1.金額ベースでみた場合
<調査結果の要約>
■分配金が最も多いファンドは、「日興・AMPグローバルREITファンド A(ヘッジなし)」120円
■ボーナス分配はないが高めの分配金を出すファンドが上位を占める
■投信分類別では、国際債券型が最も多い(上位はオーストラリア対象が多い)
毎月分配型の投資信託(412本)を調査対象としました。以下の表は、11月の分配金が85円以上のファンド15本を対象にしました。
※ボーナス分配での()は、目論見書等に記載していないが増配をした月
※分配金/前は、前月(2008年10月)の分配金
※分配金/年は、年間分配金(2007年12月〜2008年11月)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | ボーナス分配 | 分配金 | 分配金/前 | 分配金/年 |
| 1 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | 国際REIT | なし | 120 | 120 | 1500 |
| 2 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | 国際REIT | なし | 100 | 100 | 1200 |
| 2 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | 国際REIT | なし | 100 | 100 | 1200 |
| 2 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 国内REIT | なし | 100 | 100 | 1200 |
| 2 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 国際債券 | なし | 100 | 100 | 1160 |
| 2 | 大和住銀投信 | エマージング債券ファンド | 国際債券 | なし | 100 | 100 | 990 |
| 2 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 国際債券 | 毎期変動 | 100 | 100 | 840 |
| 2 | 野村アセット | オーストラリア債券ファンド(毎コアラ) | 国際債券 | 毎期変動 | 100 | 100 | 805 |
| 2 | 野村アセット | 欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース) | 国際債券 | なし | 100 | 100 | 200 |
| 3 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 国際債券 | なし | 95 | 95 | 1140 |
| 4 | 日興アセット | 日興・CS世界高配当株式ファンドA(ヘッジなし) | 国際株式 | なし | 90 | 90 | 1140 |
| 4 | AIGインベストメンツ | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | 国際債券 | なし | 90 | 90 | 985 |
| 5 | 野村アセット | ノムラファンドマスターズ世界債券Bコース | 国際債券 | 2、5、8、11月 | 85 | 85 | 741 |
| 5 | みずほ投信 | 新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) | 国際債券 | 6月、12月 | 85 | 85 | 520 |
| 5 | 新光投信 | 高金利通貨ファンド | 国際債券 | なし | 85 | 85 | 510 |
1)概況
2008年11月の分配金で、分配金が最も多かった毎月分配型投資信託は、日興アセット「日興・AMPグローバルREITファンド A(ヘッジなし)」です(10月の分配金でも1位)。
11月はボーナス分配を実施したファンドがなかったため、ボーナス分配はないが高めの分配金を出すファンドが上位を占めました。
2)投信分類別
※表中の()は構成比。本数/前は前回(10月単月)の調査結果。前回(10月)と対象本数が異なる(今回15本、前回16本)
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際債券 | 10(66.7) | 11(68.8) |
| 2 | 国際REIT | 3(20.0) | 3(18.8) |
| 3 | 国際株式 | 1(6.7) | 1(6.3) |
| 4 | 国内REIT | 1(6.7) | 1(6.3) |
国際債券型が最も多く(前回も1位)、次に国際REIT型が多いです(前回も2位)。
堅調時はボーナス分配を行うファンドが上位にきますが(特に国際株式型など)、軟調時の今回は、ボーナス分配を行う予定であった全てのファンドで、ボーナス分配が実施されなかったため、ボーナス分配はないが高めの分配金を出す国際債券型や国際REIT型のファンドが多くなりました。
国際債券型のファンドでは、オーストラリア対象の方が上位(分配金が多い)にあります(以下、タイプ別に分類:本数が多い順に列挙)。
前回調査でランクインした「UBSブラジル・レアル債券投信(毎月分配型)」の分配金は、11月より、90円から55円に減額されました。
・オーストラリア対象 3本
-短期豪ドル債オープン
-野村豪州債券ファンドDコース
-オーストラリア債券ファンド(毎コアラ)
・新興国対象 3本
-エマージング債券ファンド
-AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)
-新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)
・ハイイールド型(社債等) 2本
-欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)
-フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
・グローバル分散型 2本
-ノムラファンドマスターズ世界債券Bコース
-高金利通貨ファンド
国際REIT型は、3本全てグローバル分散タイプです。
2.前年比でみた場合
<調査結果の要約>
■分配金の前年比(増加率)が最も高いファンドは、「ダイワ日本国債ファンド」
■ベスト11の11本のうち9本が、国際債券型の為替ヘッジ対応タイプ
