<調査結果の要約>
1)年間リターンが最も高いファンドは、「ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位11本全てを占める。年間分配金が比較的少ないファンドが多い
2)6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」(前回調査でも1位)
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。ベスト2はブラジルに投資するタイプ(前回調査と同じ)
3)3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中8本を占める
4)1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)」
ファンドの特徴では、国際債券型が上位10本中9本を占める。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中7本を占める
1.年間リターン
1)年間リターンの状況
※順/分は、年間分配金での順位
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 年間リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 22 | ベアリング投信 | ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) | 国際債券 | 12 | 6.1 | 615 | 60 |
| 2 | 16 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ) | 国際債券 | 12 | 5.8 | 720 | 65 |
| 2 | 16 | 日興アセット | 世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター) | 国際債券 | 12 | 5.8 | 720 | 60 |
| 3 | 17 | BNYメロン | メロン世界新興国ソブリン・ファンド | 国際債券 | 12 | 5.7 | 700 | 50 |
| 4 | 36 | シュローダー投信 | シュローダー月果美人 | 国際債券 | 12 | 4.5 | 300 | 25 |
| 5 | 8 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 国際債券 | 12 | 3.9 | 935 | 60 |
| 6 | 34 | シュローダー投信 | シュローダー・アジア債券オープンAコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 4 | 3.6 | 320 | 80 |
| 7 | 27 | ピクテ投信 | ピクテ・ハイインカム・ソブリン・ファンド(為替ヘッジコース) | 国際債券 | 12 | 3.0 | 480 | 40 |
| 8 | 38 | 三菱UFJ投信 | ピムコ・エマージング・ボンド・オープンBコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 12 | 2.8 | 288 | 40 |
| 9 | 11 | JPモルガンアセット | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 国際債券 | 12 | 1.9 | 840 | 70 |
| 9 | 43 | モルガン・スタンレー | モルガン・スタンレー・エマージング・ボンド・オープンCコース(為替ヘッジあり) | 国際債券 | 12 | 1.9 | 234 | 37 |
年間リターンが最も高いファンドは、「ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)」です。
ファンドの特徴をみると、上位11本のファンドは全て国際債券型です。
年間分配金が少ないファンドが多く、年間分配金が多いのは、シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)くらいです。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)も含まれており、1位のベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ)は10回分が対象となっています。設定日は2007年6月29日です。
表にしていませんが、年間リターンが最も低いファンドは、フィデリティ・アジア3資産・ファンドであり(前回調査でも最下位)、年間リターンは-24.7です。次に、HSBC アジア・プラス(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、年間リターンは-23.1です。
年間リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中4本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。
2)年間分配金ランキング
年4回以上の分配(年4回、年6回:隔月、毎月)を行うファンドを対象にした場合の「年間分配金の状況」は以下のとおりです(上位11本まで)。
※年間の決算回数に満たないファンド
・ダイワ・ブラジル株式ファンド 1回分(年4回分配)
※年間リターンの無は、設定日の関係で算出できないことを示す
| 順位 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 年間分配金 | 年間リターン |
| 1 | HSBC投信 | HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型) | 国際株式 | 4 | 3140 | -19.9 |
| 2 | シュローダー投信 | シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)(かぶしき花子 3ヵ月分配) | 国際株式 | 4 | 1500 | -11.7 |
| 2 | シュローダー投信 | シュローダーBRICs株式ファンド | 国際株式 | 4 | 1500 | -3.8 |
| 2 | JPモルガンアセット | JFグレート・アジア3・ファンド(グレート・アジア3) | 国際株式 | 4 | 1500 | -18.0 |
| 3 | 大和住銀投信 | アジア好配当株ファンド | 国際株式 | 4 | 1400 | -21.3 |
