毎月分配型 投資信託情報

毎月分配型の投資信託(投信)の情報として、不動産投資信託(REIT:リート)を含む分配金や基準価格等の投資信託ランキングなどを紹介します。


年4回・年6回分配のバランス型ファンドの分配金/リターンの状況(08年6月版)

年4回、年6回:隔月分配型でのバランス型ファンドの状況を調べました。
対象ファンド(77本)のうち、年間分配金ベスト10のファンドの分配金、年間リターン(率)の状況を調べました。調査対象期間は2007年6月から2008年5月です。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多いバランス型ファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(2531円)(前回も1位)

2)半期分配金が最も多いバランス型ファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(1230円)(前回も1位)
REITの投資比率が低めのファンド、国際債券の投資比率が高めのファンドが新規にランクイン

3)対象ファンドの年間リターン(率)は全て損失。
最も損失が少ないバランス型ファンドは、クレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧(たくみ))
REITに投資していない(投資比率が低い)ファンドは損失が少ない

1.年間分配金

※年間分配金総額が多い順に列挙
※年間リターン(率)はモーニングスターのデータを使用(年間の騰落率が試算のベース:詳細
※年間の決算回数は、NCドリーム 九州アジアファンド、GSエマージング・資産分散ファンド、クレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧)の3本が4回で、これ以外は全て6回
※5月の分配金での「外」は、5月が決算(分配)実施月ではないことを示す
※GS エマージング・資産分散ファンドは、半期リターンの数値(設定日の関係で、年間リターンがでないため、参考値として掲載)

順位運用会社投資信託名分配金前回差5月分配金年間リターン
1BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド25310-7.9
2日興アセット日興アジア資産3分法1150100100-12.6
3日興アセット日興スリートップ1020070-9.0
4ゴールドマンサックスGSエマージング・資産分散ファンド100003.6
4住信アセット住信 世界ダブルハイインカム1000080-5.8
5野村アセットマイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし) 898258-11.1
6ニッセイアセットニッセイ/パトナム・バランスアップオープン(トリプルスター)880040-12.0
7クレディ・スイスクレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧)8500-1.7
8大和投資信託ダイワ・三資産分散ファンド840040-10.6
9大和投資信託ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)750090-9.7

年間分配金が最も多いファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(2531円)です(前回も1位)。NCドリーム 九州アジアファンドの投資比率は、100%株式(国内、国際)という堅調時に利益を得やすい仕様が好影響していると思います。ただし、本年になってからは市況が悪化したため、3月は無配となりました。

BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」の過去1年間の分配金は以下のとおりです。
 07年6月 1076円
 07年9月 225円
 07年12月 1230円
 08年3月 0円(無配)

<前回調査結果との比較>

●前回ランクインしたが、今回ランク外のファンド

リスクが高めの資産(株式、REITなど)の投資比率が半分以上のタイプが多く、REITの投資比率は、今回新たにランクインしたファンドよりもやや高め(23%以上)になっています。

・MHAM6資産バランスファンド (六花選)
 前回2位(今回34位)
 前回1400円/年(今回240円/年)
 昨年5月1200円(本年5月40円。1160円減)
 国内外の株式、債券、REITに6等分

・世界6資産アクティブ・バランス・ファンド(キュービック・バランス)
 前回3位(今回19位)
 前回1120円/年(今回470円/年)
 昨年5月720円(本年5月70円。650円減)
 債券50%(国際35%)、株式25%(国内15%)、REIT25%(国内15%)

・DIAMパッシブ資産分散ファンド(三本の矢)
 前回6位(今回29位)
 前回1000円/年(今回300円/年)
 昨年5月750円(本年5月50円。700円減)
 国際債券51%、国内株式26%、国際REIT23%

・DIAM世界6資産バランスファンド(フルコース)
 前回7位(今回28位)
 前回900円/年(今回325円/年)
 昨年5月600円(本年5月25円。575円減)
 国内外の株式、債券、REITに6等分

●前回ランク外で、今回ランクインしたファンド

6位以下の4本のファンドが該当します。前回調査では次点に近い順位でしたが、今回ランク外になったファンドの順位が下がったため、これらのファンドの順位が繰り上がりました。
リスクが高めの資産(株式、REITなど)の投資比率が半分以下のタイプが多く、REITの投資比率は低め(18%以下)になっています。

