毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


国内REIT型投信の分配金/リターンランキング(08年11月版)

年4回分配以上分配を行う国内REIT型ファンドの分配金(年間、半期)を調査しました。毎月分配型ファンドだけでは15本しかないため、年4回分配型(6本)及び年6回(隔月)分配型ファンド(3本)も加えました。
調査対象は、23本で、分配金は2007年11月から2008年10月までを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い年4回分配以上分配を行う国内REIT型ファンドは、DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)(前回も1位)。次に、MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)が多い(前回も2位)

2)前回調査結果との違い

●年間分配金の増加(4本)

 新光J-REITオープンなど
 ボーナス分配以外での分配金によって微増した程度
 
●年間分配金の減少(5本)

 野村アセット「J-REITオープン」が最も減少(200円減)

10月にボーナス分配を実施したファンドはない(対象2本)

3)半期分配金が最も多い国内REIT型ファンドは、DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)(前回も1位)。2位のファンドは7本

年間ランキングに比べ、上位には「ボーナス分配はないが通常の分配金が比較的多いファンド」が多い
半期(本年5月以降)でみると、ボーナス分配を実施したファンドがない(前回調査結果と同じ傾向)

4)年間リターンでは、日本Jリートオープンが最もよい。ただし-45.8%と昨年の半減に近い状態

年間分配金ランキング1位のDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)は、年間のリターンでは9位

リターンの上位に含まれる場合が多いファンドは、「日本Jリートオープン」、「DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース) (オーナーズ・インカム2M)」
分配金が多くないファンドの方が、リターンの上位に含まれる場合も多い


※以下の表中の「順/前」は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査結果との年間分配金の差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※10月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す
※損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)は、設定日の関係で決算5回分の分配金
※ベストプロパティー・インカム(毎月分配型)は、設定日の関係で決算2回分の分配金
※「ダイワJリート・ファンド」、「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」、「上場インデックスJリート(東証REIT指数)隔月分配型(上場Jリート)」は設定日の関係で決算を行っていないので未掲載

順位順/前運用会社投資信託名決算回数ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金10月分配金
11DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12なし12000なし100
22みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)123、6、9、12月985-560035
33みずほ投信みずほJ-REITファンド 123、6、9、12月850-50050
45ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6なし8000なし
54三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4なし780-60なし180
66大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月決算型)12なし7200なし60
66大和投資信託ダイワJ-REITオープン4なし7200なし
66しんきんアセットしんきんJリートオープン12なし7200なし60
66DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)61月、7月72000
77新光投信新光J-REITオープン12なし7055なし60
77新光投信J-REITパッケージ12なし7055なし60
87住信アセット住信J-REIT・リサーチ・オープン12なし680-20なし40
98日興アセットインデックスファンド Jリート4なし5050なし
109みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 122月、8月5040042
1111中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12(2、5、8、11月)3600030
1111岡三アセット日本Jリートオープン126月、12月3600030
1212DIAMアセットDIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)121、4、7、10月3000025
1313野村アセット野村日本不動産投信124月、10月2400020
1310野村アセットJ-REITオープン 4なし240-200なし60
1414損保ジャパンアセット損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)12なし15030なし30
1515ファンドクリエーションベストプロパティー・インカム(毎月分配型) 12なし9045なし45

1.概況

国内REIT型のファンドで年間分配金が最も多いファンドは、「DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)」です(前回も1位)。ボーナス分配はないですが、通常時の分配金が高めです(毎月100円)。

次に年間分配金が多いファンドは、「MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)」です(前回も2位)。過去1年以内に唯一ボーナス分配を実施したファンドですが、昨年12月分を最後に、その後3回分のボーナス分配は実施していません。

2位までの毎月分配型投資信託は、毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体で見ても分配金が多いファンドです。

<前回調査結果との違い>

●年間分配金の増加(4本)

