なお、分配金の増減があったファンド(ボーナス分配を含む)や設定後初回の分配があったファンドを対象にしました。
<調査結果の要約>
1)分配金が前期に比べ増加したファンド5本(テンプルトン世界バリュー株式ファンド(ビクトリア号)など)。増額は1位(60円)を除くと30円以下
2)分配金が前期に比べ減少したファンドは7本。地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)が最も減少(790円減)
ボーナス分配を実施しなかったファンドは1本(三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター))
3)初回分配のファンドは該当なし
1.分配金が前期より増加したファンド
※増額が多い順に列挙。増額の単位は円
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※対象ファンドの決算回数は全て年4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 8月 | 増額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年8月 | 基準価格 |
| 1 | フランクリン・テンプルトン | テンプルトン世界バリュー株式ファンド(ビクトリア号) | 国際株式 | 90 | 60 | 30 | 0 | 無 | 無 | 7607 |
| 2 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 欧州ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 125 | 30 | 95 | 100 | 105 | 135 | 11635 |
| 3 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 欧米ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 95 | 25 | 70 | 80 | 95 | 110 | 10096 |
| 4 | しんきんアセット | しんきん海外ソブリン債セレクション 米国ソブリン債ポートフォリオ | 国際債券 | 70 | 20 | 50 | 65 | 90 | 110 | 9119 |
| 5 | BNPパリバ | BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) | バランス | 100 | 5 | 95 | 75 | 無 | 無 | 10016 |
分配金が前期に比べ最も増加したファンドは、テンプルトン世界バリュー株式ファンド(ビクトリア号)です。
増額はあまり多くはなく、1位のファンドでも60円であり、2位以下は30円以下になっています。
投信分類は、国際債券型が最も多いですが、増額は20〜30円に止まっています。
2.分配金が前期より減少したファンド
※減額が多い順に列挙。減額の単位は円
※分配金での「無」は、設定日の関係で分配をしなかったことを示す
※基準価格は、決算日の基準価格(分配落ち)
※対象ファンドの決算回数は全て年4回
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 8月 | 減額 | 前期 | 2期前 | 3期前 | 昨年8月 | 基準価格 |
| 1 | 三菱UFJ投信 | 地球温暖化対策株式ファンド(青い地球) | 国際株式 | 10 | -790 | 800 | 無 | 無 | 無 | 9961 |
| 2 | ブラックロック | ブラックロック天然資源株ファンド | 国際株式 | 0 | -700 | 700 | 0 | 無 | 無 | 7562 |
| 3 | ゴールドマンサックス | GS BRICs株式ファンド | 国際株式 | 0 | -500 | 500 | 無 | 無 | 無 | 8522 |
| 4 | フィデリティ投信 | フィデリティ・EMEA・ファンド(3ヵ月決算型) | 国際株式 | 0 | -100 | 100 | 0 | 無 | 無 | 9510 |
| 5 | 日興アセット | 日興五大陸株式ファンド | 国際株式 | 60 | -60 | 120 | 60 | 240 | 300 | 9458 |
| 6 | 三菱UFJ投信 | S-FUND B号(マネーシャトルB号) | 国内債券 | 10.01 | -1.12 | 11.13 | 15.41 | 10.42 | 9.99 | 10000 |
| 7 | 国際投信 | ホープ(3ヵ月決算型)2号 | 国内債券 | 18.77 | -0.79 | 19.56 | 18.56 | 17.28 | 14.13 | 10000 |
分配金が前期に比べ最も減少したファンドは、地球温暖化対策株式ファンド(青い地球)です。4位までのファンドの投資対象は、国際株式型として収益性が期待される分野(環境株、資源株、新興国株)ですが、世界的な軟調の株式相場の影響を受けているようです。今回無配になったファンドが3本あり、市況が低迷していることを示しています。
<ボーナス分配を実施しなかったファンド>
※昨年8月の分配金で「無」は、設定日の関係で、分配を実施しなかったことを示す
| 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 8月 | 昨年8月 | 金額差 | 基準価格 | ボーナス分配 |
| 三井住友アセット | 三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター) | 国際株式 | 4 | 50 | 無 | - | 8167 | 2月、8月 |
ボーナス分配を実施しなかったファンドは1本(ボーナス分配対象ファンドも1本)で、三井住友・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(アジアンスター)です。
収益性が期待される新興国株のファンドですが、決算日の基準価格をみると、8000円台前半まで下がっており、運用が低迷しています。
<2期以上連続で無配となったファンド>
軟調な投資環境の影響で、無配が続くファンドが結構多いです。特に最近1年くらいに設定したファンドでは、設定以降全ての決算で無配になったファンドが多いです。
●国際株式型(7本)
・地球温暖化防止関連株ファンド(3ヵ月決算型)(地球力II) 4期連続無配(設定以降全て無配)
・地球環境株ファンド(環境くん) 4期連続無配(設定以降全て無配)
・世界サステナビリティ株式ファンド(環境博士) 4期連続無配(設定以降全て無配)
・SGラグジュアリー世界株式マザーファンド(シャンゼリゼ) 4期連続無配(設定以降全て無配)
・ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド(3ヵ月決算型) 3期連続無配
・シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配) 3期連続無配
・AIG新成長国株式ファンド(ライジングカントリーズ/Rising Countries) 3期連続無配
●国内株式型(3本)
・九州特化型日本株式ファンド(3ヵ月決算型)(がんばれ九州(3ヵ月決算型)) 6期連続無配
・安田増配期待日本株ファンド 9期連続無配(設定以降全て無配)
・フィンデックス・オルタ 5期連続無配(設定以降全て無配)
●バランス型(1本)
・GSアジア不動産株&リート・ファンド 2期連続無配(設定以降全て無配)
●国際債券型(1本)
・損保ジャパン−TCW・MBSファンドAコース(為替ヘッジあり)こむぎ畑Aコース 6期連続無配
●国内債券型(1本)
・T&D日本債券安定型運用ファンドA号(偶数月決算型) 3期連続無配
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