毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


国内REIT型投信の分配金/リターンランキング(08年8月版)

年4回分配以上分配を行う国内REIT型ファンドの分配金(年間、半期)を調査しました。毎月分配型ファンドだけでは14本しかないため、年4回分配型(5本)及び年6回(隔月)分配型ファンド(2本)も加えました。
調査対象は、21本で、分配金は2007年8月から2008年7月までを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い年4回分配以上分配を行う国内REIT型ファンドは、MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)(前回も1位)。次に、DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) が多い(前回4位)

2)前回調査結果との違い

●年間分配金の増加
 新光J-REITオープンなど 3本
 ボーナス分配以外での分配金が微増した程度
 
●年間分配金の減少
 MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)など 7本
 特にDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)が最も減少(880円減)

ボーナス分配を過去1年以内に実施したファンドが2本に減少(前回調査より2本減)

3)半期分配金が最も多い国内REIT型ファンドは、DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)(前回も1位)。次に、みずほJ-REITファンドが多い(前回も2位)

年間ランキングに比べ、上位には「ボーナス分配はないが通常の分配金が比較的多いファンド」が多い
半期(本年2月以降)でみると、ボーナス分配を実施したファンドがない(前回調査結果と同じ傾向)

4)リターンでは、野村アセット「J-REITオープン」が年間、6ヶ月、3ヶ月の3つとも1位。
年間や半期での分配金が多くないファンドの方が上位に含まれる

年間分配金ランキング1位のMHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)は、年間、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月のリターンで、上位5本内に含まれる


※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※7月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
※損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)は、設定日の関係で決算2回分の分配金
※ダイワJリート・ファンドは、設定日の関係で決算を行っていないので未掲載

順位順/前運用会社投資信託名決算回数ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金7月分配金
11みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)123、6、9、12月2060-10170035
24DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12なし12000なし100
35みずほ投信みずほJ-REITファンド 123、6、9、12月1000-50050
46みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 122月、8月962050042
53ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6なし900-400なし100
67三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4なし840-60なし180
79大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月決算型)12なし7200なし60
79大和投資信託ダイワJ-REITオープン4なし7200なし
79住信アセット住信J-REIT・リサーチ・オープン12なし7200なし60
79しんきんアセットしんきんJリートオープン12なし7200なし60
72DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)61月、7月720-8800120
810新光投信新光J-REITオープン12なし6905なし60
810新光投信J-REITパッケージ12なし6905なし60
911日興アセットインデックスファンド Jリート4なし6400なし
108野村アセットJ-REITオープン 4なし440-400なし60
1113中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12(2、5、8、11月)3600030
1113岡三アセット日本Jリートオープン126月、12月3600030
1212DIAMアセットDIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)121、4、7、10月300-75025
1314野村アセット野村日本不動産投信124月、10月2400020
1415損保ジャパンアセット損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)4なし6030なし30

1.概況

国内REIT型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、みずほ投信「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」です(前回も1位)。昨年9月のボーナス分配1100円が影響しています。昨年9月以降のボーナス分配は減少しています(昨年12月600円、本年3月と6月のボーナス分配なし)。

次に年間分配金が多いファンドは、「DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)」です(前回4位)。ボーナス分配はないですが、通常時の分配金が高めです(毎月100円)。

4位までの毎月分配型投資信託4本は、毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体で見ても分配金が多いファンドです。

<前回調査結果との違い>

●年間分配金の増加(3本)

新光J-REITオープンなどで、分配金が5円増の微増となりました。

損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)は、今回の決算が通算2回目にあたり、7月分の分配金30円が年間分配金に加算されました。

●年間分配金の減少(7本)

7月にボーナス分配を実施しなかった「DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)」は、年間880円減の大幅減となりました。年間分配金は前回(1600円)に比べ、半分以下の55%減まで急落しました。

ニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)、J-REITオープンは、ともに400円減の大幅減になりました。特にJ-REITオープンは、年間分配金は前回(840円)に比べ半分の約48%減まで急落しました。

DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)は7月のボーナス分配がなく、過去1年以内ではボーナス分配を実施していません(ボーナス分配は年4回実施予定)。

2.分配の仕方、商品特性でみた場合

分配の仕方でみると、上位(ベスト4)は、ボーナス分配実施のファンドが多いですが、本年になってボーナス分配を行ったファンドはありません。

ボーナス分配を過去1年以内(昨年8月以降)に実施したファンドは2本だけで、前回調査(4本)より2本減少しました。

3.他のタイプと比較した場合

国際株式型など他のタイプの年間分配金に比べ、上位10本の分配金の水準は、3番目に高いです(前回調査では2位)。
国際REIT型に比べると、分配金の水準は低いです(前回調査は国内REITの方が高かった)。

※ベスト10は上位10本が目安。同じ順位になるファンドがある場合は、10位より前までが対象。
※以下、ベスト10の平均値が多い順に列挙(国内REIT型以外は毎月分配型だけが対象)

 <ベスト10の比較>
 国際REIT型 1620円〜840円(前回1650円〜840円)
          ベスト10の平均値:1061円(前回1054円)

 国際債券型 1120円〜920円(前回1140円〜910円)
          ベスト10の平均値:995円(前回981円)

