毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


国内株式型投信の分配金/リターンランキング(08年10月版)

年4回以上の分配を行う国内株式型のファンドの分配金(年間、半期)を調べました。
国内株式型のファンドは、毎月分配型では2つ、年6回(隔月)分配型では2つしかないため、年4回以上の分配型ファンドを対象にしました。
調査の対象は44本で、分配金は2007年10月から2008年9月までを対象にしました。

<調査結果の要約>


1)年間分配金が最も多い年4回以上分配を行う国内株式型ファンドは、クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)(前回も1位)。次に、株ちょファンド日本(カブチョファンド)が多い(前回も2位)

2)前回調査結果との違い

上位18本のうち、9月に決算を行ったファンドは3本のみで、この3本の分配金の変動がないため、前回調査結果と同じ状況

●年間分配金の増加(0本)

●年間分配金の減少(1本)

株ちょファンド日本(カブチョファンド) 30円減

3)国際株式型ファンドに比べ分配金が少ない(他のタイプに比べても最も少ない)

4)半期分配金が最も多い年4回以上分配を行う国内株式型ファンドは、クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)(前回も1位)。次に、GS 日本株・プラス 通貨分散コースが多い(前回も2位)

半期ランキングは、年間ランキングよりも分配金の水準が低下(半分以下の約59%減)

5)リターンでは、年間等の4つのリターンで全ファンドが損失(逆ザヤ)

6)年間等の3つのリターンが最もよいファンドは「フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)」。同じ3つのリターンで「フィデリティ・日本配当成長株投信」が2位

7)リターンの上位には、分配金が少ないファンドを含む場合が多い

※年間分配金140円以上のファンド18本を対象
※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
 また、「※なし」となっているのは、決算月によって分配金の違いがある場合
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※9月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
※毎月分配型は、以下の2つのファンド
 ・株ちょファンド日本(カブチョファンド)
 ・GS 日本株・プラス 通貨分散コース
  (バランス型だが国内株式の投資比率約81%なので対象に追加)
※上記以外のファンドは、全て年4回分配型のファンド

順位順/前運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金9月分配金
11フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)※なし8000なし200
22日興アセット株ちょファンド日本(カブチョファンド)なし570-30なし40
33ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 通貨分散コース2、5、8、11月5400045
44損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン1月、7月50000
55三菱UFJ投信日本好配当利回り株オープン※なし4600なし
66野村アセット日本好配当株投信 1月、7月4050300
77大和投資信託ダイワ・好配当日本株投信(季節点描)1月、7月3200230
88損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)1月、7月30000
99大和住銀投信日本好配当株オープン※なし2600なし
99野村アセット好配当日本株式オープン(好配当ニッポン) 1月、7月26000
1010大和投資信託ダイワ日本好配当株ファンド※なし1800なし
1111フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)1月、7月16500
1212国際投信ジャパン株式インカム(3ヵ月決算型)なし1600なし
1212岡三アセット日本好配当リバランスオープン1月16000
1313みずほ投信MHAM日本好配当株オープン (配当生活) ※なし1550なし
1414農中全共連アセットNZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)(四季の便り)※なし1500なし
1414AIGインベストメンツAIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)なし1500なし0
1515三菱UFJ投信日本好配当株式ファンド※なし1400なし

1.概況

国内株式型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、フォルティス・アセット「クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)」です(前回も1位)。過去1年以内(昨年9月以降)では毎期200円の安定した分配を行っています。

次に年間分配金が多いファンドは、日興アセット「株ちょファンド日本(カブチョファンド)」です(前回も2位)。毎月分配型のファンドで、昨年12月までは毎月70円の分配金でしたが、本年1月から毎月40円に減額しました。

1位のファンドは、年4回分配型ファンドの分配金ベスト20に含まれたファンドで、このタイプでは年間分配金が比較的多いファンドです。

年間分配金ランキングに含まれたファンド間で年間分配金の格差があり、1位と7位以下での差が2倍以上あります。

<前回調査結果との違い>

●年間分配金の減少(1本)

日興アセット「株ちょファンド日本(カブチョファンド)」が30円減(昨年9月70円)となりました。昨年12月までは毎月70円の分配金でしたが、本年1月から毎月40円に減額しました。

2.他のタイプと比較した場合

国際株式型ファンドの分配金に比べると、分配金が少ないです。上位10本間で比べると、国内株式型は、年4回・年6回分配の国際株式型に比べ3分の1以下、毎月分配型の国際株式型に比べ半分程度の水準になっています。
また、一般的に株式型ファンドよりも儲けが少ない傾向にある国際債券型ファンド(毎月分配)よりも分配金の水準は低く、比較対象とした投信分類では最も分配金の水準が低いです。

<各株式型との比較>

 国内株式型  800円〜260円(前回と同じ)
           上位10本の平均値:442円(前回445円)