| 4 | ゴールドマンサックス | GSエマージング・資産分散ファンド | バランス | 4 | 1100 | 無 |
| 5 | 大和投資信託 | ダイワ・ブラジル株式ファンド | 国際株式 | 4 | 1000 | 無 |
| 6 | UBS | UBSニュー・メジャー・バランス・ファンド | バランス | 12 | 980 | -2.6 |
| 7 | 新生インベストメント | エマージング・カレンシー・債券ファンド | 国際債券 | 12 | 960 | -1.7 |
| 7 | 国際投信 | エマージング・ソブリン・オープン | 国際債券 | 12 | 960 | -5.3 |
| 7 | ピクテ投信 | ピクテ・NSPB・エマージング・ソブリン・ファンド(3ヵ月分配型) | 国際債券 | 4 | 960 | -3.1 |
ベスト5の7本中6本は、年4回、年6回分配型の国際株式型が占めています。
上位11本の中では国際株式型が最も多く(6本)、次に多いタイプは国際債券型であり(3本)、次にバランス型(2本)が続きます。
対象ファンド11本の年間リターンは全て損失になっています。特に上位の国際株式型ファンドの損失が多いです。
2.6ヶ月リターン
※順/分は、年間分配金での順位
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 6ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 32 | クレディ・スイス | クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み) | 国際債券 | 4 | 16.5 | 400 | 200 |
| 2 | 47 | BNPパリバ | BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) | バランス | 4 | 15.3 | 170 | 95 |
| 3 | 46 | みずほ投信 | 新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) | 国際債券 | 12 | 13.6 | 180 | 80 |
| 4 | 22 | ベアリング投信 | ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) | 国際債券 | 12 | 11.3 | 615 | 60 |
| 5 | 16 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ) | 国際債券 | 12 | 11.2 | 720 | 65 |
| 6 | 17 | BNYメロン | メロン世界新興国ソブリン・ファンド | 国際債券 | 12 | 8.6 | 700 | 50 |
| 7 | 8 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 国際債券 | 12 | 8.5 | 935 | 60 |
| 8 | 16 | 日興アセット | 世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター) | 国際債券 | 12 | 7.6 | 720 | 60 |
| 9 | 13 | AIGインベストメンツ | AIG現地通貨建て新成長国債インカムオープン(パッション) | 国際債券 | 12 | 7.5 | 780 | 65 |
| 10 | 11 | JPモルガンアセット | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 国際債券 | 12 | 7.3 | 840 | 70 |
6ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」です(前回調査でも1位)。
ファンドの特徴をみると、上位のファンドは大半が国際債券型であり、10本中9本を占めています。
ベスト2は、ブラジル投資のファンドになっています。
年間分配金をみると、順位が最も高いのは8位のシュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配)となっており、年間分配金が少ないファンドが多いです。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンドは以下のファンドです(これらのファンドは、上位4本のファンド)。
・クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み) 2回(年4回分配)
・BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) 2回(年4回分配)
・新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) 2回(年12回分配)
・ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) 10回(年12回分配)
・世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター) 11回(年12回)
表にしていませんが、6ヶ月リターンが最も低いファンドは、PCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも最下位)、6ヶ月リターンは-25.5です。次に、HSBCインド株式ファンド(3カ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、6ヶ月リターンは-22.7です。6ヶ月リターンが算出できるインド投資のファンドはこの2本だけですが、ワースト2となっています。
6ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中4本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。
3.3ヶ月リターン
※順/分は、年間分配金での順位。
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 3ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 32 | クレディ・スイス | クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み) | 国際債券 | 4 | 15.1 | 400 | 200 |
