毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


年4回分配型投信の分配金ランキング(08年8月版) 

年4回分配を行う投資信託の年間および半期の分配金ランキングをまとめました。対象期間は、最近の1年間(2007年8月〜2008年7月)で、190本を対象にしました。

<調査結果の要約>

■年間分配金が最も多いファンドは、HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)(前回も1位)
■年間分配金が増加したファンドは1本、年間分配金が減少したファンドは5本
「シュローダーBRICs株式ファンド」は年間分配金が最も減少(1200円減)
■投信分類では「国際株式型」が最も多い。上位は新興国を対象にした国際株式型ファンドが多い
■上位は分配時期(決算期)での分配金のバラツキが大きい(最新決算期の分配金は、過去1年以内で最も少ない場合が多い)
■半期分配金が最も多いファンドは、ダイワ・ブラジル株式ファンド(前回も1位)
■半期分配金が増加したファンドはなく、減少したファンドは2本(80円以下の減額)
■半期の分配金では、国際債券型が最も多い(前回は2位)
■半期での上位は、年間ランキングよりも新興国投資タイプが少ない。上位では年間ランキングよりも国際債券型が多い

※順/前は、前回調査(6月実績)での順位。背景色が黄色の所は、今回からランクインしたファンドを示す
※前回差は、前回調査(6月実績)との差額
※昨7分配は、昨年7月の分配金
※分配での「外」は、対象とした決算月は決算月ではなかったことを示す
※昨7分配での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す

順位順/前運用会社投資信託名投信分類分配金前回差7月分配昨7分配
11HSBC投信HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)国際株式31400
22三菱UFJ投信三菱UFJワールド資源株オープン(3カ月決算型)国際株式270000
34シュローダー投信シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配)国際株式15000
33JPモルガンアセットJFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3) 国際株式1500-100001000
32シュローダーシュローダーBRICs株式ファンド国際株式1500-12001001300
45BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンドバランス14550
56大和住銀投信アジア好配当株ファンド国際株式14000
610ゴールドマンサックスGSエマージング・資産分散ファンドバランス1100100100
710大和投資信託ダイワ・ブラジル株式ファンド国際株式10000
811ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)国際債券9600
811三井住友アセット三井住友・グローバル・リート・オープン(3ヵ月決算型)(世界ビル紀行)国際REIT9600
913大和投資信託ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)国際債券9000
1014ユナイテッドグローバル高配当プラスファンド(世界資産)国際株式8800
1014ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン国際債券8800
117野村アセットグローバル・ハイインカム・ストック・ファンド国際株式850-500100600
1213三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン国内REIT840-60180240
1318フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)国内株式8000
1318三菱UFJ投信地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)国際株式8000
1420野村アセットアジア好配当株投信 国際株式7600130130
158野村アセット世界好配当株投信(年4回決算型) 国際株式740-600100700

1.概況

年4回分配型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、HSBC投信「HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)」です(前回も1位)。他のファンドに比べても特に分配金が多いです。

年間分配金ランキング ベスト20で、7月に決算のあったファンドのうち、年間分配金が増加したファンドは1本だけで、年間分配金が減少したファンドは5本あります。
「シュローダーBRICs株式ファンド」は、7月の分配金が昨年7月に比べ最も減少しました(1200円減。約44%減)。「JFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3)」は、7月が無配となった結果、年間分配金が大幅減(1000円減。約40%減)となりました。

前回調査でベスト20にあったが、今回ベスト20外になったファンドは以下の4本です。国内株式型が3本と最も多いです。

順/前順/今運用会社投資信託名投信分類分配金前回差前回分配金7月分配昨7分配
627損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン国内株式500-90014001001000
917T&Dアセット世界優良株ファンド(3ヵ月決算型)(プライムコレクション)国際株式700-500120050550
1236野村アセット日本好配当株投信 国内株式405-500905100600
1468三井住友アセット三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン国内株式80-80088020820

