毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


新興国投資ファンド リターン比較ランキング(08年8月版)

年4回以上の分配を行う分配型投資信託での、新興国投資のファンドについて、リターンを比較してみました。調査対象は93本で、対象期間は2007年7月末から2008年7月末までを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)年間リターンが最も高いファンドは、「ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位11本全てを占める。年間分配金が比較的少ないファンドが多い

2)6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」(前回調査でも1位)
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。ベスト2はブラジルに投資するタイプ(前回調査と同じ)

3)3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中8本を占める

4)1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中7本を占める

1.年間リターン

1)年間リターンの状況

※順/分は、年間分配金での順位

順位順/分運用会社投資信託名投信分類決算回数年間リターン年間分配金最新分配金
122ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券126.161560
216三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券125.872065
216日興アセット世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)国際債券125.872060
317BNYメロンメロン世界新興国ソブリン・ファンド国際債券125.770050
436シュローダー投信シュローダー月果美人国際債券124.530025
58シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券123.993560
634シュローダー投信シュローダー・アジア債券オープンAコース(為替ヘッジあり)国際債券43.632080
727ピクテ投信ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジコース)国際債券123.048040
838三菱UFJ投信ピムコ・エマージング・ボンド・オープンBコース(為替ヘッジあり)国際債券122.828840
911JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券121.984070
943モルガン・スタンレーモルガン・スタンレー・エマージング・ボンド・オープンCコース(為替ヘッジあり)国際債券121.923437

年間リターンが最も高いファンドは、「ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)」です。

ファンドの特徴をみると、上位11本のファンドは全て国際債券型です。

年間分配金が少ないファンドが多く、年間分配金が多いのは、シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)くらいです。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)も含まれており、1位のベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)は10回分が対象となっています。設定日は2007年6月29日です。

表にしていませんが、年間リターンが最も低いファンドは、フィデリティ・アジア3資産・ファンドであり(前回調査でも最下位)、年間リターンは-24.7です。次に、HSBC アジア・プラス(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、年間リターンは-23.1です。
年間リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中4本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。

2)年間分配金ランキング

年4回以上の分配(年4回、年6回:隔月、毎月)を行うファンドを対象にした場合の「年間分配金の状況」は以下のとおりです(上位11本まで)。

※年間の決算回数に満たないファンド
・ダイワ・ブラジル株式ファンド 1回分(年4回分配)
※年間リターンの無は、設定日の関係で算出できないことを示す

順位運用会社投資信託名投信分類決算回数年間分配金年間リターン
1HSBC投信HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)国際株式43140-19.9
2シュローダー投信シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配)国際株式41500-11.7
2シュローダー投信シュローダーBRICs株式ファンド国際株式41500-3.8
2JPモルガンアセットJFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3)国際株式41500-18.0
3大和住銀投信アジア好配当株ファンド国際株式41400-21.3
4ゴールドマンサックスGSエマージング・資産分散ファンドバランス41100
5大和投資信託ダイワ・ブラジル株式ファンド国際株式41000
6UBSUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドバランス12980-2.6
7新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券12960-1.7
7国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券12960-5.3
7ピクテ投信ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型)国際債券4960-3.1

ベスト5の7本中6本は、年4回、年6回分配型の国際株式型が占めています。
上位11本の中では国際株式型が最も多く(6本)、次に多いタイプは国際債券型であり(3本)、次にバランス型(2本)が続きます。

対象ファンド11本の年間リターンは全て損失になっています。特に上位の国際株式型ファンドの損失が多いです。


2.6ヶ月リターン

※順/分は、年間分配金での順位

順位順/分運用会社投資信託名投信分類決算回数6ヶ月リターン年間分配金最新分配金
132クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)国際債券416.5400200
247BNPパリバBNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)バランス415.317095
346みずほ投信新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)国際債券1213.618080
422ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券1211.361560
516三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券1211.272065
617BNYメロンメロン世界新興国ソブリン・ファンド国際債券128.670050
78シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券128.593560
816日興アセット世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)国際債券127.672060
913AIGインベストメンツAIG現地通貨建て新成長国債インカムオープン(パッション)国際債券127.578065
1011JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券127.384070

6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」です(前回調査でも1位)。

ファンドの特徴をみると、上位のファンドは大半が国際債券型であり、10本中9本を占めています。
ベスト2は、ブラジル投資のファンドになっています。

年間分配金をみると、順位が最も高いのは8位のシュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)となっており、年間分配金が少ないファンドが多いです。

年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンドは以下のファンドです(これらのファンドは、上位4本のファンド)。

・クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み) 2回(年4回分配)

・BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) 2回(年4回分配)

