基準価格の比較対象は、最新の年間分配金ランキングの調査期間(2007年12月から2008年11月)に合わせ、2007年11月30日と2008年11月28日(11月最終営業日)の基準価格を対象にしました。
<調査結果の要約>
■年間分配金ランキング上位のファンドは、全て前年を大幅に下回る基準価格(世界的な景気後退と円高の影響)
■年間分配金ランキング上位に含まれたファンドで、基準価格の減少率が最も低いのは、「りそな ハイグレード・ソブリン・ファンド」(約26%減)
■年間分配金ランキング上位に含まれたファンドで、基準価格の減少率が最も高いのは、オーストラリア・リート・オープン(約73%減。昨年の4分の1程度)
■基準価格の減少率が低いファンドのタイプは、国際債券型(先進国対象のファンドが減少率が少ない)
■下位(20位以下)はREIT型が多い(特にグローバル分散タイプの国際REIT型の方が下位)
※以下の表は、基準価格の前年比の多い順
※順/分は、年間分配金ランキングでの順位
※順/前は、前回調査結果での順位。「外」は前回ランキング外を示す
※前回差は、今回調査結果の前年比と、前回調査結果の前年比の差
| 順位 | 順/分 | 順/前 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 分配金 | 前年比 | 前回差 | 基準価格:今年 | 基準価格:昨年 |
| 1 | 16 | 外 | 大和投資信託 | りそな ハイグレード・ソブリン・ファンド | 国際債券 | 900 | 74.0 | 2.5 | 8109 | 10960 |
| 2 | 16 | 外 | 大和投資信託 | ダイワ外債ソブリン・ファンド | 国際債券 | 900 | 73.7 | 2.4 | 8055 | 10935 |
| 3 | 12 | 1 | 三井住友アセット | 三井住友・ヨーロッパ国債ファンド | 国際債券 | 960 | 72.1 | 0.9 | 7874 | 10923 |
| 4 | 12 | 4 | 安田投信 | パン・パシフィック外国債券オープン | 国際債券 | 960 | 70.3 | 3.2 | 8409 | 11959 |
| 5 | 12 | 2 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバル債券ファンド | 国際債券 | 960 | 69.8 | 1.0 | 7352 | 10535 |
| 6 | 7 | 3 | 大和投資信託 | ダイワ世界債券ファンド(ワールドプライム) | 国際債券 | 1040 | 69.6 | 1.1 | 7253 | 10428 |
| 7 | 11 | 外 | 岡三アセット | 新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス) | 国際債券 | 980 | 66.0 | 0.2 | 6704 | 10155 |
| 8 | 14 | 5 | ニッセイアセット | ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) | 国際債券 | 920 | 65.9 | 2.1 | 6720 | 10192 |
| 9 | 16 | 外 | 大和投資信託 | ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(杏の実) | 国際債券 | 900 | 65.8 | 3.1 | 6850 | 10411 |
| 10 | 15 | 6 | 三井住友アセット | 世界高金利債券ファンド(債券万博) | 国際債券 | 910 | 65.6 | 2.3 | 6612 | 10076 |
| 11 | 12 | 8 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | 国際債券 | 960 | 64.2 | 3.8 | 6707 | 10452 |
| 12 | 4 | 9 | 大和住銀投信 | 短期豪ドル債オープン | 国際債券 | 1160 | 62.1 | 2.2 | 7665 | 12336 |
| 13 | 10 | 11 | AIGインベストメンツ | AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) | 国際債券 | 985 | 61.4 | 2.8 | 6029 | 9817 |
| 14 | 12 | 13 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 国際債券 | 960 | 60.4 | 2.7 | 6101 | 10097 |
| 15 | 12 | 12 | 日興アセット | 財産3分法ファンド | バランス | 960 | 60.2 | 2.0 | 7205 | 11978 |
| 16 | 9 | 15 | 大和住銀投信 | エマージング債券ファンド | 国際債券 | 990 | 59.9 | 2.9 | 6440 | 10743 |
| 17 | 5 | 10 | フィデリティ投信 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 国際債券 | 1140 | 55.6 | -3.3 | 5459 | 9824 |
| 18 | 6 | 16 | ピクテ投信 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド | 国際株式 | 1050 | 51.9 | -2.1 | 6267 | 12074 |
| 19 | 2 | 14 | 野村アセット | グローバル・コモディティ・オープン | 商品 | 1230 | 51.2 | -6.3 | 5387 | 10524 |
