なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が最も増加したファンドは、「DIAM高金利ソブリン債券ファンド(毎月決算型)(サラダボウル)」(100円。53円増加。8月はボーナス分配:年4回実施)
2)分配金が増加したファンドの分類は、全て国際債券型(17本)
3)分配金が最も減少したファンドは、「みずほBNY米国バンクローンファンド」(40円。5円減)、「グローバル・エマージング・ボンド・オープン(受取物語)」(35円。5円減)。
4)分配金が減少したファンドの分類は「国際債券型」が最も多い(4本中3本)。
減額は5円以下の微減
5)ボーナス分配を実施しなかったファンドは6本(この期間がボーナス分配対象時期のファンド7本)
投信分類ではバランス型が最も多い(3本)。国際REIT型の基準価格が最も低い
6)初回分配のファンドは1本(バランス型)
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 8月 | 増額 | 7月 | 6月 | 5月 | 昨年8月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | DIAMアセット | DIAM高金利ソブリン債券ファンド(毎月決算型)(サラダボウル) | 国際債券 | 100 | 53 | 47 | 47 | 47 | 無 | 2、5、8、11月 | 10084 |
| 2 | 野村アセット | オーストラリア債券ファンド(毎コアラ) | 国際債券 | 100 | 45 | 55 | 53 | 51 | 53 | 毎期変動 | 12452 |
| 3 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 国際債券 | 100 | 41 | 59 | 58 | 55 | 58 | 毎期変動 | 12896 |
| 4 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ オーストラリアボンドファンド(夢満債)豪ドルコース | 国際債券 | 73 | 10 | 63 | 64 | 64 | 69 | 毎期変動 | 12004 |
| 4 | JPモルガンアセット | JPMグローバル債券3分散ファンド | 国際債券 | 65 | 10 | 55 | 55 | 55 | 55 | なし | 9381 |
| 5 | レッグメイソン | LM・オーストラリア毎月分配ファンド | 国際債券 | 70 | 7 | 63 | 60 | 60 | 56 | 毎期変動 | 11099 |
| 6 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム オープン(夢実月) | 国際債券 | 63 | 6 | 57 | 62 | 62 | 65 | 毎期変動 | 12936 |
| 7 | 明治ドレスナー | 明治ドレスナー外国債券オープン(夢実現) | 国際債券 | 44 | 5 | 39 | 46 | 41 | 44 | 毎期変動 | 11093 |
| 8 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロボンドファンド(夢満債 ユーロコース) | 国際債券 | 50 | 4 | 46 | 47 | 45 | 49 | 毎期変動 | 12232 |
| 9 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ債券インカム オープン(夢舞月) | 国際債券 | 52 | 3 | 49 | 52 | 46 | 47 | 毎期変動 | 12693 |
| 9 | 三菱UFJ投信 | 世界ソブリン債券インカム オープン(夢逢月) | 国際債券 | 41 | 3 | 38 | 42 | 39 | 43 | 毎期変動 | 11268 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ ユーロ国債インカム オープン(ユーロ物語) | 国際債券 | 53 | 2 | 51 | 48 | 50 | 53 | 毎期変動 | 12952 |
| 10 | モルガン・スタンレー | モルガン・スタンレー・ワールドワイド・ハイ・インカム・ファンド | 国際債券 | 30 | 2 | 28 | 28 | 29 | 33 | 毎期変動 | 6116 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ USボンドファンド(夢満債)米ドルコース | 国際債券 | 26 | 2 | 24 | 24 | 23 | 29 | 毎期変動 | 9216 |
| 11 | 野村アセット | 野村米国好利回り社債投信Dコース | 国際債券 | 48 | 1 | 47 | 47 | 46 | 51 | 6月、12月 | 7726 |
| 11 | 野村アセット | アセットバック証券オープンDコース(為替ヘッジなし) | 国際債券 | 27 | 1 | 26 | 26 | 27 | 31 | 毎期変動 | 7792 |
| 11 | モルガン・スタンレー | モルガン・スタンレー・マンスリー・インカム・ファンド | 国際債券 | 25 | 1 | 24 | 24 | 24 | 27 | 毎期変動 | 4335 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、「DIAM高金利ソブリン債券ファンド(毎月決算型)(サラダボウル)」で100円(53円増加)の分配金となりました。8月はボーナス分配を行いました(ボーナス分配は年4回実施予定)。