・新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) 2回(年12回分配)

・ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) 10回(年12回分配)

・世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター) 11回(年12回)

表にしていませんが、6ヶ月リターンが最も低いファンドは、PCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも最下位)、6ヶ月リターンは-25.5です。次に、HSBCインド株式ファンド(3カ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、6ヶ月リターンは-22.7です。6ヶ月リターンが算出できるインド投資のファンドはこの2本だけですが、ワースト2となっています。

6ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中4本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。

3.3ヶ月リターン

※順/分は、年間分配金での順位。

順位順/分運用会社投資信託名投信分類決算回数3ヶ月リターン年間分配金最新分配金
132クレディ・スイスクレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)国際債券415.1400200
222ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券1212.561560
346みずほ投信新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)国際債券1211.518080
447BNPパリバBNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)バランス410.917095
516三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券1210.772065
639JPモルガンアセットJPM新興国好利回り債投信国際債券129.828070
745HSBC投信HSBC新興国現地通貨建債券オープン(毎月決算型)(エマボン毎月)国際債券129.719065
844JPモルガンアセットりそな・JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド(毎月決算型) 国際債券129.321070
98シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券129.293560
1020三菱UFJ投信三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド国際債券128.965065

3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」です。

ファンドの特徴をみると、国際債券型が多く、上位10本中9本を占めています。

3ヶ月リターンは、6ヶ月リターンに比べ、年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中8本を占めます(ベスト4の4本はこのタイプ)。
年間の規定分配回数(決算回数)を超えているファンド2本は、5位、9位のファンドです。

表にしていませんが、3ヶ月リターンが最も低いファンドは、PCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも最下位)、3ヶ月リターンは-18.7です。次に、HSBCインド株式ファンド(3カ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、3ヶ月リターンは-18.5です。3ヶ月リターンが算出できるインド投資のファンドはこの2本だけですが、ワースト2となっています。

3ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中3本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。

4.1ヶ月リターン

※順/分は、年間分配金での順位

順位順/分運用会社投資信託名投信分類決算回数1ヶ月リターン年間分配金最新分配金
116三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券128.272065
239JPモルガンアセットJPM新興国好利回り債投信国際債券127.728070
311JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券127.284070
429大和投資信託ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型)国際債券126.9440370
550DIAMアセットDIAMエマージング債券ファンド(ライジングネクスト) 国際債券126.97070
68シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券126.893560
745HSBC投信HSBC新興国現地通貨建債券オープン(毎月決算型)(エマボン毎月)国際債券126.619065
822ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券126.561560
946みずほ投信新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ)国際債券126.218080
954PCAアセットPCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)バランス46.200

1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)」です。

ファンドの特徴をみると、上位のファンドは大半が国際債券型であり、10本中9本を占めています。
6ヶ月リターン、3ヶ月リターンの双方で最下位のPCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)が9位で、リターンはプラスになっています。インドの株式市況が下げ止まってきたようです。

年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が大半を占めています(10本中7本が該当)。
年間の規定分配回数(決算回数)を超えているファンド3本は、1位、3位、6位のファンドです。

表にしていませんが、1ヶ月リターンが最も低いファンドは、フィデリティ・EMEA・ファンド(3ヵ月決算型)であり、1ヶ月リターンは-6.5です。次に、シュローダーBRICs株式ファンドであり、1ヶ月リターンは-4.8です。

1ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本全てが該当。5本全てがブラジルやロシアなどアジア以外の地域にも投資するタイプ)。最近の商品市況の悪化が、資源国を含む新興国経済にも悪影響を及ぼしているようです。


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  1. 2008/08/28(木) 05:30:00|
  2. 新興国投資ファンド ランキング
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新興国投資ファンドの分配金ランキング 08年8月版

毎月分配型投資信託での新興国投資のファンドの分配金(年間、半期)を調べました。
調査対象は52本で、2007年8月から2008年7月までの分配金を対象にしました。

なお、新興国以外の投資対象を含むファンドもありますが、今回の調査対象は新興国の比率がなるべく多いファンドを対象にしたいため(比率が低いとファンドの特性が低下するため)、新興国投資の比率が70%以上のファンドを対象にしました。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多い毎月分配型の新興国投資のファンドは、UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド(前回も1位)。次に、エマージング・カレンシー・債券ファンドが多い(前回も2位)

2)前回調査との違い

 ●年間分配金の増加(4本)
  ボーナス分配以外の分配金が微増した程度(60円以下の増額)

 ●年間分配金の減少(3本)
  ボーナス分配以外の分配金が微減した程度(10円以下の減額)
  