これらのファンドに代わって今回ランクインしたファンドは、前回調査で次点周辺の順位にあったファンドです。前回調査でランクインしたファンドが、年間分配金の減少により、ランク外になったので、順位が繰り上がりました。

2.投信分類
順位投信分類本数本数/前
1国際株式1211
2国際債券33
3バランス22
4国際REIT11
国内REIT11
国内株式13

■投信分類では国際株式が最も多い(6月実績と同じ傾向)

投信分類では、前回調査結果と同様に、国際株式型が最も多く、次に国際債券型が多いです。
国際株式型の投資対象は、新興国対象(上位の方)、先進国企業(下位の方)が多いです。ベスト8の11本中9本は、新興国投資に関連したファンドです。

<毎月分配型ファンドとの相違点>

分配型順位投信分類本数構成比%
年4回1国際株式1260.0
2国際債券315.0
3バランス210.0
4国際REIT15.0
国内REIT15.0
国内株式15.0
毎月1国際REIT631.6
2国内REIT421.1
国際株式421.1
3国際債券315.8
4商品15.3
バランス15.3
年4回分配型は、毎月分配型に比べ国際株式型が多く、国内REIT型や国際REIT型が少ないです。REITが少ないのは、本数が毎月分配型よりも少ないことが影響しています。
 国内REIT型(年4回5本、毎月14本)
 国際REIT型(年4回2本、毎月41本)

年4回分配型は、毎月分配型に比べれば国内株式型が多いです。これは毎月分配型では国内株式型が1本しかないためです(日興アセットの「株ちょファンド日本(カブチョファンド)」)。

3.分配の仕方でみた場合

■上位は分配時期での分配金のバラツキが大きい

ベスト3のファンドの分配の仕方をみると、決算時期によって分配金が極端に変動するファンドが多いです。最新決算期の分配金が、過去1年(決算4期分)でみると最も少ないファンドが大半を占めます。

 1位 HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)

   3000円:1回
   80円:1回
   30円:2回(最新決算月:5月の分配金)

 2位 三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)

   2700円:1回
   0円(無配):3回(最新決算月:7月の分配金)

 3位 シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配)

   1200円:1回
   300円:1回
   0円(無配):2回(最新決算月:5月の分配金)

 3位 JFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3)

   1400円:1回
   100円:1回
   0円(無配):2回(最新決算月:7月の分配金)

 3位 シュローダーBRICs株式ファンド

   1300円:1回
   100円:2回(最新決算月:7月の分配金)
   0円(無配):1回(1月の分配金)

4.半期分配金

最近の運用結果を反映した分配金の状況を把握するため、最新6ヶ月(本年2月〜7月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※順/年は、年間分配金ランキングでの順位。「外」は年間ランキング外を示す
※前回差は、6月実績との差額
※1月分配は、本年1月の分配金(7月の半期前の分配金として比較)
※分配での「外」は、対象とした決算月は決算月ではなかったことを示す
※1月分配での「無」は、設定日の関係で分配を実施しなかったことを示す

順位順/年運用会社投資信託名投信分類分配金前回差7月分配1月分配
17大和投資信託ダイワ・ブラジル株式ファンド国際株式10000
213三菱UFJ投信地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)国際株式8000
3ブラックロックブラックロック天然資源株ファンド国際株式7000
4ゴールドマンサックスGS BRICs株式ファンド国際株式5000
58ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)国際債券4800
58三井住友アセット三井住友・グローバル・リート・オープン(3ヵ月決算型)(世界ビル紀行)国際REIT4800
69大和投資信託ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン3カ月決算型(杏の実3M)国際債券4500
710ユナイテッドグローバル高配当プラスファンド(世界資産)国際株式4400
710ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン国際債券4400
813フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)国内株式4000
8クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み) 国際債券4000
912三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン国内REIT360-60180240
9大和投資信託ダイワ・J-REITオープン国内REIT3600
10みずほ投信MHAM海外好配当株ファンド国際株式3000150150
10三井住友アセット三井住友USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)国際債券3000
11新光投信海外国債ファンド国際債券2850
12三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)国際債券2800
13三菱UFJ投信三菱UFJ 戦略資産分散ファンドバランス275-80120200
14JPモルガンアセットJPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)国際債券2700135135
14ピクテ投信ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)国際債券2700