新光投信の2本のファンドは、微増した程度です(5円増)。

損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)、ベストプロパティー・インカム(毎月分配型)の2本は、通算13回未満の決算回数のため、10月分の分配金が年間分配金に加算されました。

●年間分配金の減少(5本)

野村アセット「J-REITオープン」は、年間分配金が最も減少しました(200円減。昨年10月の分配金260円。本年10月60円)

「住信 J-REIT・リサーチ・オープン」は、前期50円から今期40円に減額しました(昨年10月の分配金は60円)。

2.分配の仕方でみた場合

分配の仕方でみると、ベスト3内の2本は、ボーナス分配実施のファンドですが、本年になってボーナス分配を実施していません。なお、本年1月以降にボーナス分配を実施したファンドはなく、ボーナス分配以外の分配金の差によって順位が決まってきています。

3.他のタイプと比較した場合

国際株式型など他のタイプの年間分配金に比べ、上位11本の分配金の水準は、4番目に高いです(前回調査でも4位)。
国際REIT型に比べると、分配金の水準は低いです。

※ベスト10は上位10本が目安。同じ順位になるファンドがある場合は、10位より前までが対象。
※以下、ベスト10の平均値が多い順に列挙(国内REIT型以外は毎月分配型だけが対象)

 <ベスト10の比較>


 国際REIT型 1530円〜840円(前回1560円〜840円)
          ベスト10の平均値:1046円(前回1048円)

 国際債券型 1150円〜950円(前回1140円〜940円)
          ベスト10の平均値:1007円(前回1002円)

 バランス型 980円〜710円(980円〜720円)
          ベスト10の平均値:855円(856円)

★国内REIT型 1200円〜705円(前回1200円〜700円)
          ベスト10の平均値:810円(前回809円)

 国際株式型 1170円〜540円(前回1230円〜650円)
          ベスト10の平均値:733円(前回798円)

国内REIT型では毎月分配型のみになりますが、年間でなく月間(10月のみ対象)の投信分類別ベスト10は、前述の「毎月分配型投資信託 投信分類別月間分配金ベスト10(08年10月分)」を参照ください。

4.半期分配金

最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年4月〜9月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査での半期分配金との差額(単位は円)
※ボ分配金は、ボーナス分配金
※10月の分配金で「外」は、今期決算対象月でないことを示す

順位順/年運用会社投資信託名決算回数ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金10月分配金
11DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12なし6000なし100
25三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4なし3600なし180
26大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月決算型)12なし3600なし60
26大和投資信託ダイワJ-REITオープン4なし3600なし
26しんきんアセットしんきんJリートオープン12なし3600なし60
26DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)61月、7月36000
27新光投信新光J-REITオープン12なし3600なし60
27新光投信J-REITパッケージ12なし3600なし60
38住信アセット住信J-REIT・リサーチ・オープン12なし320-20なし40
43みずほ投信みずほJ-REITファンド 123、6、9、12月3000050
44ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6なし3000なし
510みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 122月、8月2520042
62みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)123、6、9、12月2100035
79日興アセットインデックスファンド Jリート4なし2000なし
811中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12(2、5、8、11月)1800030
811岡三アセット日本Jリートオープン126月、12月1800030
912DIAMアセットDIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)121、4、7、10月1500025
1014損保ジャパンアセット損保ジャパンJ-REITファンド(毎月分配型)12なし12030なし30
1013野村アセット野村日本不動産投信124月、10月1200020
1013野村アセットJ-REITオープン 4なし1200なし60
1115ファンドクリエーションベストプロパティー・インカム(毎月分配型) 12なし9045なし45

<年間分配金ランキングとの違い>

上位は、「ボーナス分配はないが通常の分配金が多いファンド」が多くなっています。
軟調の影響で、「ボーナス分配実施のファンド」が、ボーナス分配を実施できないため、下位(4位以下)の方に多いです。
ボーナス分配を実施するファンドの通常時の分配金は20〜50円であり、ボーナス分配を実施しないと分配金の合計額が少なくなります。
なお、この半期内(本年5月以降)にボーナス分配を行ったファンドはありません。

