毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


資源株・環境株・商品系投信のリターン比較ランキング 08年7月版

年4回以上の分配を行う分配型投資信託での、資源株、環境株、商品のファンドについて、リターンを比較してみました。調査対象は12本で、対象期間は2007年6月末から2008年6月末までを対象にしました(比較の基準値は、本年6月30日の基準価格)。

<調査結果の要約>

1)年間リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」(前回も1位)。エネルギーの投資比率が高いことがリターンに寄与

2)6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」(前回も1位)
ファンドの特徴では、上位は商品型が多い。次に資源株のファンドが上位(前回調査結果と同様)

3)3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」(前回も1位)。
ファンドの特徴では、上位は商品型が多い。次に資源株のファンドが上位(前回調査結果と同様)

4)1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「コモディティ・セレクション(食糧)」
ベスト3は商品系ファンド(全てプラス)。商品系以外は全てマイナス(損失)

1.年間リターン

1)年間リターンの状況

順位運用会社投資信託名投信分類決算回数年間リターン年間分配金最新分配金
1野村アセットグローバル・コモディティ・オープン商品1249.8144020
2AIGインベストメンツAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)商品1222.036030

年間リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(前回も1位)。
 ・参考:基準価格の推移(QUICK)

今回対象にしたファンドは、過去1年以内に設定されたファンドが多いため、年間リターンが算出できるのは、商品系ファンドの2本だけです。
2本とも前回調査結果(5月実績の昨年同月比較)より年間リターンはよくなっています(以下、前回の結果)。
 ・グローバル・コモディティ・オープン 41.2
 ・AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) 9.4

ファンド間で年間リターンの差が大きいのは、投資対象のうち、原油を含むエネルギーの割合が大きく異なることが影響していると思います。

<エネルギーの割合>
・グローバル・コモディティ・オープン 78.1%(08年6月30日時点)
・AIGコモディティファンド 40.2%(08年6月10日時点)

2.6ヶ月リターン

順位運用会社投資信託名投信分類決算回数6ヶ月リターン年間分配金最新分配金
1野村アセットグローバル・コモディティ・オープン商品1229.7144020
2AIGインベストメンツAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)商品1217.836030
3岡三アセットコモディティ・セレクション(食糧)商品410.73030
4三菱UFJ投信三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)国際株式43.627000
5ブラックロックブラックロック天然資源株ファンド国際株式40.9700700
6HSBC投信HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型)国際株式4-3.712040
7T&Dアセット世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士)国際株式4-10.100
8新光投信地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II)国際株式4-12.800
9大和投資信託地球環境株ファンド(環境くん)国際株式4-13.900
10ドイチェアセットDWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト)国際株式4-17.31000

6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(前回も1位)。

ファンドの特徴をみると、ベスト3は全て商品系です。次に、資源株系ファンドが続いています。
環境株のファンドの最新決算の分配金は、無配になっています(資源株よりも世界的な株式相場の影響を受けやすいようです)。

3.3ヶ月リターン

順位運用会社投資信託名投信分類決算回数3ヶ月リターン年間分配金最新分配金
1野村アセットグローバル・コモディティ・オープン商品1231.4144020
2AIGインベストメンツAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)商品1220.636030
3HSBC投信HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型)国際株式419.212040
4三菱UFJ投信三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)国際株式419.027000
5岡三アセットコモディティ・セレクション(食糧)商品418.33030
6ブラックロックブラックロック天然資源株ファンド国際株式414.8700700
7三菱UFJ投信地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)国際株式413.9800800
8新光投信地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II)国際株式411.200
9T&Dアセット世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士)国際株式410.900
10大和投資信託地球環境株ファンド(環境くん)国際株式46.600
11ドイチェアセットDWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト)国際株式45.71000

3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「グローバル・コモディティ・オープン」です(前回も1位)。

順位では、6ヶ月リターンに比べ、上位には資源株系ファンドが多くなっています(3位は資源株のファンド)。

3ヶ月リターンは、本年3月の株式相場急落時(ベア・スターンンズ・ショック)の直後との比較になるので、プラスになる場合が多いですが、環境株のファンドは、商品や資源株のファンドに比べ、リターンが低いです。
なお、環境株系ファンドのうち、リターンが最も高いのは、「地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)」で13.9です。

・地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)
 ・参考:基準価格の推移(QUICK)

4.1ヶ月リターン

順位運用会社投資信託名投信分類決算回数1ヶ月リターン年間分配金最新分配金
1岡三アセットコモディティ・セレクション(食糧)商品418.23030
2AIGインベストメンツAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)商品1211.336030
3野村アセットグローバル・コモディティ・オープン商品1210.6144020
4三菱UFJ投信三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)国際株式4-1.527000
5HSBC投信HSBC世界資源エネルギー株式ファンド(3カ月決算型)国際株式4-2.112040
6ブラックロックブラックロック天然資源株ファンド国際株式4-2.4700700
7新光投信地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II)国際株式4-3.400
8三菱UFJ投信地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)国際株式4-4.0800800
9T&Dアセット世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士)国際株式4-5.000
10大和投資信託地球環境株ファンド(環境くん)国際株式4-6.300
11ドイチェアセットDWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト)国際株式4-6.71000

1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「コモディティ・セレクション(食糧)」です。
 ・参考:基準価格の推移(QUICK)

ベスト3は、6ヶ月リターンと同様に、全て商品系ファンドですが、1位のファンドが6ヶ月リターンと異なります。
ベスト3の商品系ファンド以外は、利益がなく損失になっています(軟調な株式相場に連動したような状況になっていると思います)。

下位の2本は、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月の各リターンいずれも同じで、DWS新資源テクノロジー・ファンド(グローバル・シフト)、地球環境株ファンド(環境くん)です。
この結果をみる限りでは、これらのファンドは、早期のリターン確保があまり期待できないようです。


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/07/27(日) 06:50:00|
  2. 資源株・環境株系投信の状況
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