| 20 | 10 | 18 | みずほ投信 | MHAM J-REITアクティブオープン(物件満彩) | 国内REIT | 985 | 48.5 | 2.3 | 5824 | 12008 |
| 21 | 3 | 21 | DIAMアセット | DIAM J-REITオープン(オーナーズ・インカム) | 国内REIT | 1200 | 45.8 | 1.9 | 6686 | 14592 |
| 22 | 5 | 19 | 日興アセット | 日興・CS世界高配当株式ファンドA(ヘッジなし) | 国際株式 | 1140 | 45.2 | -0.5 | 5452 | 12059 |
| 23 | 13 | 20 | フィデリティ投信 | フィデリティ・US リート・ファンドB(為替ヘッジなし) | 国際REIT | 950 | 40.4 | -5.1 | 5394 | 13337 |
| 24 | 8 | 23 | 大和投資信託 | ダイワ・グローバルREITオープン(世界の街並み) | 国際REIT | 1000 | 39.9 | -0.9 | 3893 | 9754 |
| 25 | 1 | 24 | 日興アセット | 日興・AMPグローバルREITファンドA(ヘッジなし) | 国際REIT | 1500 | 38.9 | -0.8 | 5187 | 13341 |
| 26 | 3 | 25 | 国際投信 | ワールド・リート・オープン | 国際REIT | 1200 | 38.1 | -1.5 | 5080 | 13318 |
| 27 | 12 | 22 | ゴールドマンサックス | ゴールドマンサックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)(コロンブスの卵) | 国際REIT | 960 | 37.6 | -4.3 | 3894 | 10347 |
| 28 | 16 | 26 | DIAMアセット | DIAM世界リートインデックスファンド | 国際REIT | 900 | 36.6 | -1.5 | 3672 | 10022 |
| 29 | 12 | 28 | 三井住友アセット | 三井住友・グローバル・リート・オープン(世界の大家さん) | 国際REIT | 960 | 36.4 | -0.7 | 5500 | 15104 |
| 30 | 3 | 27 | 日興アセット | ラサール・グローバルREITファンド | 国際REIT | 1200 | 35.4 | -2.2 | 4773 | 13465 |
| 31 | 12 | 29 | 三菱UFJ投信 | オーストラリア・リート・オープン | 国際REIT | 960 | 26.9 | 2.8 | 4098 | 15207 |
年間分配金ランキング上位のファンドは、世界的な景気後退、円高の影響を受け、昨年同月を大幅に下回る基準価格になりました。
基準価格の減少率が低いファンド上位14本の投信分類をみると、全て国際債券型です。国際債券型の投資地域をみると、上位6本は先進国対象のファンドが占めています。
下位の方(前年より基準価格が大幅に低下したファンド)は、前回調査結果と同様に、REIT型のファンドが多く(20位以下は全てREIT)、特に、グローバル分散タイプの国際REIT型の方が下位にあります。
<前回調査結果との比較>
表に掲載されている前回差をもとに、昨年との差が少なくなった(前回差が減少)ファンドのうち上位6本をあげると、国際債券型が6本中5本あり、上位にあります。この5本のうち3本は、新興国を対象にしたファンドです。
なお、年間分配金上位に含まれた全ての国際債券型ファンドは、昨年実績との差が少なくなっています(損失が縮小しています)。
※▲は国際債券型(新興国対象)、△は国際債券型(先進国対象)、●は国際REIT型
▲エマージング・ソブリン・オープン
前回差 3.8(※3.8ポイント前年比が改善したことを示す)
△パン・パシフィック外国債券オープン
前回差 3.2
△ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(杏の実)
前回差 3.1
▲エマージング債券ファンド
前回差 2.9
▲AIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)
前回差 2.8
●オーストラリア・リート・オープン
前回差 2.8
前回差がマイナスのファンド(昨年との価格差が大きくなったファンド)5本は、以下のファンドです。
ファンドの特徴でみると、国際REIT型が3本と最も多いです。特に米国投資タイプが多いです(2本)。
グローバル・コモディティ・オープンは、前回調査結果でも最も前回差が大きかったファンドでしたが、今回も同様な結果になりました。主な投資対象である原油相場の下落の影響によって、基準価格が下がってきたため、昨年との価格差が大きくなっています。
なお、年間分配金上位に含まれた国際REIT型ファンドのうち、9本中8本は、昨年実績との差が広がっています(損失が拡大しています)。
※以下、前回差が大きい順に列挙。●は国際REIT型
・グローバル・コモディティ・オープン
前回差 -6.3(前回も最も減少)
●フィデリティ・US リート・ファンド B(為替ヘッジなし)
前回差 -5.1(前回も2番目に減少)
●ゴールドマン・サックス 米国REITファンド Bコース(為替ヘッジなし)(コロンブスの卵)
前回差 -4.3
・フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
前回差 -3.3
●ラサール・グローバルREITファンド
前回差 -2.2
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