■金額ベースの順位と同様に、国際債券型が最も多いが、その構成比は金額ベースよりも高い(約91%を占める)
※昨年11月に分配を実施していないファンドは対象外
※前年比の単位は%
※分配金の単位は円
※分配金/年は、年間分配金(2007年12月〜2008年11月)
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 前年比 | 2008年11月 | 2007年11月 | 分配金/年 |
| 1 | 大和投資信託 | ダイワ日本国債ファンド | 国内債券 | 400.0 | 20 | 5 | 165 |
| 2 | 野村アセット | アセットバック証券オープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 380.0 | 19 | 5 | 162 |
| 3 | 野村アセット | 高利回り社債オープン・為替ヘッジ | 国際債券 | 333.3 | 50 | 15 | 390 |
| 4 | モルガン・スタンレー | モルガン・スタンレー・エマージング・ボンド・オープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 325.0 | 39 | 12 | 369 |
| 5 | 野村アセット | ノムラファンドマスターズ世界債券Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 300.0 | 12 | 4 | 142 |
| 6 | 日興アセット | ピムコ・ハイイールド・ファンドBコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 272.2 | 49 | 18 | 437 |
| 7 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドA(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 250.0 | 50 | 20 | 500 |
| 8 | 野村アセット | 野村ユーロ・ハイ・イールド ボンド オープン Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 243.8 | 39 | 16 | 242 |
| 9 | 野村アセット | 野村米国好利回り社債投信Cコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 233.3 | 49 | 21 | 418 |
| 10 | 三菱UFJ投信 | ピムコ・エマージング・ボンド・オープンBコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 222.2 | 40 | 18 | 376 |
| 11 | 三菱UFJ投信 | ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド(為替ヘッジ付き) | 国際債券 | 214.3 | 30 | 14 | 288 |
| 12 | 野村アセット | ノムラファンドマスターズ世界債券Bコース | 国際債券 | 184.8 | 85 | 46 | 741 |
| 13 | 野村アセット | オーストラリア債券ファンド(毎コアラ) | 国際債券 | 178.6 | 100 | 56 | 805 |
| 14 | DIAMアセット | DIAMグローバル・ボンド・ポート(ぶんぱいくん) | 国際債券 | 171.4 | 60 | 35 | 580 |
| 15 | 野村アセット | 野村豪州債券ファンドDコース | 国際債券 | 166.7 | 100 | 60 | 840 |
| 16 | UBS | オーストラリア債券オープン | 国際債券 | 160.0 | 80 | 50 | 720 |
| 16 | インベスコ | インベスコ オーストラリア債券ファンド | 国際債券 | 160.0 | 80 | 50 | 720 |
| 16 | 野村アセット | 野村ファンドラップ外国債券 Aコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 160.0 | 8 | 5 | 137 |
| 17 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 157.1 | 55 | 35 | 585 |
| 18 | フィデリティ投信 | フィデリティ・ハイ・イールド・ボンド・オープン ポートフォリオB(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 155.6 | 70 | 45 | 790 |
| 18 | 新光投信 | 海外国債ファンド | 国際債券 | 155.6 | 70 | 45 | 765 |
昨年11月との比率でみると、前年比(増加率)が最も高いファンドは、「ダイワ日本国債ファンド」です。
昨年に比べて、円高(ドルなどの外貨安)になっている影響だと思いますが、ベスト11の11本うち10本(10本のうち9本は国際債券型)は、為替ヘッジ対応のファンドです(前回調査結果と同様な傾向)。
これら為替ヘッジ対応のファンドは、分配金は多い方ではなく、増加額もあまり多くはないです。
| 順位 | 投信分類 | 本数 | 本数/前 |
| 1 | 国際債券 | 19(90.5) | 17(81.0) |
| 2 | 国際REIT | 1(4.8) | 3(14.3) |
| 3 | 国内債券 | 1(4.8) | 1(4.8) |
投信分類では、金額ベースの結果と同様に、国際債券型が多いです。
前年比での国際債券型の構成比は、金額ベースの国際債券型の構成比よりも高く、金額ベースの66.7%に対し、前年比では90.5%となります(21本中19本が国際債券型)。
※表中の()は構成比。本数/前は前回(10月単月)の調査結果
国際債券型のタイプは以下のとおりです。投資対象地域は、新興国のみは2本だけで、これ以外は主に先進国を投資対象にしています(前回調査結果と同様な傾向)。
為替ヘッジなしのタイプでは、オーストラリアを対象にしたファンドが最も多いです(4本全て為替ヘッジなし)。
・ハイイールド(社債等) 6本
・グローバル分散型(新興国を一部含む) 6本
・オーストラリア対象 4本
・新興国 2本
・米国不動産系 1本
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