| 2 | 22 | ベアリング投信 | ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) | 国際債券 | 12 | 12.5 | 615 | 60 |
| 3 | 46 | みずほ投信 | 新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) | 国際債券 | 12 | 11.5 | 180 | 80 |
| 4 | 47 | BNPパリバ | BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) | バランス | 4 | 10.9 | 170 | 95 |
| 5 | 16 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ) | 国際債券 | 12 | 10.7 | 720 | 65 |
| 6 | 39 | JPモルガンアセット | JPM新興国好利回り債投信 | 国際債券 | 12 | 9.8 | 280 | 70 |
| 7 | 45 | HSBC投信 | HSBC新興国現地通貨建債券オープン(毎月決算型)(エマボン毎月) | 国際債券 | 12 | 9.7 | 190 | 65 |
| 8 | 44 | JPモルガンアセット | りそな・JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド(毎月決算型) | 国際債券 | 12 | 9.3 | 210 | 70 |
| 9 | 8 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 国際債券 | 12 | 9.2 | 935 | 60 |
| 10 | 20 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ 新興国通貨建て債券ファンド | 国際債券 | 12 | 8.9 | 650 | 65 |
3ヶ月リターンが最も高いファンドは、「クレディ・スイス・ブラジル債券ファンド(アマゾンの恵み)」です。
ファンドの特徴をみると、国際債券型が多く、上位10本中9本を占めています。
3ヶ月リターンは、6ヶ月リターンに比べ、年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が多く、10本中8本を占めます(ベスト4の4本はこのタイプ)。
年間の規定分配回数(決算回数)を超えているファンド2本は、5位、9位のファンドです。
表にしていませんが、3ヶ月リターンが最も低いファンドは、PCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)であり(前回調査でも最下位)、3ヶ月リターンは-18.7です。次に、HSBCインド株式ファンド(3カ月決算型)であり(前回調査でも同じ順位)、3ヶ月リターンは-18.5です。3ヶ月リターンが算出できるインド投資のファンドはこの2本だけですが、ワースト2となっています。
3ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本中3本を占める。5本全てがアジア投資のファンド)。
4.1ヶ月リターン
※順/分は、年間分配金での順位
| 順位 | 順/分 | 運用会社 | 投資信託名 | 投信分類 | 決算回数 | 1ヶ月リターン | 年間分配金 | 最新分配金 |
| 1 | 16 | 三菱UFJ投信 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ) | 国際債券 | 12 | 8.2 | 720 | 65 |
| 2 | 39 | JPモルガンアセット | JPM新興国好利回り債投信 | 国際債券 | 12 | 7.7 | 280 | 70 |
| 3 | 11 | JPモルガンアセット | JPM新興国現地通貨ソブリン・ファンド | 国際債券 | 12 | 7.2 | 840 | 70 |
| 4 | 29 | 大和投資信託 | ダイワ・エマージング高金利債券ファンド(毎月分配型) | 国際債券 | 12 | 6.9 | 440 | 370 |
| 5 | 50 | DIAMアセット | DIAMエマージング債券ファンド(ライジングネクスト) | 国際債券 | 12 | 6.9 | 70 | 70 |
| 6 | 8 | シュローダー投信 | シュローダー エマージング・ソブリン債券(現地通貨建て)ファンド(さいけん太郎 毎月分配) | 国際債券 | 12 | 6.8 | 935 | 60 |
| 7 | 45 | HSBC投信 | HSBC新興国現地通貨建債券オープン(毎月決算型)(エマボン毎月) | 国際債券 | 12 | 6.6 | 190 | 65 |
| 8 | 22 | ベアリング投信 | ベアリング 新興国債券ファンド(あすなろ) | 国際債券 | 12 | 6.5 | 615 | 60 |
| 9 | 46 | みずほ投信 | 新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(セレクト・ファイブ) | 国際債券 | 12 | 6.2 | 180 | 80 |
| 9 | 54 | PCAアセット | PCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型) | バランス | 4 | 6.2 | 0 | 0 |
1ヶ月リターンが最も高いファンドは、「三菱UFJ グローバル・ボンド・ニューマーケット(星こよみ)」です。
ファンドの特徴をみると、上位のファンドは大半が国際債券型であり、10本中9本を占めています。
6ヶ月リターン、3ヶ月リターンの双方で最下位のPCAインド株式ファンド(3ヵ月決算型)が9位で、リターンはプラスになっています。インドの株式市況が下げ止まってきたようです。
年間の規定分配回数(決算回数)に満たないファンド(最近設定されたファンド)が大半を占めています(10本中7本が該当)。
年間の規定分配回数(決算回数)を超えているファンド3本は、1位、3位、6位のファンドです。
表にしていませんが、1ヶ月リターンが最も低いファンドは、フィデリティ・EMEA・ファンド(3ヵ月決算型)であり、1ヶ月リターンは-6.5です。次に、シュローダーBRICs株式ファンドであり、1ヶ月リターンは-4.8です。
1ヶ月リターンが低いファンドの特徴をみると、国際株式型が多いです(下位5本全てが該当。5本全てがブラジルやロシアなどアジア以外の地域にも投資するタイプ)。最近の商品市況の悪化が、資源国を含む新興国経済にも悪影響を及ぼしているようです。
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