毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


年4回・年6回分配の国際債券型投信の分配金/リターンランキング (08年11月版)

年4回、年6回:隔月分配型ファンドでの国際債券型ファンドの状況を調べました。
対象ファンド(60本)のうち、分配金ベスト10のファンドの分配金、リターン(率)の状況を調べました。調査対象期間は2007年11月から2008年10月です。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い国際債券型ファンドは、ピクテ投信「ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)」(960円)(前回も1位)
先進国対象のファンドが多い(上位は新興国を投資対象にしたファンドを含む)

2)半期分配金が最も多い国際債券型ファンドは、ピクテ投信「ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)」(480円)(前回も1位)
先進国対象のファンドが多い(上位は新興国を投資対象にしたファンドを含む)

3)年間リターンが最もよい国際債券型ファンドは、「海外国債ファンド(3ヵ月決算型)」
年間分配金1位のピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)は6位
上位は先進国(特に欧州)の公債、下位は新興国の債券が多い

4)6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月リターンが最もよい半期順位にランクインした国際債券型ファンドは、「JPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)」
下位は、新興国対象のファンドが多く、特に「AIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)」は3つのリターン全てで最下位

1.年間分配金

※年間分配金が多い順に列挙
※年間リターン(率)はモーニングスターのデータを使用(年間の騰落率が試算のベース:詳細
※ランクインしたファンドでは、10月に分配を行ったファンドはない
※年間収益率での「無」は、設定日の関係で、算出できないことを示す
※決算回数は以下の3本が年6回、これ以外は年4回
 ・AIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)
 ・ハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)
 ・ハイブリッド・インカムオープン

順位運用会社投資信託名年間分配金前回差10月分配金年間リターン
1ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)9600-31.1
2大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)9000-31.3
3ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン8800-22.7
4AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)8400-34.4
5野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6190-34.8
6クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)6000
6三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)6000-28.5
7新光投信海外国債ファンド5700-18.3
8三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)5600-19.7
8野村アセットハイブリッド・インカムオープン5600-26.0

1)概況

年間分配金が最も多いファンドは、ピクテ投信「ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)」(960円)です(前回も1位)。
ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)の過去1年間の分配金は以下のとおりです。

 
 07年12月 240円
 08年3月 240円
 08年6月 240円
 08年9月 240円

ベスト6内の年4回分配型5本は、年4回分配型ファンドの分配金ベスト20に含まれており、年4回分配型としては分配金が多いファンドに含まれます。

2)前回調査結果との比較

ランクインしたファンドで、10月に分配を行ったファンドがないため、順位と年間分配金は、前回調査結果と同じです。

3)毎月分配型の分配金ベスト10との比較

上位10本の年間分配金の平均を、毎月分配型の国際債券ファンドと比較すると、毎月分配型の約30%減の年間分配金の水準になっています。

年4回・年6回分配  960円〜560円(平均709円。前回709円)
毎月分配       1150円〜950円(平均1007円。前回1002円)

 ※参考:国際債券型ファンドの分配金ランキング(毎月分配)

2.半期分配金

最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年5月〜10月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

 ※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
 ※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド

順位順/年運用会社投資信託名決算回数半期分配金6ヶ月リターン
11ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)4480-24.5
22大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)4450-26.6
33ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン4440-20.5
44AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)6420-28.7
56クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)4400-20.9
67新光投信海外国債ファンド(3ヵ月決算型)4320-16.0
75野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6303-26.6
86三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)4300-21.4
88三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)4300-18.7
9JPモルガンアセットJPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)4270-4.3
9ピクテ投信ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)4270-19.3
9ユナイテッドアクティブ・バリュー債券ファンド(隔月決算型)6270-28.0

ベスト4は、年間ランキングと同じファンドです(順位も同じ)。
順位と半期分配金は、前回調査結果と同じです。

年間ランキングと異なることは、以下になります。

<年間順位になく、半期順位にあるファンド>
・9位 JPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)
・9位 ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)
・9位 アクティブ・バリュー債券ファンド(隔月決算型)

<年間順位にあって、半期順位にないファンド>
・ハイブリッド・インカムオープン 年間8位(半期11位)

現状よりも分配金が多かった決算期の昨年11月(125円)、本年1月(105円)の決算が対象期間から外れたことが影響しました。

3.年間リターン

※以下の表は年間リターンが多い順
※順位での「外」は、番外を示す(年間リターンが算出できないため)
※順/分は、年間分配金ランキングでの順位
※決算回数は以下の3本が年6回、これ以外は年4回
 ・AIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)
 ・ハイブリッド・インカムオープン
 ・ハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)

