | 360 | 0 | 0 | 60 |
| 3 | 8 | 明治ドレスナー | スーパーバランス(やじろべえ) | 6月、12月 | 360 | 0 | 0 | 60 |
| 4 | 外 | 明治ドレスナー | グローバル・インカム・プラス | 3、6、9、12月 | 325 | 90 | 200 | 200 |
| 5 | 13 | みずほ投信 | 世界8資産ファンド(世界組曲) | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 5 | 13 | しんきんアセット | しんきんグローバル6資産ファンド | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 5 | 13 | しんきんアセット | しんきん3資産ファンド | なし | 300 | 0 | なし | 50 |
| 5 | 外 | ゴールドマンサックス | グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト) | 3、6、9、12月 | 300 | 0 | 0 | 50 |
| 6 | 9 | PCAアセット | PCAアジア・インカム・プラス(アジアンドリーム) | なし | 290 | -10 | なし | 40 |
| 6 | 14 | DIAMアセット | みずほBNY米国バンクローンファンド | なし | 290 | -5 | なし | 45 |
| 7 | 外 | ゴールドマンサックス | GS日本株・プラス 通貨分散コース | 2、5、8、11月 | 270 | 0 | 0 | 45 |
| 7 | 外 | 大和投資信託 | ダイワバランス2資産(さくらんぼ) | なし | 270 | 0 | なし | 45 |
| 7 | 外 | AIGインベストメンツ | AIG新成長国ダブルプラス(毎月分配タイプ)(アメージング・ストーリー) | なし | 270 | 45 | なし | 45 |
<年間分配金ランキングとの違い>
1)順位の特徴
年間ランキングに比べ、順位が上昇したファンドをみると、ボーナス分配はないが通常時の分配金が高めなファンドが多いです(前回調査と同じ傾向)。軟調の影響でボーナス分配を行うファンドが、ボーナス分配を実施しないため、このようなファンドの順位が繰り上がりました。
・財産3分法ファンド 80円(月あたりの分配金)
・世界の財産3分法ファンド 70円(同上)
・利回り財産3分法ファンド 70円(同上)
・住信 毎月分配パッケージファンド(分配ファミリー) 70円(同上)
この他、ボーナス分配を行うファンドでも、通常時の分配金が高めのファンドの順位が上がっています。
2)年間順位になく、半期順位で新たにランクインしたファンド(5本)
ボーナス分配がなく、通常の分配金が高めのファンドが多いです(3本)。
比較的手堅い運用のファンドが多く、国際債券の比率が高く(65%以上)、国際REITに投資しないファンドが多いです(GS 日本株・プラス 通貨分散コースを除く4本)。
・グローバル・インカム・プラス
国際債券65%、国内株式35%
※6月のボーナス分配200円実施の影響が大きい
・グローバル新成長国オープン(グローバルネクスト)
新興国債券 80%、新興国株式 20%
ボーナス分配以外の月毎の分配金が比較的多いこと(50円)が寄与
・GS 日本株・プラス 通貨分散コース
国内株式 82%、先物 15%
ボーナス分配以外の月毎の分配金が比較的多いこと(45円)が寄与
・ダイワバランス2資産(さくらんぼ)
国際債券 80%、国内株式20%
月毎の分配金が比較的多いこと(45円)が寄与
・AIG新成長国ダブルプラス(毎月分配タイプ)(アメージング・ストーリー)
新興国債券 70%、新興国株式 30%
月毎の分配金が比較的多いこと(45円)が寄与
3)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド
昨年8月の世界同時株安以降、軟調になってから、ボーナス分配を実施していないファンドが多いです。ボーナス分配以外での通常時の分配金が比較的低い(25円〜35円)ため、ボーナス分配がないと半期や年間での合算値が低くなります。
・UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド
年間2位(半期16位)
半期分配金180円(毎月30円)
本年2月、5月のボーナス分配なし
新興国債券50%、新興国株式50%
・グローバル3資産バランスオープン (3つの泉)
年間4位(半期11位)
半期分配金210円(毎月35円)
本年2月、5月のボーナス分配なし
国際債券70%、国際株式20%、国際REIT10%
・グローバル・バランス21(満天の星)
年間5位(半期16位)
半期分配金180円(毎月30円)
5月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年2回)
国内外の株式・債券・通貨、商品(REITなし)
・三菱UFJ 財産分散ファンド(三拍子)
年間6位(半期22位)
半期分配金120円(毎月20円)
1月のボーナス分配実施なし(ボーナス分配年2回)
国内株式30%、国内REIT20%(国際債券50%)
※通常時の分配金が少なく(20円)、ボーナス分配がないと合算値が低くなる
・AIGニューグローバルファンド(メインアベニュー)
年間9位(半期16位)
半期分配金180円(毎月30円)
本年1月、4月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年4回)
国際債券70%、新興国株式30%
・DIAMバランス・インカム・オープン
年間10位(半期18位)
半期分配金150円(毎月25円)
半期内での25円以上の分配金なし
国際債券70%、国際株式30%
・りそな・世界資産分散ファンド(ブンさん)
年間11位(半期11位)
半期分配金210円(毎月35円)
半期内での35円以上の分配金なし
国際債券、国際REIT、国際株式に均等投資
・3資産バランスオープン(トリプルインカム)
年間12位(半期16位)
半期分配金180円(毎月30円)
本年1月、4月のボーナス分配なし(ボーナス分配 年4回)
国際債券70%、国内株式20%、国内REIT10%
4)前回半期ランキングにあって、今回半期ランキングでランク外のファンド
6月にボーナス分配を実施しなかったため、ランク外になりました。
・DIAMインカム3資産ファンド(インカム・パスポート)
前回4位330円(今回16位180円)
6月分配金30円(昨年12月180円)
国際債券、国際REIT、国際株式に均等投資
・LM・グローバル・プラス
前回8位250円(今回9位230円)
6月分配金20円(昨年12月40円) ※20円が現状下限の分配金
国際債券70%、国際株式30%
5)前回半期ランキングになく、今回半期ランキングでランクインしたファンド
・グローバル・インカム・プラス
前回10位235円(今回4位325円) ※前回の最下位は8位
6月分配金200円(昨年12月110円)
国際債券65%、国内株式35%
※6月のボーナス分配200円実施の影響が大きい
・AIG新成長国ダブルプラス(毎月分配タイプ)(アメージング・ストーリー)
前回11位225円(今回7位270円)
6月分配金45円(昨年12月は設定の関係で分配なし。今回で通算6回目の分配)
新興国債券 70%、新興国株式 30%
※月毎の分配金が比較的多いこと(45円)が寄与
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