3)ボーナス分配実施のファンドが上位。ベスト4のファンドでは、半期内(本年2月以降)にボーナス分配を実施したファンドなし

4)投信分類は国際債券が最も多い(20本中18本と大多数を占める)

5)半期分配金が最も多いファンドは、シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)(前回も1位)。次にエマージング・ソブリン・オープン(前回3位)。

半期順位での投信分類では、上位22本にバランス型がなくなり、国際債券型のシェアが高まる(22本中21本が国際債券型)

7月にボーナス分配を実施した「ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型)」が4位に初ランクイン


※順/前は、前回調査結果での順位
※以下の表中の「ボーナス分配」の所で、()になっているのは、目論見書に特に記載されていないが、通常の分配金より増配している月
※前回差は、前回調査の年間分配金との差額
※ボ分配金は、ボーナス分配金

順位順/前運用会社投資信託名投信分類ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金7月分配金
11UBSUBSニュー・メジャー・バランス・ファンドバランス2、5、8、11月980065030
22新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券6月、12月960036060
22国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券なし9600なし80
34シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券2、5、8、11月93560060
43岡三アセットアジア・オセアニア好配当成長株オープン国際株式3月、9月915020065
43AIGインベストメンツAIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) 国際債券なし9150なし90
55大和住銀投信エマージング債券ファンド国際債券なし87030なし100
65ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)国際債券(3、6、9、12月)8400070
65JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券3、6、9、12月8400070
76JPモルガンアセットJPM新興国ソブリン・オープン国際債券なし7800なし65
76AIGインベストメンツAIG現地通貨建て新成長国債インカムオープン(パッション)国際債券2、5、8、11月7800065
87三菱UFJ投信ピムコ・エマージング・ボンド・オープンAコース(為替ヘッジなし)国際債券なし774-3なし63
98ピクテ投信ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジなしコース)国際債券なし760-5なし60
99シュローダー投信シュローダー・アジア公社債ファンド(アジアン円舞曲)国際債券6月760010060
1011三菱UFJ投信三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)国際債券なし7206なし65
1010ニッセイアセットニッセイ/パトナム・グローバル・エマージング債券ファンド国際債券なし7200なし60
1010日興アセット日興・ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンドA(ヘッジなし)国際債券なし7200なし60
1013日興アセット世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)国際債券なし72060なし60
1010新光投信フロンティア・ワールド・インカム・ファンド国際債券なし7200なし60
1112BNYメロンメロン世界新興国ソブリン・ファンド国際債券5月、11月70-10050

1.概況

年間分配金が最も多いファンドは、「UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド」です(前回も1位)。昨年11月に実施したボーナス分配650円の影響が大きいです。ボーナス分配は年4回実施予定ですが、ボーナス分配を行ったのは昨年11月の1回だけです。

次に年間分配金が多いファンドは、「エマージング・カレンシー・債券ファンド」です(前回も2位)。ボーナス分配の影響が大きいですが、6月のボーナス分配(120円)は昨年6月(500円)に比べ、約4分の1まで減少しました。

ベスト3のファンド4本は、毎月分配型投資信託 年間分配金総合ベスト30に含まれたファンドであり、毎月分配型投資信託全体から見ても分配金が多いファンドです。

<前回調査結果との違い>

●年間分配金が増加(4本)

ボーナス分配以外の分配金が微増になった程度です。
分配金の増額が月60円の2本は、今期で通算12回目の決算、もしくは12回に満たない決算回数のため、7月分の分配金が加算されたものです。

●年間分配金の減少(3本)

ボーナス分配以外の分配金が微減になった程度です(10円以下の減額)。

●前回ランクインしていたが、今回ランク外になったファンド

前回13位(今回14位)のPCA アジア・インカム・プラス(アジアンドリーム)は、月毎の分配金が、本年6月から40円に減額されたため、昨年7月の85円に比べ半分以下となり、この結果、年間分配金が減少しました。

●前回ランク外で今回ランクインしたファンド

前回は同順位があったため21本を対象としましたが、今回20本が対象になったため、上記ファンドと入れ替えたファンドはありません。

2.分配の仕方、商品特性でみた場合

分配の仕方でみると、上位11本(ベスト7)は、ボーナス分配実施のファンドが多く(11本中7本)、ベスト2はボーナス分配実施のファンドです。
過去1年以内にボーナス分配を実施したファンドは、投資環境の悪化により、半期内(本年2月以降)にボーナス分配を実施していません。

上記の表に掲載されたファンドの投信分類では、前回調査結果と同様に、国際債券型が20本中18本と最も多いです(全体の90%を占める)。

3.半期分配金

最近の運用結果を反映した状況をみるため、最新の6ヶ月(本年2月〜7月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド
※前回差は、前回調査での半期分配金との差額