・ニッセイ/パトナム・バランスアップオープン(トリプルスター)
 国際債券66%、国際株式33%

・クレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧(たくみ))
 短期金融資産47%、株式31%、商品15%、REIT8%(5月末時点)

・ダイワ・三資産分散ファンド
 国際債券50%、国内株式40%、国内外のREIT10%

・ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)
 債券63%、株式15%、REIT18%、商品等4%(5月末時点)

<毎月分配型の分配金ベスト10との比較>

毎月分配型のバランス型ファンドと比較すると、平均値では、毎月分配型よりも少ないです。

年4回、年6回分配  1位:2531円〜9位:750円  平均値1092円(前回1192円)
毎月分配       1位:2030円〜10位:900円  平均値1168円(前回1230円)

 ※参考:バランス型ファンドの分配金ランキング(毎月分配型)

2.半期分配金

サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年12月〜本年5月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

 ※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
 ※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド

順位順/年運用会社投資信託名決算回数分配金半期リターン
11BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド41230-15.7
2日興アセット日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)4380-2.5
3三菱UFJ投信三菱UFJ 戦略資産分散ファンド4355-6.0
42日興アセット日興アジア資産3分法6300-9.5
4大和投資信託ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)6300-4.2
59大和投資信託ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)6270-2.7
64住信アセット住信 世界ダブルハイインカム6240-2.8
6三井住友アセットニュー・グローバル・バランス・ファンド6240-5.2
6野村アセット野村世界6資産分散投信(分配コース) 6240-3.5
7フィデリティ投信フィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)6225-4.5

年間順位に含まれたファンド6本が入替っています。年間順位に含まれた新興国投資のファンド2本、債券の投資比率が比較的高い(64%以上)ファンド2本が半期順位でも残りましたが、これら以外は入替りました。
また、新たにランクインしたファンドはサブプライムローン問題で最も悪影響が出る「REITの投資比率が低い(ない)ファンド」や、国際債券の投資比率が高いファンドが多いです。

1)半期ランキングで新たにランクインしたファンド

REITの投資比率の低いファンド、国際債券の投資比率が高いファンドが多いです。

 <REITの投資比率が低い(ない)ファンド>

 ・日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)
  半期2位(年間25位 年間分配金380円)(REITなし)

 ・三菱UFJ 戦略資産分散ファンド(REITなし)
  半期3位(年間12位 年間分配金555円)

 ・ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)(REIT10%)
  半期4位(年間11位 年間分配金600円)

 ・ニュー・グローバル・バランス・ファンド(REIT10%)
  半期6位(年間10位 年間分配金680円)

 ・野村世界6資産分散投信(分配コース)(REIT10%)
  半期8位(年間21位 年間分配金460円)

 ・フィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)(REIT15%)
  半期7位(年間20位 年間分配金465円)

 <国際債券の投資比率が高いファンド>

 ・ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)(国際債券70%)
  半期4位(年間11位 年間分配金600円)

 ・野村世界6資産分散投信(分配コース)(債券70%)
  半期8位(年間21位 年間分配金460円)

 ・フィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)(債券70%)
  半期7位(年間20位 年間分配金465円)

2)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド

国際債券の投資比率が高めのファンドが多いです。新たに半期ランキングに含まれたファンドでも国際債券の投資比率が高いファンドが多いことからみて、運用の仕方の違いで差がでたものと思います(以下、半期順位にそって列挙)。

 ・日興スリートップ
  半期10位(年間3位)。半期210円(年間1020円)
  国際債券75%、国際株式25%

 ・GSエマージング・資産分散ファンド
  半期13位(年間4位)。半期200円(年間1000円)
  株式50%、債券25%、コモディティ25%

 ・マイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし)
  半期16位(年間5位)。半期174円(年間898円)
  国際債券75%、株式25%

 ・ニッセイ/パトナム・バランスアップオープン(トリプルスター)
  半期19位(年間6位)。半期120円(年間880円)
  国際債券66%、国際株式33%

 ・クレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧)
  半期27位(年間7位)。半期100円(年間850円)
  短期金融資産47%、株式31%、商品15%、REIT8%(5月末時点)

 ・ダイワ・三資産分散ファンド
  半期19位(年間8位)。半期120円(年間840円)
  国際債券50%、国内株式40%、国内外のREIT10%

3)前回調査結果との違い(半期ランキングでの比較)