このファンド以外は、ボーナス分配によって分配金が増額されたファンドはなく、分配金の増額は45円以下となりました。
投信分類では、全て国際債券型となりました(17本)。これら国際債券型ファンドの特徴をみると、主に先進国を投資対象にしたファンドで、内訳は以下のとおりです。
・オーストラリア 5本
・地域分散 5本
・アメリカ 4本(高利回り債2本)
・ヨーロッパ 3本
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 8月 | 減額 | 7月 | 6月 | 5月 | 昨年8月 | 増配等 | 基準価格 |
| 1 | DIAMアセット | みずほBNY米国バンクローンファンド | バランス | 40 | -5 | 45 | 45 | 45 | 50 | なし | 8821 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | グローバル・エマージング・ボンド・オープン(受取物語) | 国際債券 | 35 | -5 | 40 | 40 | 40 | 40 | なし | 6757 |
| 2 | 野村アセット | 先進国通貨オープン(スクラムファイブ) | 国際債券 | 26 | -1 | 27 | 26 | 26 | 無 | 毎期変動 | 9853 |
| 2 | 野村アセット | アセットバック証券オープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 16 | -1 | 17 | 17 | 16 | 5 | なし | 9314 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンド(2本)は、「みずほBNY米国バンクローンファンド」(40円。5円減)、「グローバル・エマージング・ボンド・オープン(受取物語)」(35円。5円減)です。
投信分類では国際債券型が最も多く(4本中3本)、投資対象は、グローバル・エマージング・ボンド・オープン(受取物語)を除き、先進国です。
分配金の減額は5円以下であり、微減程度です。
3.ボーナス分配を実施しなかったファンド
※昨年同月との差額が多い順に列挙
※「昨年8月」は、昨年8月の分配金(ボーナス分配含む)
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 8月 | 昨年8月 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| DIAMアセット | DIAM世界3資産オープン(ハッピーハーモニー) | バランス | 35 | 0 | 35 | 7807 | 2、5、8、11月 |
| ゴールドマンサックス | GSグローバル REIT ポートフォリオ (リートマスター) | 国際REIT | 45 | 40 | 5 | 6768 | 2、5、8、11月 |
| ゴールドマンサックス | GS日本株・プラス 通貨分散コース | バランス | 45 | 45 | 0 | 7393 | 2、5、8、11月 |
| 中央三井アセット | グローバル3資産バランスオープン (3つの泉) | バランス | 35 | 35 | 0 | 8817 | 2、5、8、11月 |
| BNPパリバ | BNPパリバ欧州高配当・成長株式ファンド(ドリーム パスポート) | 国際株式 | 30 | 30 | 0 | 7621 | 2、5、8、11月 |
| ピクテ投信 | ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型) | 国際株式 | 30 | 無 | - | 9370 | 2、5、8、11月 |
対象期間にボーナス分配を予定していた7本中6本で、ボーナス分配はありませんでした。
昨年8月に決算を行ったファンド5本は、昨年8月でもボーナス分配を実施していません。昨年8月はサブプライムローン問題が顕在化し、相場急落した時期ですが、それから1年経っても状況が大して変わっていないことを示しているようです。
これらのファンドの決算日の基準価格をみると、最も基準価格が低いのは国際REIT型の「GS グローバル REIT ポートフォリオ (リートマスター)」で、6000円台後半まで下がっています。
投信分類ではバランス型が3本と最も多く、次に国際株式型(2本)が多いです。
4.設定後初回分配があったファンド
調査対象期間に、初回分配があったファンドは以下のファンドです。
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| DIAMアセット | DIAMワールド債券オープン(ハピクロマイルド) | 国際債券 | 20 | 10138 | 6月、12月 |
投資対象は、比較的高金利の期待できる資源国の公社債等50%、日本国債50%です。
基準価格をみると、6月13日の設定以降ほとんどの期間で10000円を超えており、投資環境がよくない時期に設定したファンドとしては、健闘している方だと思います。基準価格の推移は横バイ基調で、8月になってからは下降ぎみです。
参考:基準価格の推移(QUICK)
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