順位順/分運用会社投資信託名年間分配金前回差10月分配金年間リターン
17新光投信海外国債ファンド(3ヶ月決算型)5700-18.3
28三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)5600-19.7
33ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン8800-22.7
48野村アセットハイブリッド・インカムオープン5600-26.0
56三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)6000-28.5
61ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)9600-31.1
72大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)9000-31.3
84AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)8400-34.4
95野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6190-34.8
6クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)6000

年間リターンで利益が出たファンドはなく、全て損失になりました。
年間分配金ランキングに含まれたファンドを年間リターンでみると、損失が最も少ないファンドは、「海外国債ファンド(3ヵ月決算型)」です。投資対象は、通貨別ではユーロ54%、米ドル33%、英ポンド9%、カナダドル4%で、格付けはAAAが83%です(本年11月17日時点)。

年間分配金ランキング1位のピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)は、年間リターンでは6位です。分配金は最も多いですが、元本の損失が多いことが影響しているようです。

順位をみると、上位は先進国の格付けの高い債券を投資対象にしているファンドが多いです(特に欧州対象のファンドは2位と3位)。
下位の方は、新興国の債券を投資対象に含むファンドが多いです。

4.6ヶ月・3ヶ月・1ヶ月リターン

※以下の表はリターンが多い順
※順/分は、半期分配金ランキングでの順位

順位順/分運用会社投資信託名決算回数半期分配金6ヶ月リターン
19JPモルガンアセットJPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)4270-4.3
26新光投信海外国債ファンド(3ヵ月決算型)4320-16.0
38三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)4300-18.7
49ピクテ投信ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)4270-19.3
53ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン4440-20.5
65クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)4400-20.9
78三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)4300-21.4
81ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)4480-24.5
92大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)4450-26.6
97野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6303-26.6
109ユナイテッドアクティブ・バリュー債券ファンド(隔月決算型)6270-28.0
114AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)6420-28.7

順位順/分運用会社投資信託名決算回数半期分配金3ヶ月リターン
19JPモルガンアセットJPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)4270-7.6
26新光投信海外国債ファンド(3ヵ月決算型)4320-18.1
38三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)4300-21.2
48三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)4300-21.4
59ピクテ投信ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)4270-21.7
63ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン4440-23.0
71ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)4480-26.6
87野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6303-27.4
99ユナイテッドアクティブ・バリュー債券ファンド(隔月決算型)6270-28.7
102大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)4450-31.2
115クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)4400-31.3
124AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)6420-32.2

順位順/分運用会社投資信託名決算回数半期分配金1ヶ月リターン
19JPモルガンアセットJPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)4270-6.4
28三井住友アセット三井住友・USボンドオープン(為替ノーヘッジ型)(たのしみ)4300-10.7
36新光投信海外国債ファンド(3ヵ月決算型)4320-11.9
48三菱UFJ投信三菱UFJ 欧州債券オープン(四季の恵み 欧州債券)4300-13.6
59ピクテ投信ピクテ・ユーロ最高格付国債ファンド(3ヵ月決算型)(ユーロ・セレクト3M)4270-13.8
63ニッセイアセットニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン4440-14.5
75クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)4400-14.9
82大和投信ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン 3カ月決算型(杏の実3M)4450-18.5
99ユナイテッドアクティブ・バリュー債券ファンド(隔月決算型)6270-18.8
101ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)4480-20.0
117野村アセットハイ・イールド ボンド オープン Dコース(為替ヘッジなし)6303-20.3
124AIGインベストメンツAIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)6420-23.9

半期分配金ランキングに含まれたファンドを6ヶ月リターン、3ヶ月リターン、1ヶ月リターンでみると、最もよいファンドは、「JPM USトレジャリー・インカム・ファンド(3ヶ月決算型)(US・セレクト3M)」です(前回調査結果と同じ)。投資対象は、米国国債(83%)、モーゲージ・パック証券(17%)で、格付けはAAAが100%です(本年10月31日時点)。

毎月分配型の国際債券型の状況と同様に、為替の影響が大きく、円に対する下落率が高い通貨を対象にしているファンドの方が、損失は多くなっているようです。
下位は、新興国を対象にしたファンドが多く、特に、「AIG新成長国債インカムオープン(レインボーシート)」は、3つのリターン全てで最下位になっています。


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  1. 2008/11/25(火) 07:00:00|
  2. 年4〜6回分配の国際債券ファンドの状況
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