5.リターン

1)損失が少ないファンド

リターンでみた場合、年間、6ヶ月は全てのファンドがマイナス(損失)になりました。損失が少ないファンド(上位5本)をみると、年間リターンでは、岡三アセット「日本Jリートオープン」が最も損失が少ないです。ただし、半減に近い状態(-45.8%)になっています。

リターンの上位に含まれる場合が多いファンドは、「日本Jリートオープン」、「DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース) (オーナーズ・インカム2M)」の2本で、3つのリターン全てに含まれています。

「分配金が多い=リターンがよい」というわけではなく、分配金が少ないファンドも、リターンの上位(損失が少ないファンド)に含まれています。


※以下の表中の「順/分」は、分配金ランキングでの順位。年間リターンは年間分配金順位、これ以外は半期分配金順位
※リターンがよい(損失が少ない)上位5本程度を対象
※「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」は、設定日の関係で決算(分配)を行っていない

順位順/分運用会社投資信託名決算回数年間リターン年間分配金最新分配金
111岡三アセット日本Jリートオープン12-45.836030
211中央三井アセット中央三井Jリートファンド 12-48.536030
313野村アセットJ-REITオープン 4-48.624060
42みずほ投信MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩)12-49.398535
54ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-49.4800100

順位順/分運用会社投資信託名決算回数6ヶ月リターン年間分配金最新分配金
12DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)6-32.0720120
22しんきんアセットしんきんJリートオープン12-35.072060
33住信アセット住信 J-REITリサーチ・オープン12-35.568040
3野村アセットNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信4-35.50
45みずほ投信MHAM J-REITインデックスファンド(ビルオーナー) 12-35.650442

順位順/分運用会社投資信託名決算回数3ヶ月リターン年間分配金最新分配金
111ファンドクリエーションベストプロパティー・インカム(毎月分配型) 120.99045
28岡三アセット日本Jリートオープン12-26.036030
31DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12-29.41200100
32DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)6-29.4720120
38中央三井アセット中央三井Jリートファンド12-29.436030

順位順/分運用会社投資信託名決算回数1ヶ月リターン年間分配金最新分配金
111ファンドクリエーションベストプロパティー・インカム(毎月分配型) 120.29045
28岡三アセット日本Jリートオープン12-14.636030
31DIAMアセットDIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム)12-17.11200100
32DIAMアセットDIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)(オーナーズ・インカム2M)6-17.1720120
39DIAMアセットDIAM J-REITアクティブファンド(ハッピー・オーナー)12-17.130025

2)損失が多いファンド(下位3本程度)

対象期間順位運用会社投資信託名決算回数リターン年間分配金最新分配金
年間1大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)12-53.672060
1日興アセットインデックスファンド Jリート4-53.650595
2大和投資信託ダイワJ-REITオープン4-53.5720180
6ヶ月1ニッセイアセットニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)6-40.2800100
1三菱UFJ投信三菱UFJ Jリートオープン4-40.2780180
1大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)12-40.272060
3ヶ月1大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)12-34.572060
2大和投資信託ダイワJ-REITオープン4-34.4720180
2日興アセットインデックスファンド Jリート4-34.450595
1ヶ月1野村アセットNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信4-23.40
2大和投資信託ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)12-23.272060
3大和投資信託ダイワJ-REITオープン4-23.1720180
3日興アセットインデックスファンド Jリート4-23.150595

年間リターンのワースト1位の「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」は、4つのリターンのワースト3に全て含まれています。

3つリターンでのワースト3に含まれたファンドは、以下の2本です。

・ダイワ・J-REITオープン
・インデックスファンド Jリート

これら3本はインデックスファンドであり、東証REIT指数に連動する投資成果をめざして運用するファンドです。すなわち、国内REIT市況全体が、厳しい状況にあったことを示しています。


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/11/21(金) 07:00:00|
  2. 国内REIT型分配金ランキング
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