●前回ランクイン・今回ランク外になったファンド

今回新たに対象となった5月の分配金が、前回対象となった11月の分配金に比べ減少したためです。

 ・モーニングスター グローバルバランスファンド(バイナリースター)
  今回の半期順位26位(前回半期順位3位)
  今回の半期分配金105円(前回半期分配金365円)
  5月分配金35円(11月295円。260円減)
  国際債券50%、国内株式35%、国際株式15%

●今回ランクイン・前回ランク外のファンド

今回7位のフィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)は、前回調査では次点の順位にありましたが、今回ランク外になったファンドの分配金が減少したため、順位が繰り上がりました。

4)半期リターン

半期(6ヶ月)リターンでみると、対象ファンドは全てマイナス(損失)になります。損失が最も少ないファンドは、日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)で-2.5です。
新興国を投資対象に含むファンド(NCドリーム 九州アジアファンド、日興アジア資産3分法)の方が損失は大きいです。ただし、新興国投資でも「債券の投資比率が高い(約74%)」日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)は、損失が少ないです。
損失が少ないファンドの特徴では、以下のファンドのように「株式の投資比率が少ない」方が多いです。

・日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)
 国際株式(新興国)15%

・ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)
 株式15%(国際10%、国内5%)

・住信 世界ダブルハイインカム
 国際株式30%

3.年間リターン(率)

※以下の表は年間リターン(率)が多い順(今回は損失が少ない順)
※順/分は、分配金ランキングでの順位
※5月の分配金での「外」は、5月が決算(分配)実施月ではないことを示す
※GS エマージング・資産分散ファンドは、半期リターンの数値(設定日の関係で、年間リターンがでないため、参考値として掲載)

順位順/分運用会社投資信託名分配金前回差5月分配金年間リターン
14ゴールドマンサックスGSエマージング・資産分散ファンド100003.6
27クレディ・スイスクレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧)8500-1.7
34住信アセット住信 世界ダブルハイインカム1000080-5.8
41BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド25310-7.9
53日興アセット日興スリートップ1020070-9.0
69大和投資信託ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)750090-9.7
78大和投資信託ダイワ・三資産分散ファンド840040-10.6
85野村アセットマイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし) 898258-11.1
96ニッセイアセットニッセイ/パトナム・バランスアップオープン(トリプルスター)880040-12.0
102日興アセット日興アジア資産3分法1150100100-12.6

軟調のため、対象ファンドは全て利益がなく、損失になりました。
年間リターン(率)でみると、損失が最も少ないファンドは、クレディ・スイス世界4資産巧配分ファンド(巧)です。

損失が少ないファンドのうちベスト5(半期リターンの1位を除く)のファンドは、REITに投資していないファンド(3〜5位のファンド)、もしくはREITの投資比率が低いファンド(2位のクレディ・スイス世界4資産巧配分ファンドの8%)です。


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テーマ:投資信託 - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2008/06/22(日) 07:00:00|
  2. 年4〜6回分配のバランス型ファンドの状況
  3. | トラックバック:0
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年4回・年6回分配のバランス型ファンドの状況(08年5月版)

年4回、年6回:隔月分配型でのバランス型ファンドの状況を調べました。
対象ファンド(77本)のうち、年間分配金ベスト10のファンドの分配金、年間リターン(率)の状況を調べました。調査対象期間は2007年5月から2008年4月です。

<調査結果の要約>

1)年間分配金が最も多いバランス型ファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(2531円)(前回も1位)

2)半期の分配金が最も多いバランス型ファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(1230円)(前回も1位)
REITの投資比率が低めのファンド、国際債券の投資比率が高めのファンドが新規にランクイン

3)対象ファンドの年間リターン(率)は全て損失。
最も損失が少ないバランス型ファンドは、 BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(前回4位)
REITの投資比率が低いファンドは損失が少ない

1.年間分配金

※年間分配金総額が多い順に列挙
※年間リターン(率)はモーニングスターのデータを使用(年間の騰落率が試算のベース:詳細
※年間の決算回数は、NCドリーム 九州アジアファンド、GSエマージング・資産分散ファンドの2本が4回で、これ以外は全て6回
※4月の分配金での「外」は、4月が決算(分配)実施月ではないことを示す