 国際株式型(年4回・年6回分配型)
          3090円〜810円(前回3090円〜830円)
          上位10本の平均値:1448円(前回1450円)

 国際株式型 1200円〜560円(前回1230円〜650円)
          ベスト10の平均値:798円(前回887円)

 <上記の株式型を含めた他の投信分類との比較>
 ※上位10本の平均値が多い順に列挙

 国際株式型(年4回・年6回分配型)
          3090円〜810円(前回3090円〜830円)
          上位10本の平均値:1448円(前回1450円)

 国際REIT型 1560円〜840円(前回1590円〜840円)
          ベスト10の平均値:1048円(前回1050円)

 国際債券型 1140円〜940円(前回1130円〜930円)
          ベスト10の平均値:1002円(前回991円)

 バランス型 980円〜720円(前回も同じ)
          ベスト10の平均値:856円(前回も同じ)

 国内REIT型 1200円〜700円(前回2055円〜710円)
          ベスト10の平均値:809円(前回954円)

 国際株式型 1200円〜560円(前回1230円〜650円)
          ベスト10の平均値:798円(前回887円)

★国内株式型  800円〜260円(前回と同じ)
           上位10本の平均値:442円(前回445円)

3.半期分配金

最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年4月〜9月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※「順/年」の「外」は、年間ランキング外を示す
※前回差は、前回調査結果(半期対象)との分配金の差額(単位は円)
※9月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
※毎月分配型は、以下の2つのファンド
 ・株ちょファンド日本(カブチョファンド)
 ・GS 日本株・プラス 通貨分散コース
  (バランス型だが国内株式の投資比率約85%なので対象に追加)
※年6回:隔月分配のファンドは、三菱UFJ 好配当日本株ファンドのみ
※上記以外のファンドは、全て年4回分配型のファンド

順位順/年運用会社投資信託名ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金9月分配金
11フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)※なし4000なし200
23ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 通貨分散コース 2、5、8、11月2700045
32日興アセット株ちょファンド日本(カブチョファンド)なし2400なし40
44損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン1月、7月20000
56野村アセット日本好配当株投信1月、7月1550100
68損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)1月、7月15000
614農中全共連アセットNZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)(四季の便り)なし1500なし
710大和投資信託ダイワ日本好配当株ファンド※なし900なし
811フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)1月、7月8500
813みずほ投信MHAM日本好配当株オープン (配当生活) ※なし850なし
912国際投信ジャパン株式インカム(3ヵ月決算型)※なし800なし
912岡三アセット日本好配当リバランスオープン1月8000
109野村アセット好配当日本株式オープン(好配当ニッポン) 1月、7月7000
1015三菱UFJ投信日本好配当株式ファンド※なし700なし
115三菱UFJ投信日本好配当利回り株オープンなし600なし
117大和投資信託ダイワ・好配当日本株投信(季節点描)1月、7月6000
11しんきんアセットしんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)なし600なし30
11ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 円コース (3ヵ月分配型)なし600なし
11三菱UFJ投信三菱UFJ 好配当日本株ファンド5月、11月600020
11住信アセット住信 ニュー配当利回り株オープン(3カ月決算型)(配当物語3M)なし600なし

<年間分配金ランキングとの違い>

●分配金の水準が低下

半期分配金の上位10本の平均(183円)を、年間ランキングでの上位11本の平均(442円)と比較すると半分以下(約59%減)になっています。半期ですので年間の半分になるのは仕方ないですが、それ以上に減少しています(分配金の水準が低下しているようです)。

半期にボーナス分配を実施したのは1本(5位の日本好配当株投信)だけですが、100円に止まっています。このファンドは年4回分配型なので、月割りにすると33円であり、毎月分配型ではボーナス分配とはいえないレベルです。

●順位の比較

年間順位よりも特に順位が上がっているのは、6位の「NZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)(四季の便り)」です。7月の分配金は、初回分配でしたが150円出ており、7月決算の国内株式型ファンドでは、最も多い分配金でした。

年間順位に比べ、特に順位が下がっているのは、11位の「日本好配当利回り株オープン」です。このファンドは、対象外となった期間(昨年10月から本年3月の6ヶ月)の分配金400円(200円×2回)に比べ、最近の半期は60円(30円×2回)と85%減の大幅減になっているためです。

●半期ランキングで新たにランクインしたファンド

他のファンドよりも特に分配金が多いということではなく、他のファンドの分配金が少なくなったため、順位が上がりました。これらのファンドの半期分配金は60円です(毎月に換算すると10円)。

 ・しんきんアセット「しんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)」
  最新の2期は分配金 各30円

 ・GS 日本株・プラス 円コース
  最新の2期は分配金 各30円

 ・三菱UFJ投信「三菱UFJ 好配当日本株ファンド」
  最新の3期は分配金 各20円(年6回分配型)