順位順/年運用会社投資信託名投信分類ボーナス分配月分配金前回差ボ分配金7月分配金
13シュローダー投信シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)国際債券2、5、8、11月485-25060
22国際投信エマージング・ソブリン・オープン国際債券なし4800なし80
24AIGインベトメンツAIG新成長国債券プラス(ブルーオーシャン) 国際債券なし48020なし90
2岡三アセット新興国国債オープン(毎月決算型)(アトラス)国際債券(1、4、7、10月)480-20080
35大和住銀投信エマージング債券ファンド国際債券なし45030なし100
4大和投資信託ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型)国際債券1月、7月440370370370
4ゴールドマンサックスGSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型)国際債券3、6、9、12月4407030070
52新生インベストメントエマージング・カレンシー・債券ファンド国際債券6月、12月420012060
56ゴールドマンサックスGS新成長国債券ファンド(花ボンド)国際債券(3、6、9、12月)4200070
56JPモルガンアセットJPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド国際債券3、6、9、12月4200070
69シュローダー投信シュローダー・アジア公社債ファンド(アジアン円舞曲)国際債券6月400010060
74岡三アセットアジア・オセアニア好配当成長株オープン国際株式3月、9月3900065
77JPモルガンアセットJPM新興国ソブリン・オープン国際債券なし3900なし65
77AIGインベトメンツAIG現地通貨建て新成長国債インカムオープン(パッション)国際債券2、5、8、11月3900065
7三菱UFJ投信三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド国際債券6月、12月3900065
88三菱UFJ投信ピムコ・エマージング・ボンド・オープンAコース(為替ヘッジなし)国際債券なし378-3なし63
99ピクテ投信ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジなしコース)国際債券なし370-5なし60
1010ニッセイアセットニッセイ/パトナム・グローバル・エマージング債券ファンド国際債券なし3600なし60
1010日興アセット日興・ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンドA(ヘッジなし)国際債券なし3600なし60
1010日興アセット世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)国際債券なし3600なし60
1010新光投信フロンティア・ワールド・インカム・ファンド国際債券なし3600なし60
10ベアリング投信ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)国際債券なし3600なし60

<年間分配金ランキングとの違い>

1)順位の特徴

年間ランキングに比べ、上位(ベスト6)は全て国際債券型ファンドです(年間ランキングでのベスト6は、バランス型1本、国際株式型1本を含む。この結果は前回調査結果と同じ)。

国際債券型ファンドのシェアが非常に高く、上位22本中21本(約95%)を占めています(前回調査結果と同じ傾向)。
上位22本には、バランス型が1本も含まれていません(年間ランキングではバランス型1本を含む)。軟調な投資環境によって、株式を投資対象に含むファンドの運用が低迷しているためです。

1位の「シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)」は、対象期間中にボーナス分配を実施していませんが、月毎の分配金が高めで本年6月まで85円でした(7月からは60円に減額されました)。

この半期分配金ランキングにあるファンドでは、半期の決算回数(6回)に満たない以下のファンドがあります(即ち、最近設定されたファンドです)。
このファンドは、今後半期6回分の分配金の合計値になった場合、半期分配金がさらに多くなります。

・4位:ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型) 2回分
・4位:GSエマージング通貨債券ファンド(毎月分配型) 3回分

2)年間ランキングになく、新たにランクインしたファンド

ボーナス分配ではない通常時の分配金が、比較的多い(月60円以上)です。

ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型)は、7月の決算で、比較的多額のボーナス分配(370円)を行いました。

2)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド

対象期間に、ボーナス分配を実施しなかったファンド、今回ランクインしたファンドよりも分配金の増加額が少なかったファンド、毎期の分配金が減額になったファンドです。

以下、年間順位に沿って列挙

・UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド
 バランス型
 年間1位:半期21位(半期分配金180円。年間980円) 毎期30円
 本年2月、5月のボーナス分配がなかったため

・三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)
 国際債券型
 年間10位:半期11位(半期分配金358円。年間720円)
 本年7月から月65円に増額(本年3月から6月までは月58円)

・メロン世界新興国ソブリン・ファンド
 国際債券型
 年間11位:半期12位:(半期分配金340円。年間700円)
 本年6月から月50円に減額(それまでは月60円)

3)半期ランキングでの入れ替え

<前回ランク外・今回ランクイン>
・ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型)
 7月のボーナス分配370円の影響

<前回ランクイン・今回ランク外>
前回は21本を対象としましたが、今回は同順位の本数が増えたことで22本が対象になったため、上記ファンドと入れ替えたファンドはありません。


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/08/19(火) 06:54:00|
  2. 新興国投資ファンド ランキング
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