順位運用会社投資信託名分配金前回差4月分配年間リターン
1BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド25310-2.8
2みずほ投信MHAM 6資産バランスファンド (六花選) 14000-17.2
3DIAMアセット世界6資産アクティブ・バランス・ファンド(キュービック・バランス)11200-14.4
4日興アセット日興アジア資産3分法10500-9.1
5日興アセット日興スリートップ10200-9.0
6ゴールドマンサックスGS エマージング・資産分散ファンド1000100100-8.9
6DIAMアセットDIAMパッシブ資産分散ファンド(三本の矢)10000-11.9
6住信アセット住信 世界ダブルハイインカム10000-6.7
7DIAMアセットDIAM世界6資産バランスファンド(フルコース)9000-17.6
8野村アセットマイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし) 8960-10.2

年間分配金が最も多いファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」(2531円)です(前回も1位)。NCドリーム 九州アジアファンドの投資比率は、100%株式(国内、国際)という堅調時に利益を得やすい仕様が好影響していると思います。ただし、本年になってからは市況が悪化したため、3月は無配となりました。

BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」の過去1年間の分配金は以下のとおりです。
 07年6月 1076円
 07年9月 225円
 07年12月 1230円
 08年3月 0円(無配)

<前回調査結果との比較>

ベスト10のファンドは前回調査と全て同じファンドです。
ベスト10のファンドのうち、4月に決算のあったファンドは、GSエマージング・資産分散ファンドだけです。このファンドは、4月が通算3回目の決算(分配)のため、4月分の分配金が年間分配金に加算されました。


<毎月分配型の分配金ベスト10との比較>

毎月分配型のバランス型ファンドと比較すると、平均値では、毎月分配型よりも少ないです。

 年4回、年6回分配  1位:2531円〜8位:896円  平均値1192円
 毎月分配       1位:2030円〜10位:900円 平均値1230円

 ※参考:バランス型ファンドの分配金ランキング(毎月分配型)

2.半期分配金

サブプライムローン問題の影響により、調査対象期間の前半(堅調)と後半(軟調)は相場が異なるので、最新6ヶ月(昨年11月〜本年4月)の分配金を対象に分配金ランキングをまとめてみました。

※以下の表中の「順/年」は、年間ランキングでの順位
※「順/年」での「外」は、年間ランキングにないファンド
※4月の分配金での「外」は、4月が決算(分配)実施月ではないことを示す

順位順/年運用会社投資信託名決算回数分配金
11BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド41230
2日興アセット日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)4380
3中央三井アセットモーニングスター グローバルバランスファンド(バイナリースター)6365
4三菱UFJ投信三菱UFJ 戦略資産分散ファンド4355
54日興アセット日興アジア資産3分法6300
5大和投資信託ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)6300
6大和投資信託ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)6270
73DIAMアセット世界6資産アクティブ・バランス・ファンド(キュービック・バランス)6260
7大和投資信託ダイワ・バランス3資産(3つの恵み)4260
86住信アセット住信 世界ダブルハイインカム6240
8三井住友アセットニュー・グローバル・バランス・ファンド6240
8三菱UFJ投信三菱UFJ 6資産バランスファンド6240
8野村アセット野村世界6資産分散投信(分配コース) 6240

年間ランキングのファンド9本が入替っています。年間ランキングと特に異なることは、年間順位に含まれた新興国投資のファンドが半期順位でも残り、それ以外の大半はランク外になりました。
また、新たにランクインしたファンドはサブプライムローン問題で最も悪影響が出る「REITの投資比率が低い(ない)ファンド」や、国際債券の投資比率が高いファンドが多いです。

1)半期ランキングで新たにランクインしたファンド

REITの投資比率の低いファンド、国際債券の投資比率が高いファンドが多いです。

 <REITの投資比率が低い(ない)ファンド>

 ・日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(ネクスト・スター)
  半期2位(年間30位 年間分配金380円)(REITなし)

 ・モーニングスター グローバルバランスファンド(バイナリースター)(REITなし)
  半期3位(年間13位 年間分配金750円)

 ・三菱UFJ 戦略資産分散ファンド(REITなし)
  半期4位(年間20位 年間分配金555円)

 ・ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)(REIT10%)
  半期5位(年間18位 年間分配金600円)

 ・ニュー・グローバル・バランス・ファンド(REIT10%)
  半期8位(年間15位 年間分配金680円)

 ・野村世界6資産分散投信(分配コース)(REIT10%)
  半期8位(年間26位 年間分配金450円)