★国内REIT型 2060円〜720円(前回2070円〜720円)
          ベスト10の平均値:960円(前回1067円)

 国際株式型 1260円〜650円(前回1770円〜680円)
          ベスト10の平均値:891円(前回1190円)

 バランス型 980円〜720円(前回2030円〜720円)
          ベスト10の平均値:856円(前回965円)

国内REIT型では毎月分配型のみになりますが、年間でなく月間(7月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年7月分)」を参照ください。

4.半期分配金

最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年2月〜7月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※7月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す

順位順/年運用会社投資信託名決算回数ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金7月分配金
12DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12なし6000なし100
23みずほ投信みずほJ-REITファンド 123、6、9、12月400-50050
36三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4なし360-40なし180
37大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月決算型)12なし3600なし60
37大和投資信託ダイワJ-REITオープン4なし3600なし
37住信アセット住信J-REIT・リサーチ・オープン12なし3600なし60
37しんきんアセットしんきんJリートオープン12なし3600なし60
37DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)61月、7月36000120
38新光投信新光J-REITオープン12なし3605なし60
38新光投信J-REITパッケージ12なし3605なし60
45ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6なし300-100なし100
54みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 122月、8月2520042
61みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)123、6、9、12月2100035
79日興アセットインデックスファンド Jリート4なし1800なし
711中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12(2、5、8、11月)1800030
711岡三アセット日本Jリートオープン126月、12月1800030
812DIAMアセットDIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)121、4、7、10月1500025
910野村アセットJ-REITオープン 4なし1200なし60
913野村アセット野村日本不動産投信124月、10月1200020
1014損保ジャパンアセット損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)12なし6030なし30

<年間分配金ランキングとの違い>

上位は、「ボーナス分配はないが通常の分配金が多いファンド」が多くなっています。
軟調の影響で、「ボーナス分配実施のファンド」が、ボーナス分配を実施できないため、下位(5位以下)の方に多いです。これらのファンドの通常時の分配金(月あたり。年4回分配型は2期分を6で割る)は20〜42円であり、ボーナス分配を実施しないと分配金の合計額が少なくなります。
なお、この半期内(本年2月以降)にボーナス分配を行ったファンドはありません。

5.リターン

1)損失が少ないファンド

リターンでみた場合、年間、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月ともに全てのファンドがマイナス(損失)になりました。損失が少ないファンド(上位5本)をみると、年間、6ヶ月、3ヶ月ともに、野村アセット「J-REITオープン」が最も損失が少ないです(1ヶ月リターンでは3位)。
「分配金が多い=リターンがよい」というわけではなく、分配金が少ないファンドの方が、損失が少なくなっています。

年間分配金が多いファンドでは、1位のMHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)は、年間、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月のリターンで、上位5本内に含まれています。

※以下の表中の「順/分」は、分配金ランキングでの順位
※リターンが高い(損失が少ない)上位5本程度を対象
※ダイワJリート・ファンドは、設定日の関係で決算(分配)を行っていない

順位順/分運用会社投資信託名決算回数年間リターン年間分配金最新分配金
110野村アセットJ-REITオープン 4-26.244060
211岡三アセット日本Jリートオープン12-29.336030
311中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12-29.636030
41みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)12-29.7206035
53みずほ投信みずほJ-REITファンド12-30.4100050
55ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-30.4900100

順位順/分運用会社投資信託名決算回数6ヶ月リターン年間分配金最新分配金
110野村アセットJ-REITオープン 4-6.944060
211中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12-9.336030
31みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)12-9.5206035
411岡三アセット日本Jリートオープン12-10.036030
53みずほ投信みずほJ-REITファンド12-10.2100050
55ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-10.2900100
57しんきんアセットしんきんJリートオープン12-10.272060

順位順/分運用会社投資信託名決算回数3ヶ月リターン年間分配金最新分配金
110野村アセットJ-REITオープン 4-6.844060
21みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)12-7.8206035
35ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-7.9900100
311中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12-7.936030
43みずほ投信みずほJ-REITファンド12-8.1100050
46三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4-8.1840180

順位順/分運用会社投資信託名決算回数1ヶ月リターン年間分配金最新分配金
11みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)12-3.2206035
15ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-3.2900100
114損保ジャパンアセット損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)12-3.26030
2大和投資信託ダイワJリート・ファンド4-3.3
34みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 12-3.496242
310野村アセットJ-REITオープン 4-3.444060
311岡三アセット日本Jリートオープン12-3.436030

2)損失が多いファンド

年間、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月の各リターンで、最も損失が多いファンドは以下のファンドです。リターンの比較対象期間が長くなるほど、最上位と最下位のリターンの差が大きくなっています(年間7.2、6ヶ月6.4、3ヶ月2.4、1ヶ月0.7)。1ヶ月リターンでは0.7の差しかなく、ファンド間での差があまりないです。

<年間リターン>
DIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー) -33.4

<6ヶ月リターン>
損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型) -13.3

<3ヶ月リターン>
損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型) -9.2

<1ヶ月リターン>
住信 J-REIT・リサーチ・オープン -3.9


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/08/20(水) 06:40:00|
  2. 国内REIT型分配金ランキング
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