 ・住信 ニュー配当利回り株オープン(3カ月決算型)(配当物語3M)
  最新の2期は分配金 各30円

●半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド
 (以下、年間順位が高い順に列挙)

 ・大和住銀投信「日本好配当株オープン」
  年間9位 半期13位
  最新の2期は分配金 各20円
  (昨年10月の分配金 200円が対象期間から外れたため)

 ・AIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)
  年間14位 半期15位:最下位
  最新の2期は分配金 各0円(無配)

4.リターン(上位5本程度)

リターンでみた場合、年間、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月の全てのリターンでマイナス(損失)になりました。

3つの期間のリターンで上位にランクインしたファンド(過去1年以内でみて、リターンが比較的よいファンド)は、「フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)」、「フィデリティ・日本配当成長株投信」の2本で、特に、「フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)」は、1ヶ月リターンを除く、3つの期間で1位になりました。

年間および半期の分配金順位1位の「クロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)」は、年間を除く、3つの期間のリターンで上位にランクインしています。

リターンで上位の分配金をみると、「分配金が多い=リターンがよい」というわけではなく、分配金が少ないファンドの方が損失は少なくなる場合が多いようです。特に無配のファンドがリターンでは上位に含まれています。

※以下の表中の「順/分」は、年間リターンでは年間分配金ランキングでの順位。6ヶ月以下のリターンでは、半期分配金ランキングでの順位。「外」は設定日の関係で分配を実施していないことを示す

順位順/分運用会社投資信託名年間リターン年間分配金最新月分配金
111フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)-22.116545
219フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株投信-22.27025
312岡三アセット日本好配当リバランスオープン-24.116040
416しんきんアセットしんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)-24.812030
58損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)-25.730050

順位順/分運用会社投資信託名6ヶ月リターン年間分配金最新月分配金
18フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)-4.616545
212フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株投信-4.77025
31フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)-5.8800200
46損保ジャパンアセット好配当ジャパンオープン(株式時代)-6.230050
54損保ジャパンアセットみずほ好配当日本株オープン-6.4500100

順位順/分運用会社投資信託名3ヶ月リターン年間分配金最新月分配金
18フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)-11.416545
112フィデリティ投信フィデリティ・日本配当成長株投信-11.47025
21フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)-13.2800200
211しんきんアセットしんきん好配当利回り株ファンド(四季絵巻)-13.212030
215BNPパリバ九州特化型日本株式ファンド(3ヵ月決算型)(がんばれ九州 3ヵ月決算型)-13.200

順位順/分運用会社投資信託名1ヶ月リターン年間分配金最新月分配金
115AIGインベストメンツ日本株式ツインフォーカスファンド(安定成長型)-1.800
215TAKMAキャピタルフィンデックス・オルタ-8.700
31フォルティス・アセットクロッキー日本株プラス(3ヵ月決算型)(ダブルインカム)-9.0800200
415三井住友アセットノーロードファンド「維新」-10.300
59岡三アセット日本好配当リバランスオープン-10.416040

5.リターン(下位3本)

リターンがよくないファンド(下位3本)をみた場合、「GS 日本株・プラス 通貨分散コース」は、3つの期間のリターンでワースト1になっています。

下位に含まれる場合が多いファンド(2つの期間のリターンに含まれたファンド)は、以下の2本です。

・安田ジャパン・セレクト(厳選大型)
・りそな・SG 収益分配型日本株ファンド(りそなトップスター)

※最新分配金での「無」は、設定日の関係で分配を実施していないことを示す

対象期間順位運用会社投資信託名リターン年間分配金最新分配金
年間1ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 通貨分散コース-41.954045
2AIGインベストメンツAIG日本株オープン(ビューティフルジャパン)-38.11500
3安田投信安田ジャパン・セレクト(厳選大型)-37.600
6ヶ月1ニッセイアセットニッセイ日本勝ち組ファンド(3ヵ月決算型)-17.600
2JPモルガンアセットJPMジャパン・グロース-17.300
3インベスコ投信インベスコ・ジャパン・ストラテジック・オープン(鶴翼)-16.100
3ヶ月1ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 通貨分散コース-26.754045
2安田投信安田ジャパン・セレクト(厳選大型)-22.100
3SGアセットりそな・SG 収益分配型日本株ファンド(りそなトップスター)-21.400
1ヶ月1ゴールドマンサックスGS日本株・プラス 通貨分散コース-20.254045
2みずほ投信日本リーダー企業株ファンド(年4回決算型) -16.60
3SGアセットりそな・SG 収益分配型日本株ファンド(りそなトップスター)-16.100


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  1. 2008/10/24(金) 07:00:00|
  2. 国内株式型分配金ランキング
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