 <国際債券の投資比率が高いファンド>

 ・ミルフィーユ(インカム重視ポートフォリオ)(国際債券70%)
  半期5位(年間18位 年間分配金600円)

 ・ダイワ世界資産分散ファンド(ライフハーモニー)(国際債券60%)
  半期6位(年間13位 年間分配金750円)

 ・三菱UFJ 6資産バランスファンド(債券60%)
  半期8位(年間19位 年間分配金560円)

 ・野村世界6資産分散投信(分配コース)(債券70%)
  半期8位(年間26位 年間分配金450円)

2)半期ランキングでランク外になった年間ランキングのファンド

REITの投資比率が比較的高いファンドが多いです。MHAM6資産バランスファンド(六花選)などREITや株式の投資比率が高いファンドの方が、半期順位が年間順位(年間分配金)よりも大幅に下がっています(以下、半期順位にそって列挙)。

 ・日興スリートップ
  半期10位(年間5位)。半期210円
  国際債券75%、国際株式25%

 ・GSエマージング・資産分散ファンド
  半期11位(年間6位)。半期200円
  株式50%、債券25%、コモディティ25%

 ・マイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし)
  半期12位(年間8位)。半期174円
  国際債券75%、株式25%

 ・DIAMパッシブ資産分散ファンド(三本の矢)
  半期13位(年間6位)。半期150円
  国際債券52%、国内株式25%、国際REIT22%

 ・MHAM6資産バランスファンド (六花選)
  半期15位(年間2位)。半期120円
  株式33%、REIT33%、債券33%

 ・DIAM世界6資産バランスファンド(フルコース)
  半期20位(年間7位)。半期75円
  債券33%、株式34%、REIT32%

3)前回調査結果との違い(半期ランキングでの比較)

・前回ランクイン・今回ランク外になったファンド

今回新たに対象となった4月の分配金が、前回対象となった10月の分配金に比べ減少したためです。

 ・GSエマージング・資産分散ファンド
  今回の半期順位11位(前回半期順位2位)
  今回の半期分配金200円(前回半期分配金900円)
  4月の分配金が100円(10月800円。700円減)
  株式50%、債券25%、コモディティ25%

・今回ランクイン・前回ランク外のファンド

以下の今回8位のファンドは、前回、分配金が減少したファンドの次点の順位にありましたが、今回ランク外になったファンドの分配金が減少したため、順位が繰り上がりました。

 ・住信 世界ダブルハイインカム
 ・ニュー・グローバル・バランス・ファンド
 ・三菱UFJ 6資産バランスファンド
 ・野村世界6資産分散投信(分配コース)

3.年間リターン(率)

 ※以下の表は年間リターン(率)が多い順(今回は損失が少ない順)
 ※順/分は、分配金ランキングでの順位

順位順/分運用会社投資信託名分配金4月分配年間リターン
11BNPパリバNCドリーム 九州アジアファンド2531-2.8
26住信アセット住信 世界ダブルハイインカム1000-6.7
36ゴールドマンサックスGSエマージング・資産分散ファンド1000100-8.9
45日興アセット日興スリートップ1020-9.0
54日興アセット日興アジア資産3分法1050-9.1
68野村アセットマイストーリー分配型(年6回)Bコース(為替ヘッジなし) 896-10.2
76DIAMアセットDIAMパッシブ資産分散ファンド(三本の矢)1000-11.9
83DIAMアセット世界6資産アクティブ・バランス・ファンド(キュービック・バランス)1120-14.4
92みずほ投信MHAM 6資産バランスファンド (六花選) 1400-17.2
107DIAMアセットDIAM世界6資産バランスファンド(フルコース)900-17.6

軟調のため、対象ファンドは全て利益がなく、損失になりました。
年間リターン(率)でみると、損失が最も少ないファンドは、BNPパリバ「NCドリーム 九州アジアファンド」です(前回4位)。
なお、年間分配金2位のMHAM6資産バランスファンド(六花選)は、年間リターン(率)では9位です。分配金は多い方ですが、元本の損失が多いことが影響したようです。

損失が少ないファンドのうちベスト4のファンドは、REITに投資していないファンドです。
損失が多いファンドは(9位、10位)は、REITの投資比率が高め(3分の1)のファンドです。


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  1. 2008/05/27(火) 07:00:00|
  2. 年4〜6回分配のバランス型ファンドの状況
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