順位投信分類本数/半期本数/年間
1国際債券93
2国際株式612
3国内REIT21
4国際REIT11
国内株式11
バランス12

<年間分配金ランキングとの違い>

1)順位の特徴

べスト5のうち新興国投資は3本であり、年間ランキングよりも少ないです。ベスト5には、話題性のあるテーマ(環境、資源)のファンドが2本含まれています。
ダイワ・ブラジル株式ファンドは6月が初回分配でしたが、1000円の分配金となったため、早くも1位になっています。
半期分配金が増加したファンドはなく、分配金が減少したファンドは2本です(減少額は80円以下)。
投信分類では、国際債券型が最も多いです(前回は2位。前回1位は国際株式型)。半期は年間に比べ、国際債券型が多く、国際株式型が少ないです。半期ランキングに含まれた国際債券型のファンドは、やや高め分配を安定して分配しているファンドです。

2)年間ランキングになく、半期ランキングで新たにランクインしたファンド

上位は国際株式型、下位の方は、国際債券型(6本、このうち5本は先進国の債券に投資するタイプ)が多いです。

3)年間ランキングにあるが半期ランキングでランク外になったファンド

国際株式型ファンドが最も多く(11本中9本)、内訳をみると、新興国を投資対象にした国際株式型ファンドが6本と最も多いです。年間順位1位〜6位の8本全てが、半期順位ではランク外になっています。

※年間順位にそって列挙
※○は国際株式(主に先進国)、●は国際株式(新興国)、◎は国内株式、▲バランス型

●HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)
 年間1位 3140円(半期42位 60円)

○三菱UFJ ワールド資源株オープン(3カ月決算型)
 年間2位 2700円(半期58位:最下位 0円)

●シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配)
 年間3位 1500円(半期58位:最下位 0円)

●JFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3)
 年間3位 1500円(半期58位:最下位 0円)

●シュローダーBRICs株式ファンド
 年間3位 1500円(半期21位 200円)

▲NCドリーム 九州アジアファンド
 年間4位 1455円(半期58位:最下位 0円)

●アジア好配当株ファンド
 年間5位 1400円(半期35位 100円)

▲GS エマージング・資産分散ファンド
 年間6位 1100円(半期21位 200円)

○グローバル・ハイインカム・ストック・ファンド
 年間11位 850円(半期21位 200円)

●アジア好配当株投信
 年間14位 760円(半期30位 130円)

○世界好配当株投信(年4回決算型)
 年間15位 740円(半期21位 200円)

4)前回半期ランキングにあったが、今回半期ランキングでランク外になったファンド(2本)

本年7月の分配金が、対象期間から外れた本年1月の分配金より減少したことが影響しました。投信分類では、2本とも国際株式型(先進国対象)です。

※前回の半期順位にそって列挙

○世界好配当株投信(年4回決算型)
 前回4位 530円(今回21位 200円)
 本年7月100円(1月430円。330円減)

○グローバル・ハイインカム・ストック・ファンド
 前回13位 350円(今回21位 200円)
 本年7月100円(1月250円。150円減)

4)前回半期ランキングでランク外にあったが、今回ランクインしたファンド(2本)

前回調査では次点の順位にあった国際債券型(先進国対象)ファンド2本が、今回ランク外になった前述の2本のファンドに代わって、順位が繰り上がりました。

・14位(前回17位) JPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)
・14位(前回17位) ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)


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  1. 2008/08/05(火) 06:51:00|
  2. 年4回・年6回:隔月分配型ファンド分配金ランキング
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